
これだけ「ソーシャルディスタンス」とか、自宅待機、テレワークとあらゆる手段を講じているのに、まだまだ コロナ の感染は終息のめどさえ立っていない。
そりゃそうだろう、会社に行くのを制限しても、ゴルフに行ったり、湘南・江の島に大挙して家族で押し寄せたり、公園だったら広い空間なんで大丈夫だろうとストレス発散とばかりにテントを出して家族で押し寄せている様子を見ると、こりゃ一年どころか何年経ってもコロナシンドロームは終わらないんじゃないかって感じている。
ここで緊急事態宣言解除の 5/6 を境に、元に戻したら、もっと酷い状態になるんじゃないかとも思っている。
そんな中でも、規制対象外の スーパー などに行くと、実に涙ぐましい努力や工夫がされている。
ウチも、家族総出の買い物は 厳に控えて 、それも意地でも一週間に一度に回数を抑えて、行くときは相応の覚悟で一人だけで行くようにしている。
今回は僕の番で、市内のスーパーに 沖田十三 の決意をもって潜入したのだが、最初は屋外の駐車場に C26 を止め、エスカレータで降りようとすると、
「間隔を開けて」ではなく「5段あけて」と言うのが的確な表現で関心。
「5段あけて」という看板が設置されていた。
これが今までなら「間隔をあけて」と抽象的だったのだが、効果とかの現実問題は別にして、数値化で誰もが分かりやすく工夫されていると感心した。
途中、中間階の売り場を見てみると、
レジにはソーシャルディスタンス確保のラインと飛沫感染防止のビニールカーテンが・・
レジには、ソーシャルディスタンス確保のレジ待ち位置を明示するラインと、まぁ効果の程は別にして飛沫感染防止のビニールカーテンが、もはや当然の様に設置されていた。
ふと、店内の奥を見るとエラク暗い。なんでだろうと近づいてみると、
まさに「火が消えたような」という表現があてはまるゲームコーナの臨時休業の様。あの賑わいが嘘のようだ。
いつもは家族連れや子供たちで賑わっていた ゲームコーナー が臨時休業。たしかに、このご時世、できるだけ子供を外界の感染リスクを冒してまで外出しようなんて、核家族化や色々な理由があっても、なんとかして、そうならない様にしている最中なので致し方ないのは分かるが、ここが稼働していないだけで、そのフロアーの活気までが減衰してしまうとは実感してみなければ分からなかったモノだ。
火の消えたようなゲームコーナーを横目にエスカレータを降りて、メインの食材の買い出しをして、レジに並ぶと、当然ココでも、
もちろん食材売り場のレジも、ソーシャルディスタンス対策のラインが引かれて、それに従って並ぶようになっていた。
ソーシャルディスタンス確保のために、並ぶ位置にラインが引かれており、レジ前に行くと、
件の飛沫感染防止のビニールカーテンが・・その横には混雑防止を呼び掛ける時間差買い物のお願いのポスターが・・
飛沫感染防止のビニールカーテンが置かれて、さらに混雑防止のために、時間差で買い物をを呼び掛けるポスターが印象的だった。
レジを終えて、通路のその先には 「フードコート」 があるのだが、まぁ、そこに至る通路には、
まるでテロ最中の様な、テーブルとイスのバリケードが事の緊急性を物語っているようだ。
フードコートに置かれている、テーブルとイスで強固な、そして、慌ただしく見栄えを無視したバリケードで入れない様に隔離されていた。
普通、こうしたスーパーでは、見栄えも考えて、もう少しスマートな遮蔽方法を取るのだが、よほど急で確実に隔離したかったのだろう、慌ただしさと急ごしらえな感じがさらに「緊急性」を感じさせるモノであった。
さすがに1週間分の買い物となると量も量なので、エレベータを利用したのだが、庫内に入ると イエロークロスライン が引かれていた。
エレベータ外には説明が無かったので、最初は何の意味があるか分からなかったのだが・・
これが最初は、エレベータ外に何の説明が無かったので、何を意味するのか分からなかったのだが、庫内に入って壁を見ると、
エレベータ定員4人は流石に言い難かったのだろう。外にはこの表示が無かった。
定員を「4人」にする為の目安のテーピングだと書いてあったが、これがエレベータの外には表示が無く、入ってからでないと分からないのでは実効性はとも思ったが、現実的に「4人」という定員をお願いするのは店側の葛藤があったに違いないと、後から何となく理由付けが出来たような気になった。
免疫も無い新型のウィルスで、思った以上に感染力が高く、流行当初の「若い人は」とか「10代は」大丈夫の様なマスコミの誤った報道で、仮に症状が出なくとも キャリア として高齢者に感染させてしまう、そうした若年層でも感染して、かなり危篤な状況になる事が分かった現代。
いかに人と人との接触を減らすか、子供たちに感染させないかを考えれば、ストレスが溜まって可哀そうだなんて無責任な事は言えないと僕は思うのだ。
クルマの乗っていれば大丈夫だろう。海岸や公園だったら開放的でソーシャルディスタンスが取れるだろうと勝手に解釈した結果がこう。自分中心の考え方が生み出した渋滞。
もはや、どこだって、誰だって感染するリスクを考えれば、スーパーやホームセンター、公園だって残念ながら安全とは言えない状況になってしまった。
子供や家族が屋内に居て、辛そうな顔を見るのは本当に忍び難いのだが、ここで「我慢」しなければ逆に「不幸」をもたらすし、早期終息なんて望めないと感じてならないのだ。
今回、買い出しに行ったスーパーも、色々と手立てを考えているが、そうした努力も一人一人の「我慢」が無ければ何の意味もないと改めて感じた次第なのだ。
Posted at 2020/04/22 18:38:22 | |
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