
1月の某日、銀座にある「NISSAN CROSSING」で公開されている「Nissan GT-R50 by Italdesign」を見に行った。
相変わらず大陸の人が多かったのだが、今回の「Nissan GT-R50 by Italdesign」は、そんな大陸の人に負けないくらい日本人が多かったのが印象的だった。
さてさて、一億円越えの超高級車をめったに見る事なんてできない!せっかくなのでゆっくりと見てゆこう。
「リキッドキネティックグレイ」と呼ばれるボディカラーに「エナジェティックシグマゴールド」のツゥートンが映えるエクステリアだ。
ベースカラーに「エナジェティックシグマゴールド」のアクセントが印象的だ。
フロント周りの造形と色遣いを見てみると、なるほど、あのクルマをオマージュしたというのが良く分かる。もちろん皆さんもピンっと来ているだろう。
そう、
1972年のモーターショウに出品された「スカイライン2000GT-R レーシングコンセプト」
1972年のモーターショウに出品された「スカイライン2000GT-R レーシングコンセプト」のオマージュだ。
フロント周りの造形が、まさにケンメリ・レーシングコンセプトしているではないか。
内装は、さすがにケンメリとは行かなかったようだが、ほぼ手が入れられており、カーボンベースにアルカンターラと皮の表皮が奢られていた。
内装もほぼ手が入れられておりオリヂナルとは大幅に異なる。
リヤの造形も実に、丸形テールもこんな造形ができるんだと驚くべくモノで、
筒状に成形され、あたかも戦闘機のジェットエンヂンのノズルの様だ。
筒状に成形され、内部にはスリット状のハイライトが走る。まるで、戦闘機のジェットエンヂンのノズルの様な立体的な造形になっている。さらにだ、実はCピラー後端から走行エアーを取り込み、本当にこのテールの内部を通り吐出させる構造になっていた。いやぁ凝った造りだ。
そんなテールランプの構造とデザインに見とれていたら、フト、リヤ周りの中心に違和感を覚えた。あっ!!
一見すると汚れの様だが、よ~く見るとエラク深い傷であることを発見。
汚れではなく「傷」じゃあないか!?という事で、ターンテーブルでもう一周した時に身を乗り出して確認すると結構深い傷だった。
実は最初からあったのではないかと思い、色々な媒体の画像を見たのだが、例えば、昨年の10月15日のマスコミへの発表会の時の画像を見ると、
Car Watch さんの画像を拝借しましたがこの段階で傷は無い様な・・・
で、拡大してもやっぱり無い・・・・・
やはり傷は存在しないようだ。
という事は、発表会の後、なんらかの要因でガリッとしたのだろうが、プロトタイプとは言え、ここまで傷をつけるとは一体。
一億がぁと思ったのは、きっとその場では僕だけだろうが非常に残念だ。
Posted at 2020/02/01 02:53:58 | |
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