
さてさて、リヤワイパーが水平待機位置だと、ワイパーに砂塵やゴミが溜まるし、少しは他所と違った雰囲気にしてみたいという、至極単純明快な気持ちから、リヤワイパーの倒立化を目論んだのだが、倒立位置で停止する時、どうせなら垂直に倒立させたいし、ワイパーの動作も面白くしたいと思い立ち、ちょっとひと手間かけたリヤワイパー倒立化を考えた。
倒立化の手順、ここからの作業の方法はネットでも、ちょっとくぐれば巨万と出てくるので、駆け足でUPしたい。
最初は、リヤワイパーを外す作業だ。
C26 の場合、リヤワイパーの根元のカヴァーを
其の壱 リヤワイパーの根元のカヴァーを開ける。
根元のカヴァーを開けると ナット が出てくるので、
リヤワイパーを固定しているナットを緩めるとワイパーが外せる。
そのナットを外せばリヤワイパーが外れる。
リヤワイパーが外れて駆動用のシャフトのみになる。
これで「表」側は終了。今度はリヤハッチを開けて、内張を外して、リヤワイパーを駆動するユニットを取り外す作業に。

リヤハッチの内張を外すと、リヤワイパーのある位置に、リヤワイパーを駆動するユニットが見えるようになるので、
これが、リヤワイパーを駆動するモーターとリンクが入ったユニットだ。ネジ3カ所でリヤハッチに固定。
ユニットを固定するネジ3カ所を緩めると、ユニットが取れる。
ユニットが外れたら、モーターを駆動させる電源ハーネスのコネクターとハーネスをユニットから取り外すと、リヤハッチから分離できる。
ユニットがリヤハッチから分離出来たら、リヤワイパーを駆動する、リンクが見えるようにユニットのカバーをネジ3カ所を緩めて、リンクが剥き出しになるようにする。
リヤワイパーを駆動するリンクがあらわに。改めて眺めると単純な構造だ。
カバーを外すと、リヤワイパーを可動させる白い「カムギヤ」と「リンクアーム(中間リンク)」、実際にリヤワイパーを駆動するシャフトの根元の「可動リンク」が露出する。
通常は画像の位置から「固定ピン」を抜いて180度反対のカムギヤの穴に挿すのだが、僕は敢えて、どちらとは言わないがひと穴ずらしてピンを挿しこんだ。
これが通常の180度側にピンを移動しただけだと、倒立したリヤワイパーは90度の位置ではなく110度くらいまで移動したところで止まってしまう。
180度ピンずらしでは、ワイパーは90度を越えた位置で倒立化してしまう・・。
どうせ倒立化するのなら、本当に効果的な位置である 90度 の位置に止めたいし、ワイパーが可動しているときは、フツウに動いているのだが、止まる時に、ちょっと変わったうごきをさせたくて、セレナのリヤワイパーの駆動ユニットは、ピンを挿しこむ位置が何カ所かに出来るようになっていたので、カムギヤの穴のP.C.D と、

中間リンクの長さ、可動リンクの長さからザっと計算すると、いやぁこれがこれが、ひと穴ずらすと、狙ったように90度の位置にワイパーが止まることが分かったのだ。
そこで、どちらとは言わないが(笑)ひと穴ずらしてユニットを元に戻した。
まぁ、ずらず穴を変えても、可動動作は同じだが、停止する時の動きが変わるだけなので、そこは、どんな動きをさせたいかで決めればいいと思う。
で、どうなったかと言うとは明日に。
Posted at 2020/04/11 14:30:50 | |
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