
ケイマンの指定オイルは、ポルシェ社認証オイル(Porsche A40)です。
粘度等級は、写真のように3種類があります。
P世田谷で使っているのは、この中の5W-50でした。
もちろんポルシェ社が認証したオイルですし、ケイマンに使っても全く問題ないです。
だけど私は、このオイルを嫌った訳ですね(爆)
理由は、マルチグレードの粘度域が広すぎるからです。
粘度域を広げるためには、高分子ポリマーを使うのが一般的ですが、このポリマーは劣化すると当初の粘度が維持出来なくなるんですよね。つまり新油の時は、5W-50の粘度であっても劣化が進むと、5W-30とかの粘度になってしまうのです。
そして更に劣化が進むとスラッジの元となります。
余談ですが、私がこれをM君から教わりました(笑)
M君は、昔トラストF2オイルが好きで使っていたのですが、5W-50 と15W-50 の性能差に愕然とした事があるようです。
その結果、5W-50 オイルには抵抗感が強いみたいです。
私は、そんな理由からオイルは、ノンポリマーを好んで使ってきました。
最終的にエリーゼには、エステル系のASHオイルに行き着いた訳です。
当然のようにGTIにもケイマンにもASHのエステル系ノンポリマーを使う事を考えました。
だけど最近の欧州車には認証オイル制度ってぇのがあるんですよ。
上に書いたポルシェ認証のPorsche A40であったり、VW認証の504がそれになります。
最新のエンジンには、この認証基準を満たしたオイルを使うのがベストという考えですし、
少なくとも購入したクルマがメーカ保証内にある内は、この認証オイルを使う事にしました。
(この理由については書くと更に長くなるので別の機会にします。)
話を元に戻すとですね。
ケイマンには、上記3種類から選ぶ必要に迫られました。
ポリマーの使用量が最も少ないと思われる 5W-40 が私の希望でした。
しかし、P世田谷では、5W-50 しかチョイスできないので、オイル交換を断念したのでした。
そして、その足で向かったアデナゥさんでも使用オイルについて確認しました。
事前にアデナゥさんには、モービル1 0W-40 があるのは確認済みでした。
あとは、私の希望である 5W-40 が在庫しているのであればベストだったわけです。
しかし残念な事にアデナゥさんでは、0W-40 しか在庫していませんでしたので、3秒考えてそれに決断した訳です(笑)
最初に書いたように、どのオイルもポルシェ社の認証をクリアしているので問題はありません。
あとはクルマ趣味人として自分をどれだけ納得させられるかでしたので、実害は無いんですけどね。
長くなったので続きは、また次回書きます。
てか、また便所の落書きにウンチク野郎って書かれるかな(爆)
ブログ一覧 |
ケイマン | 日記
Posted at
2014/07/28 00:15:51