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徳小寺 無恒のブログ一覧

2009年02月14日 イイね!

磁気 ナビのご先祖様 其の弐 ドライヴガイドシステムを知っているか!?

磁気 ナビのご先祖様 其の弐 ドライヴガイドシステムを知っているか!?もはや付いて当たり前になりつつある「ナヴィゲーション」。

そのご先祖様のハナシを以前したが、

元祖 今のナビゲーションの元祖はホンダ!?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/7287205/

まだまだ衛星を利用しようなんて夢にも思わなかった時代、前出のホンダの「エレクトロ・ジャイロゲーター」は、ジャイロを使ってクルマの進む向きや移動量を感知して地図上に示すというものだったが、当時、もうひとつの方法として注目されていたのが「地磁気」だ。

(もう、これ以外だったら、星を見ながらの六文儀しかないだろう・・・閑話休題)

それを利用した、ナヴィゲーションのご先祖様が R30スカイライン にオプション設定された「ドライヴガイドシステム」だ!

地磁気を感知する「方位センサー」がトランクの左側に鎮座し、スイッチを入れて起動すると、ニョキっと丸棒が伸びて来るというものだった。
さらに、これは知られていない「丸秘装備」なんだが、「方位センサー」が伸びると、トランクと「方位センサー」がぶつからないように、トランクオープナーが使えなくなる・・・という機能があった。。。

システムはしごく簡単で、まずは地図を用意して、出発地から目的地の距離と方向を調べ入力するというものだった。

とにかくホンダの「エレクトロ・ジャイロゲータ」もそうだが、まずは地図を用意する事と、確実に地図を読める知識が必要だったのだ。

ホンダ方式は、まぁ現代のナヴィみたいに、セルロイドの地図を光の点がトレースするモノだったが、スカイラインの「ドライヴ・ガイドシステム」は、大体の目的地までの残距離(数値ではなくバーグラフの加減)と、大体の向きを矢印で指し示すものだった。

端的に言えば、助手席で地図を読む人が居て、右だ左、もう少し・・・というのを機械でやっていると思えば良いだろう。

問題は「地磁気」を利用している事。

カタログでは、たいして誤差が無いように言っているが、いやはや、当時、このシステムをテストした雑誌を読み返すと、どれもあまり芳しくないレポートばかりであった。。。

鉄橋の下をくぐったり、地下街が張巡らされている都市部では、どんどん表示が怪しくなって、中には十数キロも誤差が出たケースもあった。。。

果たせるかな、このシステムもあっと言う間に消えてしまい、現代の様にGPSを利用したナヴィの登場は、1983年に「三菱電機」が、第25回東京モーターショーに出品するまで待たなければならなかったのだが。。。

対話型のクルマ・・・・

まさにスカイライン、いや櫻井眞一郎 氏ならではの発想だが、まだまだ技術がその意欲について行かなかったというのが真実だろう。

結局は実用的ではなかったが、ホンダの方式にしろ、この「ドライヴ・ガイドシステム」の登場が無かったら、もっと現代のナヴィの登場は遅くなっていたに違いない。

その証として、日本の自動車技術240選 に選ばれている。

ドライブガイドシステム(スカイラインR30搭載)
http://www.jsae.or.jp/autotech/data/7-2.html

何事も最初が肝心・・・という事で、ぜひナヴィを見るときには、ホンダの 「エレクトロ・ジャイロゲーター」 と、スカイラインの 「ドライヴ・ガイド・システム」を思い出して欲しいと思うのだ。




Posted at 2009/02/14 18:39:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | ナヴィゲーション | クルマ
2009年02月13日 イイね!

改変 JISマークが変わったのを知ってました!?

改変 JISマークが変わったのを知ってました!?多くの人が一度は目にした事のある「マーク」の代表と言えば、意外に「JISマーク」では無いだろうか?

