2010年06月10日
クルマが売れないのは何故か? その1
クルマが売れないと云われる様になってから、かなりの時間が経過している。
昨年に比較すればクルマの販売台数は伸びているようだが、それはリーマンショック後の急激な販売落ち込みと比較しての話。
販売台数の移動平均を見れば、明らかに減少傾向ですね。
何故、クルマが売れないのか? ちょっと考えてみました。
一般的には、下記の様な理由になるのではないかと思います。
魅力的なクルマがない!
景気が悪くてクルマを買う資金を準備できない!
乗っているクルマの調子が良い!
クルマの必要性を感じない(都市部に多い)
バブル経済の頃までは、クルマの性能は著しく向上し、新モデルは、確実に旧モデルよりも性能アップしてきたでしょう。 新モデルはいつも魅力的だったのです。
クルマの大きさにしても、旧モデルよりも広く、大きく、余裕がある設計で購買意欲を掻き立ててくれました。
しかし、もう「飽和状態」なんですよね。
新モデルを見ても、(自分が今乗っている)旧モデルと比較しても、外観の違い以外に目新しさがない事が多いです。 しかも新モデルがカッコイイとは限らない。
またメーカの違うクルマを見ても外観にアイデンティティを感じられず、どれも同じクルマに見える。
メーカ色が消えてしまい、どのクルマも同じ。
それなら、今のクルマの調子も良いし、新しいクルマを買うための過剰予算もないから、現状のままで良いやって事になるのでしょう。
また、若い世代のクルマ離れも進んでますよね。
都市部だと公共交通機関が発達している事もあり、クルマの必要性を感じない事もあるでしょう。 実際問題、平日昼間に23区内を移動するなら、公共交通機関を使った方が確実に早く移動出来ますからね。クルマを買う予算に関しても携帯電話などの費用に取られてしまい、とてもクルマに回す事なんて出来ないのでしょう。
何たって、都内で駐車場を1台借りるには、年間20~60万位の費用が掛かりますからね。
でも、果たしてコレが全てなんでしょうか?
私自身の事も考えて、他の視点から考えてみたいです。
つづく
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Posted at
2010/06/10 04:56:08
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