
よいよ今年はオリンピックイヤー。
そんな中、東京2020公式アートポスター展が開催されていると聞き、C26を東に向かって走らせた。
場所は都内江東区にある 東京現代美術館 。R16を南下して東名にのり、首都高に入ったのだが、案の定、箱崎で渋滞に巻き込まれるも、ほぼ予定通りに到着。
このガラス張りの回廊がアートポスターの会場だ。
驚いたのは、とにかく観覧者が多くて並んだことだ、自分は10分程度だったが、そのあと 30分 待ちの案内が出ていた・・・・
ガラスの回廊の内側。僕は遅くまでいたので、その時点ではかなり入場者が減ってゆっくり観覧できるようになっていた。
アートポスターを見に来たのだが、折角なので常設と特別展全てを見る事にした。結果・・・・現代美術は難解だという事が分かった。(笑)
常設などなどを、ゆっくり見て回ったので三時間ほどかかったのだが、その頃には、アートポスターを展示しているエントランスも人が少なくなって、クルマ椅子の子供もゆったりとポスターを楽しめることになった。
気になったのが、やはり 野老朝雄 氏がデザインした東京2020オリンピックのエンブレムだ。
あの 組市松紋 が如何に数学的に書かれているかが分かる。これはオリンピックのエンブレム
こちらは パラリンピック のエンブレム。こちらも幾何学的な配置が美しい。
それぞれの模様が、どのような幾何で構成されているかが良く分かり機能美を感じるものだ。
今回の展示で、一番人手があったのが、やはりと言うかこれで、
YAWARA!、20世紀少年の原作者 浦沢 直樹 氏 の作品。人種不明ユニセックスの画が素晴らしい。
人種や男女の区別が不明な絵面が、オリンピックという多くの人種や国の選手が集まる祭典に相応しい。
僕がこのアート展で一番見て見たかったのが、
タイトル 「Higher than the Rainbow」 鳥海 連志 選手の躍動する姿が釘付けになってしまった!!
蜷川 実花 の 「Higher than the Rainbow」。
正直、彼女の作品は好きなものが少ないのだが、このポスターは、クルマ椅子バスケットの 鳥海 連志 選手の躍動感があふれ出ている作品だ。
手指にも障害があるのに、それを感じさせないプレーは何度か見たことがあるが、それを彷彿とさせる構図とフッと浮いたような躍動感がシンプルでありながらおおぉぉと思わせる迫力を感じるモノだ。
それぞれの作品の横には、作品の紹介などが掛かれたカードが置かれており、作品を眺めながら、そのカードを集めるのも楽しいのモノだ。
このアートポスター展は無料なので気軽に楽しめるのも良い事だろう。
東京2020公式アートポスター公式
https://tokyo2020.org/jp/games/artposter/
そうそう、ポスター展とは関係ないが現代美術館で感動したのが、
なんだか味気ないトイレが多いのだが、さすが美術館!タイル張りでアートしている。
多機能トイレだ。
なんだかというか味気ない雰囲気のトイレが多い中、さすが現代美術館、タイル張りの壁で模様もアートしている。まぁ使い勝手は少々難があったが、それを まぁいいかに代えてしまいそうな楽しい空間だった。
TV や新聞でも盛んに紹介されているが、やはり間近で観る迫力は何物にも代えられないモノがある。
それが無料で見られるというもの嬉しいモノだ。
よいよ開催まで間近となったオリンピック。オリンピックそのものも楽しめるが、こうしたプレイヴェントも、ぜひぜひ楽しめる幸せを感じる一日だった。
Posted at 2020/02/15 08:50:20 | |
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