学生時代の「鉛筆」、「シャーペンの芯のケース」、「消しゴム」だってマーキングされたモンがあったけ。。。

大人になっても、クルマを弄る工具で、シッカリとしていたものには、ちゃ~んと「JISマーク」があった筈だ。

実は、その懐かしい「JISマーク」が4年くらい前から変わっていたのをご存知だろうか?

まぁ改変の内容は、置いておいて、新しいJISのマークは確かに洗練されたけどインパクトは。。。

以前のJISのマークはといえば、それを見ると何故か



古いマツダのメーカー・シンボルを思い出してしまうのは僕だけ!?だろうか。。

僕は仕事柄、こうした改変の数々の情報を得易いのだが、普通の人たちには、目にするけど縁がねぇ・・・ということで変わった事なんて意外に知らないのが実情だろう。

こうして慣れ親しんだものが、ヒトツ消えてしまったのは寂しいものだ。。。







Posted at 2009/02/14 01:09:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2009年02月12日 イイね!

角包 ドア・エッヂ・モールをつけたみた。

角包 ドア・エッヂ・モールをつけたみた。何故か回りまわって、ヤックの「ドアモール」が僕の手元にやって来た。

実は、以前からX-Carのドアの重さには手を焼いており、僕は良いのだが、家族のドアの開け閉めには結構気をつけていた。

何かの拍子に他の車にドアを接触する可能性は100%無いと言い切れないし、無論、壁などにドアを当ててしまい自分のクルマにキズを付けるのもイヤで、ドア・エッヂ・モールを買おうかとも思っていたが、何分、純正のモンときたらエラク高価で購入を躊躇っていた・・・というのが本音であった。

そこへ彗星の如く、このドアモールがやって来たというので、渉りに船という次第で、早速装着したという次第だ。



そういえば、僕の歴代のクルマたちにも、ちゃんと装着されており、

U13ブルーバードの時は、ブラックの純正を



U14ブルーバードの時は、フロントにクロームの「プロテクター(日産用語ですな・・・閑話休題)」を装着していたので、クロームのを装着していた。



装着だが・・・この手の樹脂製品の取り付けには最悪の「冬」、「気温」が低いという事で、さらに丸まってパッケージに入っているものだから、真っ直ぐにならない・・・

そこで熱湯をバケツに入れて、長さを決めると、切断し、切断したモールをその熱湯の中に入れて、柔らかくなったところで、エイ!とドアに装着した。

汎用品なんで、プレスラインの部分などあやふやなところが出来てしまったが、まぁ遠目にみればヨシといいう事で作業を終えた。

このクルマに、ドアエッヂなんて・・という向きもあるだろうが、前記しように「傷つけたくないし、キズを付けられたくない」という事で装着したと言う次第だ。

しかし・・・S30の240Zの時の様に、汎用品でも車種別にフィットする安価なモンはないだろうか?と思った事も事実だ。

後は耐久性だ。

色あせとかなければいいのだが・・・それはまた長い目で見て行こうと思う。
Posted at 2009/02/12 02:02:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | X-Car | クルマ
2009年02月10日 イイね!

青橙 LEDが余ったもので・・・

青橙 LEDが余ったもので・・・クルマネタから大いに逸れてしまうがご勘弁を。。。

LIMITED号で散々弄り倒したメーターの照明の残党とも言えるLEDが山の様にあるのだが、

到達 ようやくLED常時点燈メーター完成!
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1802320/

さすがにX-CARではそこまで照明を弄ろうと思わず、残ったLEDをどうしたものか?と悩んでいたのだが、思わず週末の足であるスクーターのメーターにLEDを入れてみよう・・・と思い立ったと言う次第だ。

しかもスズキ「アドレスV100」のメーターも、どこからか入手してしまい、それをベースにJOGのメータ換装大作戦と相成った。

しかし・・・有名なハナシとは言え、スズキとヤマハのスクーターのメーターが完全に(配線の処理は必要だが)互換性があるというのは驚きだ。
しかも 0.05L と 0.1L のスクーターなのに、フロントホイールの径が同じというのも 「いとをかし」 である。

そして完成したのがTOPの画像で、ブルーとアンバーのFluxLEDで今回作ってみたが、さすがに狭いスペースなので、一部光量が多過ぎるところがあるのはご愛嬌である。

昼間はなかなか確認できないのだが、週末の夜、密かにスクーターに乗る楽しみが増えたという次第なのである。。

Posted at 2009/02/10 00:45:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | LED | 趣味
2009年02月09日 イイね!

