『新潟車両センター見学会2020』 の当日がやって来た。新潟の天気予報は「雨」だったので、クルマ椅子用の レインコート に、大きめのと、車両基地内の移動に邪魔にならない小さめの「傘」を C26 に放り込んだ。
午後からの開始だったのだが、道中で朝食をとる事にして、念の為に早目に家を出て新潟へと向かった。
僕はなんたって、20年以上新潟に住んでいたので、ちょっとした帰省気分だ。さらに新潟駅すぐそばにも住んでいた事もあったので、実に懐かしく、移動の最中も、ここを通ってここでと頭の中でルートを選ぶことがすごく楽しかった。
毎日、待機する デーゼルカー のエンヂン音で目覚め、駅に行き来する人の波を見ながら過ごしたのが懐かしいモノだ。
途中、越後川口SA で、遅い朝食を取って、再び新潟駅を目指した。雲模様は怪しいが雨が降る様な気配はまだなかった。新潟亀田ICを降りて、スピードパスが利用できるGSに C26 を入れて、早目のガスチャージをした。
そこから、南口に移動して、パーキングに入った。ここはネットなどで、福祉車両専用の駐車スペースアリと自慢げに謳っていたが、やはり本当の福祉車両では、まったく使い物にならない代物であった。
大概の「福祉車両用」と呼ばれる駐車場は使えない。リヤのリフトを通路に出さなければクルマ椅子の出し入れができないからだ。実情を知らない駐車業者の自己満足が今の「福祉車両用」の駐車場の現実だ。
後ろから突っ込むと、クルマと駐車場の間隔が狭くリフトを降ろせない。頭から突っ込んだ場合は、車路の半分をリフトが使ってしまうので実に危険なのだ。
駐車スペース背後は1mも余裕が無く、リフトを降ろすには頭から突っ込んで車路にリフトを降ろすのだが・・・車路の半分を使うので危険極まりない。
そこで、駐車場の一番上の階まで上がって、利用車が少ない一番端に頭から突っ込んで車路にリフトを降ろしてクルマ椅子を降ろした。
相模原市の某市営駐車場みたいに、本当に使える「福祉車両」の駐車スペースって何時になったら増えるのだろうかねぇ。
これこそ国土交通省が提唱する本当の「福祉車両用駐車場」。前後左右に余裕があってリフトを降ろしても余裕がある。
高い階数からエレベータで降りて、何年かぶりの新潟駅へと家族で進んだ。駐車場からの移動は、途中エレベータもあり実に快適に移動できた。
西口から東口への移動は、通路が狭く通行する人が多かったので、クルマ椅子で移動するにはちょっと大変だった。
途中、クルマ椅子対応のトイレを利用したのだが、設備は古いけど中は広く、洗面台の高さもクルマ椅子で使うのにも問題なくスムーズに使えたのはありがたかった。
トイレも障がい者用と言いながら、狭くて車イスが身動きできない、洗面台が高くて車イスだと手が届かない、低すぎて車イスが洗面台下に入らず手が届かない所が多い中、さすが県庁所在地のメインステーションの面目躍如といった感じで使い勝手が良かった。
恒例の「駅スタンプ」を捺印。最近は改札口で駅員さんに言わなければ捺印できないところもあるのだが、新潟駅は改札外にあって気軽に捺印できた。
トイレを済ませ、東口に移動して、
『新潟車両センター見学会2020』の受付を済ませ、少し時間があったので東口の新幹線改札近くで「駅スタンプ」を見つけたので恒例のスタンプ捺印。
最近、増えてきたが、まだまだ用意の少ない捺印用の「用紙」まで用意されていて実に細かい心遣いだ。
多くの駅ではスタンプはあれど台紙が無くて・・・僕は名刺の裏にスタンピングしている。
スタンプを押した後、家族で本日のスタートである新潟駅9番ホームへと向かった。
新潟車両センター見学会2020 新潟車両基地見学会 JR東日本 駅スタンプ
Posted at 2020/12/22 07:36:04 | |
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