
それでなくとも、車高が高くて重心も高い NVHB 。
さらに追い打ちをかける様に、ウチのはハイルーフで車高が 2.3 m に達しようとしている。
街中の、ごくふつ~うの右左折だって、ちょっと元気よく曲がるとグラッと傾くし、これがハイスピードで、ちょっとしたコーナーなんぞに入ると、運転している僕は良いけど、後ろの住人はおおおぉぉっと悲鳴を上げる事になってしまう。
それに、横風や、ちょっと早いトラックが横を過ぎると、これも盛大に車体が揺れてしまうのには困ったモノで。
そこで登場するのが、足回りを固めるダンパーか
強化スタビライザー と言う事で、今回はお手軽な
強化スタビライザー に手を染めてみた。(笑)
ハイエースと比べ、NV のスタビライザーの種類は少なく、その中から僕は
RIM コーポレーション 強化スタビライザー を GET した。
RIM以外にも数社あるが、仕様などを見ると、NV用のスタビを作っているのは2社くらいしかないようだ。
問題は交換なんだが、スタビを固定しているネジが、恐ろしいくらいのトルクで締められており、どう考えてもウチにある工具じゃあ交換できそうもない・・・という事で、相模原市内にある、持込、歓迎という
井上自動車工業所 へ作業をお願いする事にした。
相模原市内の閑静な住宅地にある 井上自動車工業所 。典型的な街の修理工場なんだが、持ち込みも気持ちよく引き受けてくれる。
作業の状況を確認すると、ここ数日間は空きが無くらい状況で、来週末ならという事で、翌週末の土曜日の朝市でお願いした。
作業開始の日、朝から快晴で気持ちの良い青空が広がっていた。そんな青空の下 NVHB を
井上自動車工業所 へと滑り込ませた。
ピット内は、レストア中の初代キャロル他、満車だった。
僕より先客がいて、ここに住み着いている 猫 に会いに来たという、近所のおばあちゃんが一番乗りだった模様だ。(笑)
まずは、箱の中身を確認して、
紅色のスタビライザーに、強化スタビライザー用のブッシュが入っていた。
この日は天気が良かったので、ピット前の屋外でサクッと作業を進める事にした。
天気が良くて、日陰は心地よい風が吹いていたので、作業は屋外でサクッと。
純正のスタビライザーの様子。この画像はウチの庭で撮影したモノだ。
お手製のスロープに載せて、あっと言う間に純正のスタビライザーを取り外した。
交換前に純正のスタビライザーと
強化スタビライザー を並べて見ると、強化スタビライザーの方が当然ながら一回り半くらい太かった。
鮮やかな塗色も印象的だが、やはり太さが 一回り半 太いし、重さも重い。
取り外してしまえば、後は取り付けるだけで、せっかく鮮やかな塗色に塗られているので、傷が付かない様に養生をして、取り付けに入った。
地面敷かれたのが、お風呂用のバスマットと言うのが庶民的!?(笑)
取り外しも威力を発揮したが、こうした締め付けの場面には、インパクトが活躍して、あっと言う間に作業は終了した。
アッという間に作業は終了して、ほれほれ写真撮らないとって催促されてしまった。
作業時間は、旧車のハナシを散々しながら小一時間で、他で頼むより「凄く」遥かに安い金額で完了した。
さてさて、交換後のインプレッションなんだが、良く乗り心地は変わらないって言うけど、そんな訳は無くて、せっかくの独立懸架のフロントサスの動きがスタビライザーに規制されるのだから、どうしても細かいピッチングは増えてしまうのだが、その悪化の割合がいい塩梅で、悪化代より、左右のピッチングや、コーナリングのローリングが劇的に少なくなって実に快適なった。
フロントが締め上げられるのでアンダーが増えるのだが、それ以上にローリングが少なくなってコーナリングの姿勢が安定して、何より同乗者、後席の住人の頭が激しく動く事が無くなった。
リヤも、とう話もあるが、リヤは元々、リーフリヂットなので、要はリーフのバネレートを上げるか、ダンパーを締めあげればいいので、次の段階はダンパーかなとも思っている。
それも前期型は、ダンパーがザックスで、硬い柔いは別にして良い動きしてるんだけどなぁ。なんで後期以降はダメダメなKYBになったんだろうねぇ。
さてさて、次のNVHBの快適化は、あの部分の「自動化」かなぁと思っているのだが、それは・・・
Posted at 2022/07/10 13:43:09 | |
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NV White Base | クルマ