Ｂｏｘｔｅｒのすべて．．．

本屋で見つけて．．．買ってしまいました。

もちろん本体じゃないですよ。　あくまで本（雑誌）です。

諸々と問題があるけど、やっぱり気になる一台なんですよねぇ～


この 「○○○のすべて」 シリーズは、
　　　気になるクルマがあると買ってはいるのですが、
この本を買ったクルマは．．．
　　　一度も購入した事がないというジンクスもありますけどね（笑）

内容は、通常の雑誌以上にボクスターを持ち上げた内容でした。
ちょっと嫌気がさすくらいに露骨に褒めまくってます。

唯一、福野礼一郎氏のみが、冷静に９８１と９８７の違いを説明しているかな？
その福野氏であっても、通常よりも甘めの口調ですから、
やはり何かしらのオフレは出ているんでしょうかねぇ。

福野氏の言葉で印象的だったのは、次の一文
「新型９８１は、底知れぬ可能性の凄さに興奮するものの、まだまだ一年生だという感じがある。
　新設計の実力は、こんなものではないだろう。」

この文章は、９８１型ボクスターがまだセッティング不足である事を暗に説いていると理解しました。

実際、私が試乗した９８１型ボクスターも、
　　９９１型９１１カレラと比較すると、各部が荒削りな印象です。

誤解を恐れずに書くとするならば．．．
”わざと煮詰めを甘くして９１１カレラとの差を意図的に作っている”
印象がありました。

”ボクスターは、９１１を越えちゃイケナイ”
というポルシェ社の考えが具現化しているんじゃないですかね。