支柱 R30スカイラインの秘密!?一本スポークスティアリングのスカイラインって?

支柱 R30スカイラインの秘密!?一本スポークスティアリングのスカイラインって?スカイライン

その名を聞くだけで胸トキメクのは何故だろうか?

二代目S54-1がポルシェと競った残影の為。
50勝以上の勝ち星を挙げたハコスカの勇姿。
美しい日本の景色を巡ったCMのケンメリ。

「エリーゼのために」をアレンジしたCMが印象的だったR31。

上げれば数数え切れない、スカイラインの思い出と印象的なシーンが次々と脳裏を過ぎる。

僕自身も、本当に短い期間だったが、美しいブルーのメタリックのC10ハコスカの4ドア2000GT-Xと過ごした時があった。
木目のインパネに多眼式のメータ、コンソールボックスから生えた5速のミッション。。。そのどれもが、子供心にも誇らしく、雄雄しく見えたものだった。

徳輝 ハコスカGT-X 忘れえぬ一台
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/752851/

その中でR30というクルマは、設計者「櫻井眞一郎 氏」に言わせれば 「原点回帰」 のスカイラインだったという。

大きく、ラグジュアリーな姿に進化し続けたスカイラインを、まずスタイリングから、その源流であるC10ハコスカに求めシェイプアップしたものだったという。

後にR34が、R30のスタイリングにエクステリア・デザインの源流を模索したと言うから歴史は面白いものである。

そのR30だが、振り返って見ると色々と面白い事があったと思う。例えばだ、レースのイメージの強いスカイラインにあって、国際的なラリーに打って出たりもした。

足跡 R30スカイラインRS アクアポリスに散る!
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/217268/

それぞれの代で、数多くの秘話やエピソードが溢れんばかりのスカイラインだが、R30もそういった意味では話題に事欠かないクルマだった。
意外に知られていないのが、初期型に存在した「一本スポーク」のスティアリング・ホイールだろう。



R30スカイラインのグレードは単純明快だった。

GT、TIのモノ・グレードに、中位グレードの「L付き」(GT-E・Lなどなど)、そして俗に言う旦那仕様の「X付き」(GT-E・Xなどなど)、スポーティグレードの「S付き」モデルの三本立てだった。

その旦那仕様に用意されたのが「一本スポーク」であった。

「一本スポーク」と言えば、初代ギャランΛを想い出す方も多いだろうが、

一本 さて国産初の一本スポークスティアリングは!?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/11303224/

R30にも実は「一本スポーク」が存在したのだ。

面白いのは、スカイラインは元々「大衆車」から派生しました・・・という具合ではないのだろうが、モノ・グレードにはビニール・レザーのシートに「二本スポーク・スティアリング」、メーターにはデカイ「時計」というのもあり、



スティアリング・ホイールで言えば、モノ・グレードの「二本」、旦那仕様の「一本」、スポーティ・グレードの「三本」と、ワン・ツゥー・スリー全てのスティアリング・スポークが揃っていたのがR30だった・・・という面白い現象があったのだ。

しかし今見返すと、R30はシンプルで美しいスタイリングだった・・・と感じる。

さて次ぎはどんなR30が出てくるのだろうか?





Posted at 2009/02/10 00:06:51 | コメント(8) | トラックバック(0) | スカイライン | クルマ

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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