
出張なので、いつもとは違う場所へ行くと楽しみなのが、地元の taxi 。
カラーリングや行灯の姿形も楽しみなんだが、車種も実に地方に行くと多彩で面白いモノだ。
名古屋と言えば、やはりトヨタのお膝元なので、駅のロータリーなどを見ると、まぁよくぞこれだけの コンフォート が集まったモンだと思うくらい コンフォート が集まっているが、意外にプリウスが少ない。
そして、最近全国でジワジワと増えている カムリ も街中で見る事ができた。
セダンは売れないと言われる昨今、ちゃんと造り込めば「売れる」という事を証明した「カムリ」。タクシーも増えつつある。
しかし、何と言ってもラッキーだったのが、「ミライ」のタクシーに接近遭遇できたことだ!!
最初に遠目に見えた時は、プリウスのPHVかと思った(笑)のだが、スグに 「ミライ」 だと分かって急いで後を追うと、近くのホテルに入ったので、歩道からエントランスギリギリまで寄って一枚撮影させてもらった。
ハナシをちょっと聞くと事が出来たのだが、さすがに流しで営業はしてなく、予約のみで走っているという、そして一台は ハイヤー として黒塗りで走っているとか・・・
知っている限りでは、都内で一度見たので都内には確実に居るだろうし、福岡にも走っているらしい。
航続距離や、例のリヤシートの間の巨大なアームレストは固定という事もあって、ある意味タクシーで使う場合は制約があるからかもしれない。
ミライのタクシーを眺めていると、意外や意外、ここ名古屋で シルフィー のタクシーに遭遇した!!
2016年末に販売が終わってしまった「ラティオ」。
こちらは、とりあえず小型セダンを輸入して売りましょうという 「ていたらく」 な思想も何もない、今の日産らしいクルマなんだが、こうしてタクシーとして使われているのを見ると、なんだか複雑な気持ちになってしまった。
新しい時代のクルマとして、トヨタが意地で作り続けている「ミライ」。
ちょっと、最近のEVの出来栄えと売れ行きを見ていると、価格やインフラの問題で苦戦しているが、クルマの未来を見据えている姿は、売れる売れない、酷いデザインをのぞいて立派だろう。
数は増えないだろうが、言い方は悪いが「客寄せパンダ」として、まだまだ ミライ のタクシーとしての意外な需要が増えるのではと感じている次第なのだ。
Posted at 2018/08/16 06:08:01 | |
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レアタクシー | クルマ