
普段は何気なくお店に入って、何気なく好きなモノ自由に食べているが、これがいざ クルマ椅子 での生活になると普通ではなくなってしまう事が多くある。
例えばラーメンを食べようと、人気のチェーン店以外に行くと、そこには入口が階段だったり、たったではあるが一段の階段があってクルマ椅子では入れない事が多くある。
仮に段差が無くても、入り口が狭くて・・・は日常茶飯事。
そんな中、自らも難病の ALS (筋萎縮性側索硬化症) と闘いながら、日ごろ、自由に外食できない障害のある子供たちにも、ラーメンを楽しんで欲しいとNPOを立ち上げて、
特定非営利活動法人チーム浅沼屋
https://www.facebook.com/npoteamasanumaya/
自分のお店に招待したり、施設に赴いて、ラーメンを作ったりと活動しているお店が相模原にある。そのお店の名前は
らーめん浅沼屋 だ。
横浜線の「淵野辺」と「矢部」駅の中間地点にある。周りに駐車場も多数あり
そんな
らーめん浅沼屋 から、ディサービス経由ではあるが、ご家族で食べに来て下さいと招待を受けた。
予報では 大雨 であったが、時々思い出したようにぽつりぽつりと降る程度でクルマ椅子の出し入れもスムーズ。
さすがに、近くに大きなスーパーがあるので、大通りには C26 を止められなかったが、
大通り側はクルマの通りが多いが、四つ角を曲がると殆どクルマの通りもなくスムーズにクルマ椅子を降ろせた。
四つ角にあるお店の角を曲がると、殆どクルマ通りもなくスムーズにクルマ椅子を降ろせた。
お店の入り口には、一段段差があるが、そこはお店やディサーヴィスの方がフォローしてくれて難なく入店。そして、三密を防ぐために、この日はお店を、そのディサーヴィスの名義で貸切にして、30分区切りで人数制限をして招待してくれた。
店内は、五人程度が座れるカウンターと、四人掛けのテーブルがふたつ、座敷が二つというこじんまりとした感じだ。
カミさんと子供は、王道の「醤油ラーメン(並)」をオーダー。
醤油ベースの魚介のスープと麺のマッチングが絶妙だった。
僕は折角来たのだからという事で、「特製塩(中)」を頼んだ。
大きめの甘目のシナチクに、箸で触るだけで崩れてしまうチャーシュー。魚介の風味も醤油より一層際立っていた。
魚介の風味と、醤油は絶妙なバランス、塩は、逆に魚介の風味が前面に押し出されていて「量」よりも「内容」でガツンっとした味わいだった。
フト何気なくカウンターの方を見ると、
なんと2012年に「メレンゲの気持ち」で石ちゃんが訪問していた!!
ホンジャマカの石塚さんのサインが!!当時「浅沼屋」さんは「鍋屋」さんだったらしい・・・・
この日は僕たち以外にもたくさんの子供たちが予約を入れていたのでゆったりとは行かなかったが、久々に家族で気兼ねなくラーメンを食べる事が出来たのはこの上なく幸せだった。
浅沼屋さんのメニュー。
ALS という難病と闘う浅沼さんと、その息子さんとスタッフの皆さん。貴重な時間を頂けたことに感謝です。
ありがとう。
ASL と闘う浅沼さんを紹介した記事。ぜひ、病魔との戦いにも頑張って欲しい。
Posted at 2020/09/21 14:29:07 | |
トラックバック(0) |
食べる | グルメ/料理