ＧＴＩの長距離安定性に惚れ直す．．．

1000kmを越えるロングランを実施した事で、GTIの長距離巡航性能に惚れ直しました～。

直進安定性の高さは、駆動方式ＦＦならではのモノ。
ケイマンやエリーゼなどのミッドシップリアドライブでは、この安定感の高さは有得ません。

これは、ミッドシップ車を否定するものではないですが．．．
ロングドライブには、ＦＦや４ＷＤなどのようにフロントを駆動する方式が優れていますね。
もちろん、ＦＦであってもリアサスがリジッドでも、この安定感は得られないでしょう。

フロントタイヤでクルマ全体を引っ張り、リアのマルチリンクサスが路面をしっかり捉えているのがステアリングを通してドライバーに伝わってきます。
高速巡航って、「ただ真っ直ぐ走るだけでしょ！」　って云う人が居ますが、
クルマにとって真っ直ぐ走るのは苦手な分野なんですよね。
ＧＴＩは、そのクルマにとって苦手な分野をしっかり克服しています。

1080kmの全行程で腰痛については全くなし。
これはＧＴＩの標準シートが優れているからでしょう。
（但し800kmを越えたあたりから肩こりが激しくなりましたけどね）

低圧ターボエンジンは、１７００回転から最大トルクを発揮してくれるので、
高速巡航時は、その最大トルクのバンドでクルマを走らせる事が出来ます。
つまり、どんな状況からでも不足ない加速と加速感を得られるので、これも疲労低減に役立っていると思います。


ケイマンを購入した事で、高速巡航にはケイマンで対応し、ＧＴＩをシティコミューターもしくはＳＵＶ系に変更しようかとも考えていましたが、このＧＴＩの性能を見せ付けられると再考する必要がありそうです。
少なくとも３名以上で長距離移動をする機会があるうちは、ＧＴＩは手放せないかな。