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徳小寺 無恒のブログ一覧

2009年06月06日 イイね!

積載 自転車を載せてバスは行く!?

積載 自転車を載せてバスは行く!?各地で「サイクル&バスライド」が盛んに行われているが、神奈川県内でも実証試験が行われている。
そして、さらに進んだ!??方式として 「自転車積載バス」 の実証試験が三月末から行われている事を知っているだろうか?

神奈川中央交通の湘南地域で行われているのだが、

バスと自転車のコラボレーション…前面に自転車を載せられる路線バスを運行!
http://www.kanachu.co.jp/newsinfo/pdf/release20090226.pdf

最初は、こちら方面だけあるのかと思っていたのだが、いやはや、調べて見ると全国に色々な形があることを知った。

面白いのは、前橋市の方式。

なんと室内に積載する方式で、さらに無料というのが嬉しい。

じゃぁタクシーでもあるんじゃないか?と冗談半分で調べると・・・

ありました!

出雲一畑交通
http://www.kanachu.co.jp/newsinfo/pdf/release20090226.pdf

こちらも積載無料で利用できる。

便利な乗り物自転車だが、イザ色々な交通手段と組み合わせようとすると、意外に不便だったりするが、これなら・・・と思った次第だ。

ただバスの場合、積載数が限られるので本当に普及するのか?

そう考えると、地方路線で「前橋方式」が良かったりして・・・

さて「自転車積載バス」と「タクシー」の行方は?。。。。。


Posted at 2009/06/06 21:39:29 | コメント(4) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース
2009年06月05日 イイね!

黒塗 DATSUNラリーカラーの意味。

黒塗 DATSUNラリーカラーの意味。DATSUNのワークスカラーとして一躍有名になったのが、真紅のボディカラーと「艶消し黒」のボンネットカラーだ。

どうして、ボンネットを艶消しの黒で塗るようになったか?

難波靖治 氏の著書「栄光へのラリー5000キロ」を読み返してみると、面白い記述があった。

以下著書より引用

 私たちは、アフリカの強い太陽をいっぱいに受けて走っていた。目に見えるところ、どこも強烈な光が溢れていた。
 人間の疲れが、目から入ってくるものだという事を、自分で体験したのは、この時である。強い光は、ドライヴァーを、いっぺんに疲れさせてしまうのだ。
 そこで私たちは、運転席から目に入るもので、光るものがまったく無いように工夫した。メッキしてある部分や、ボディのように”艶”のある部分を、全て”艶”消しの黒という特別な塗料で塗り潰してしまったのである。

 すると、大変目が楽になり身体の疲れも少なくなった。その代わり、今度はちょっとでも光るものがると、気になる様になった。
 スピードメーター針の取り付け部のメッキとか、飾りビスの頭、バックミラーの枠やワイパーなどである。そこで私たちは、ビス一本に至るまで、注意して”艶”消しを行った。


という次第なのである。さらにメーターの形状についても、

 (艶消し黒塗装と共に)また、それらと一緒に、丸型のものが一番目を疲れさせない、という事も分かった
 (中略)
 (疲労させない見易さを追及した)それは、このような面で一番進んでいる飛行機の操縦席を見ても分る。飛行機のメーターは、全て丸型でメーター盤は黒一色、針や目盛りは”艶”消し白色だ。人間が一番見やすく、正確に見える様に設計してある訳である。


経験に基づいた「艶消し黒」のボンネット。

決して物真似では無い、日本人の知恵だったのだ。


Posted at 2009/06/05 13:41:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2009年06月03日 イイね!

蛸足 足りないサーヴィスカーどうするDATSUN!

蛸足 足りないサーヴィスカーどうするDATSUN!近代のラリーを闘うには、サーヴィスを如何に充実させるかが重要だ。

限られた予算で、最小限のサーヴィスカーと人員で対応するのはどうしたらよいか?

かつてはサーヴィスに必要な工具、部品、油脂類を運ぶ為にトラックを使っていたが、それでは「足」が遅く、結果としてサーヴィスカーの台数を増やす事になっていた。

1970年のDATSUNは9台のサーヴィスカーを用意したが内容は、移動の速度を上げる為にDATSUN1600SSS「7台」、セドリック・ヴァン「2台」であった。

さて、そこに詰まれる荷物を上げてみると、

タイア     5本
ガソリン10L缶 15本

工具類、交換部品、サーヴィス隊3人、その持ち物・・・と考えると、セドリック・ヴァンは兎も角、セダンのDATSUN1600SSSに、必要な部品類を全て積み込むのはかなり無理である事は明白な事実だ。

ルーフラックを最大限に活用しても厳しい。

サーヴィス隊員から難波へ悲鳴にも似た声が次々に飛んだ。

「ネジ一本無くてもリタイアしてしまうというのに、どうするんだ!!」

そんな声に難波は冷静に答えた。

「サーヴィスカーも 1g でも軽くして移動速度を上げる!ガソリンとタイヤを基本として最低限の部品しか積まない」
「ラリーカーが部品を必要とした時は、1600SSSサーヴィスカーより部品を取り外してラリーカーにサーヴィスする。」

隊員たちは、その言葉にハッとした!!サーヴィスカーに採用された1600SSSは単純なSSSではなく、ラリーカーと全く同じ仕様になっていた事を思い出したのだ。
それは単純に移動速度を上げる為・・・と思っていたのだが。。。



難波は言葉を続けた。
「サーヴィスカーもラリーカーも同じ仕様だ。ラリーカーが必要な部品はサーヴィスカーから、くれてやればいいじゃあないか」

名付けて 「蛸足作戦だ」

「蛸は食べ物が無く、生命の危険が迫った時は、自分の足を食べて命を繋ぐ。そして食べ物が手に入ると、めいいっぱい食べて、足を再生するのだ。」

「ラリーカーに部品を与えても、サーヴィスカーは100%の力は出なくなるが、それこそ何とかできるものだ。ラリーカーに時間的余裕は無いが、サーヴィスカーには時間ができた時に修理できる余裕がある。まさに 蛸足 と同じ訳だ。」

少ない台数で、他のメーカー、ライヴァルより少ない荷物で信じられない速度で移動するDATSUNチームは、大いに恐れられた。しかも、何処へ言ってもDATSUNのシャツを来た人間がコースに立っている!!

丸首 史上最強の心理作戦!1970年サファリの秘策とは!?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/13516404/

事実を知らなければ、それはある意味恐怖以外でもなく、恐ろしく緻密な心理作戦となりDATSUNを勝利に導いたのだ。

とかくマシンの戦闘力ばかりが強調されがちな中、難波は巧みな心理戦でも勝利したのだった。

省みて現代のラリーは・・・資金力の有無で語られる状況は正常なのだろうか?

40年前のDATSUNを振り返った時、何かが足りないと思うのは僕だけではないと思うのだ。

それは、何もラリーばかりではない、レースでも、いやクルマを売るという行為でさえ、何かを考えさせてくれるハズだ。

510ブルのしたたかさとは、マシンの優秀性だけでなく、こうした知力が有った事も記憶にとどめて欲しいものだ。




Posted at 2009/06/04 00:37:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | ブルーバード | クルマ

プロフィール

「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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