
日本各地で、猛烈な寒波の来襲と、積雪のニュースが乱れ飛んでいたが、幸いなことに、寒い事には寒いが、雪もなく、快晴に恵まれた日曜日の午後。
毎年恒例の「とんど」が行われるというので、今年も馳せ参じた。
広島では「とんど」、こちら相模原では「どんど」、そのほかにも各地で言い方が違うようで「左義長」という言い方も多いらしい。
ウチの自治会の「とんど」の会場は、まさに住宅地の中にあって、煙や降灰の問題もあるのだが、幸いなことに会場の周りの家々が好意的に捉えてくれており、毎年、多くの人が集まって来る。
毎年多くの人が集まって、こうして「とんど」ができるのは、周りの人たちの理解があってこそなのだ。
そうした近隣への理解だけでなく、自分も自治会の役員だったので、その近隣への気の使い方はかなりのモノだった。
しめ縄や、正月飾り、書初めなどを燃やすのだが、そこにプラスチックなどの石油製品が無いように最新の注意を払う。黒煙が出たりして近所迷惑にならないよう、そして石油製品が燃える炎で餅は焼きたくないだろう。(笑)
そして、小さな公園なので、運営のやり方にも工夫を凝らして、たくさんの人が、平等にスムーズに参加できるように行っている。
例えば、「とんど」と言えば、竹の先に、お餅を挿して、「とんど」の火で炙って、元気に一年を過ごせるように、焼いた餅食べるのだが、そのお持ちの配り方や、焼いた後の竹の回収も、
狭い公園でも、スムーズにたくさんの人に「とんど」を楽しんで貰えるように、運営のやり方も工夫している。
とにかく順番制にして、一通り焼けたら次のグループ、また次のグループと分けて、お餅の刺さった竹竿も、配布する場所と、回収する場所を明確化して、一方方向に人が流れる様にして混乱が無いようにしている。
と前置きが長くなってしまったが、やっぱり家族で、お餅を「とんど」で焼いている時間は実に楽しいモノである。
上手く人の流れをコントロールしているので、密集していなく老若男女が「とんど」を楽しめている。
焼く人の、人数を管理しているので、人が密集してなく、比較的ラクラクと「とんど」を楽しめている様子が分かるだろう。
小さな子供や、お年寄り、身体に不自由な人でも安全に楽しめるという次第だ。
さてさて、「とんど歴50年」の僕の、お餅の焼け具合は・・・・
焦げすぎもなく、実に美味く(上手く)、外は微妙にカリカリに、中はシットリにだ!
外は微妙にお焦げができ、中はシットリという次第だ。
大きな声では言えないが、お餅を秘かに3回も焼いたことは内緒に願いたい。(笑)
これで、また1年元気に頑張れそうだ。
Posted at 2017/01/16 02:55:38 | |
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