
今回の帰省に合わせて、子供はめいいっぱい「鉄分」の補給を楽しんでいるが、僕にも「鉄道」じゃないけど、小さい頃からの別の意味での「鉄分」の補給を楽しんでいる。
僕が小さなころは、まだ親父が生きていたから、よくドライヴに連れて行ってもらったモンだ。
我が家にあった、ブルーメタリックの ハコスカ GT-X に乗って、
画像は濃いグリーンだが、ウチにあったのは目の覚めるようなブルーメタリックのGT-X だった。
呉方面へ。
国道375号で、「広」方面に出て、そこから、細い海沿いの道を走って、「音戸大橋へ」。
今はバイパスができて、あっという間に呉まで行けるが、当時と同じルートで、「広」に出て、「呉高専」の横を通って、細い海沿いの道を走ると、しばらくしてパッと視界が開けて「音戸大橋」が現れる。
それまでの、クネクネとした狭い道路から、急に開けて真紅の「音戸大橋」が見えた瞬間は何とも言えないドキッとした感動がある。
これは倉橋島からなんだが、天気が良いと、瀬戸内海の海と空のブルーが映えて美しい。
今回は時間が少なかったので、眺めただけだったのだが、いつ見ても音戸大橋の真紅と、海と空とのコントラストは印象的なモンだ。
きっと、皆さんはご存じないだろうが、確かカープが優勝する前の年、昭和49年まで、音戸大橋は有料で、
僕が親父にドライヴに連れて行ってもらっていた当時、音戸大橋は有料だった。
自動車は ¥100 だか ¥120 が必要だった気がする。
音戸大橋から県道を呉方面に進んで、しばらくして現れるのが、海上自衛隊第1潜水隊群司令部真横の「アレイからすこじま」だ。
自衛隊の主要な施設が周りにあり、整備された公園から「潜水艦」が間近に見られる。(クリックで拡大)
いまでは「アレイからすこじま」な~んていうおしゃれな名前が付いているが、当時はそんな名前なんて微塵もなく、よく親父が
「ちょっと前まで、ここは 英国 だった」
というのがなぜか記憶に残っている。
桟橋の手前の公園からは、手を延ばせば届きそうな距離に潜水艦が見られる。(クリックで拡大)
僕は、ここが好きで、親父とのドライヴ以外にも何度も訪れて、潜水艦や色々な護衛艦を眺めるのが好きだった。
今回も、少しの時間だったが、キレイに整備され、たくさんの観光客がそぞろ歩きしている公園から、少しの時間、海を眺めて「鉄分」の補給をさせてもらった次第だ。
Posted at 2023/01/15 13:40:17 | |
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