徳小寺　無恒のブログ一覧

ご存知の方も多かろうが、今年の二月に「新名神高速道路」が開通した。

（「畿央まほろばハイウェイ」な～んていう愛称があったハズなんだが、今では　「Ｅ電」 と共に、それこそ「幻」の名前になってしまった事は内緒だが・・・閑話休題）

東名阪の亀山ＪＣＴから名神草津ＩＣまでの約５０Ｋｍのルートなんだが、今回の年末年始の帰省には使ってみようか？とも思っている。

最近の地図ソフトでルート検索を行うと必ず、ここを通るルートが選択されるし、確かに通常の「名神高速」よりも「距離」も「高速代金」も節約できるというのが非常に魅力的だ。

ただ、一度も走ったことが無いので、道路の具合や交通量などが分からず若干の心配も有るのだが、まずは使ってナンボだと思っている。

帰省･･･といえば、何年か前に降雪と事故が連続して発生して、通常だったら１２時間もあれば帰れるルートを３１時間もかけて帰った苦い経験を思い出す。

まったく、この時期、雪の心配をするのは当たり前で、そんな装備や準備をしないで長距離を移動しようという無神経な連中が多いのには毎年の事ながら呆れてしまう・・・

さてさて、今年も帰省のカウントダウンとなった。

どんなドラマがあるのか？

久々の長丁場の運転にワクワクの今日この頃なのである。

ある朝目が覚めると・・・

枕元に、某有名トイ・ショップの新聞折り込みチラシが置いてあった。

そこには、どう見ても見逃せないように、ある商品にデカデカと赤丸をしてあったのだが・・・

その商品こそ

トミカとプラレールの街セット
http://www.takaratomy.co.jp/products/plarail/tettei/set/08_11_pte/index.htm

であった！！

そして・・・・クリスマス・プレゼントとしてウチの子供にと相成った訳である。

内容は、プラレールとトミカが一緒になったというだけでなく、いやぁマニア垂涎のブルーペイントの「カートレイン北海道」に「ランエヴォ」まで付いてくる・・というのだから、大人の僕も欲しいと思ったが、子供の選択眼の高さも然ることながら、お値段もかなり、お高い一品であった。

それを、一生懸命に五歳の頭脳で組み立て、手持ちのトミカも並べて遊んでいるのだが、確かに街に出て、横断歩道の渡り方とか教えているのだが、クルマに乗っているだけで、どこでクルマが停止して、どう流れているか・・という事を理解しているのを、遊んでいる姿を見て手に取るように分かり面白いモノだ。

ちゃんと整然とクルマが並び、交差点や駐車場に入る時に「一旦停止」をする様子を見ていると、ちゃ～んと親がやっているのを見ているんだなぁ・・と思う反面、そこまで見ているんだ！という、これはちゃんとせねばならないな、と感じてしまった訳である。

親馬鹿と言われそうだが、こんなにちっちゃな事でも嬉しくもあり、自らの襟をとも思うものなのである。

「ユーザー」の心を掴め！

というのは古今東西、なんでもそうなんだが、最近感心したのがこの商品！

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そう！タレをジェル状！？にして、これまでの「タレ」を入れて、「マスタード」を入れて・・・の手間を省いた一品だ！

これなら「タレ」も全部使えて便利だし、容器も一つで済む・・・というモンだが、最初は必要なモノだけをつければイイという商品開発だったのが、作ってみれば、

タレを入れる袋がいらない
納豆と容器の間のフィルムもいらない

とエコであることも分かって、実際に発売すると、そちらの方で評価されたという良例である。

まぁ・・実際には、納豆ヘヴィーユーザーである徳小寺　無恒としては、マスタードが無いのが残念だし、納豆を混ぜる時も三角形の容器形状では、思いきり混ぜにくい・・・という「負」の部分もあるのだが、さすがにエコ時代には逆らえず、最近はこの納豆を愛食しているという次第だ。

こうした造り手にとって「二次的」なモンを評価されるというのは、嬉しい様なそうでないような感想かもしれないが、それが時流にのってしまえば、主流になってしまうという良い例かもしれないだろう。。。

最近、富に増えて来たのが「デザイン・バーコード」。

ずい分と色々な商品で目にするようになった。

バーコードなんだが、意外にその真相は知られておらず、その構成は基本的に「二桁」の国番号と、「五桁」のメーカー番号、あとは商品の個別番号でできており、「JANメーカー・コード利用手引」を入手し、それに基づいて申請すればまずは「メーカー・コード」がもらえるという算段だ！

そのバーコードも登場以来ずいぶん時間が経過して、どんな商品にも「バーコード」が付いているのはイイケド、パッケージ全体のデザインが、バーコードで台無し・・・なんていう事を感じていたら、やはり同じことを考える人がいるモンで、そのバーコードの特性を十二分に理解して、それをデザインの一つにしてしまおう！という事が流行りだした・・という感じだろう。

それにしても、単純な縦棒の集まりなのに、その不利を微塵も感じさせない面白いデザインの「バーコード」が増えて、見た目にも楽しい物が多い。

これから、またどんなデザインのバーコードがでるか楽しみだ。

またまた新聞ネタだが、過去一年に新車を購入したユーザーにアンケートを取った結果が公表されていた。

一位は不変の「購入金額」で、二位にはそれまで５位以下だった「燃費」がど～んとランクインしている。

クルマが売れない・・・という御時世、この結果を見るだけでも、如何に「実用」が重視されているかが良く分かるような気がする。

それなのに、よせばいいのに「豪華な室内」をウリに小型車を売ろうとするメーカーがあるのだから困ったものだ。

極論でいえば、外見が良くて、燃費が良く、維持費が安いクルマが売れる・・・というのが悲しいかな今の現実で、これじゃあますますクルマが「白物家電化」してしまうという危惧も強ち間違いでないような気がする。

しかしクルマをそんな方向に持っていったのもクルマを造ったメーカーそのもので、入念なマーケッティングとやらで前記したキーワードでクルマを作り続けたモンだから似たり寄ったりのクルマばかりが作られるようになって、そうなると品揃えがたくさんあって、その時点での流行りをバッチリ取り入れたクルマが揃ったメーカー・・・そう、来期赤字に転落すると大騒ぎされているメーカーに人気が集まるのも無理かなぬ事となる訳だ。

しかし、多くのユーザーは本当に「白物家電化」したクルマを欲しているのだろうか？

選択肢が無い・・・

だから今はこんな結果になるんだと僕は信じていたいのだが・・・

よいよ、景気という逆行にも曝されてしまったクルマ。

ここでもう一度クルマの存在を見つめなおす良い時期かもしれないと僕は思っている。

来年が勝負！？かもしれない。。。