
昨日に引き続きSKYACTIVネタを続けます。
久々に自己満足ネタだから、興味が無い人は読み飛ばして下さいねー(笑)
昨日のネタは、SKYACTIV-Gは、低速トルクが小さいから不満だって書きました。
が、決してSKYACTIVをディスるつもりはありません。
むしろ内燃機関に拘り突き進めようとする姿勢に敬服しますに応援したいと思ってます。
SKYACTIVは、効率で云えば、ダウンサイジングターボを凌ぎます。
単位燃料あたりでは、出力は高いはずです。
でも昨日のブログに書いたように、トルクでは、ダウンサイジングターボが圧倒的に有利。
なぜか? そもそもの燃料が足りない。
それはつまり排気量が小さすぎるからでしょう。
1.4Lターボであれば、ブーストを1.0程度まで上げれば、理論上2.8L NAクラスのトルクが出ます。
損失を考慮しても2.5L NA 程度のトルクは出しているでしょう。
過給気で無理やり押し込んでますから当然ですよね。
しかし、SKYACTIVE-G 2.0は、2.0L NAよりも若干トルクが上回る程度です。
しかも、SKYACTIV-Gは、バルブ制御でアトキンソンサイクルを積極利用しているので、排気量は2.0Lであっても、吸気量は、2.0L未満になる領域が多いです。
SKYACTIV-G 2.0は、見かけ上の排気量は大きくても、実質的な吸気量が1.4Lダウンサイジングターボよりも遥かに小さいワケですね。
吸気量で比較すると、パワー/トルクでSKYACTIVは圧倒的に不利な条件です。
個人的な意見ですが、マツダは、SKYACTIV-G 2.0の排気量を2.5L程度にしたいんじゃないかと思ってます。
そうれば、1.4Lターボと互角以上の勝負が出来る。
パワー/トルクが同じで、レスポンスと燃費に優れるエンジンになるんじゃないか? なぜなら効率では、SKYACTIVが遥かに優れているのだから。
でも、それが出来ない。 なぜか?
それは、日本では排気量で自動車税が決まってしまうからに他ならない。
1.4Lターボは、自動車税が1.5Lクラスに分類されるにも関わらず、
同等のパワー/トルクを絞りだすSKYACTIVエンジンを2.5Lで作ってしまうと、自動車税は、2.5Lクラスになってしまう。
マツダSKYACTIVの敵は、ハイブリッドでもEVでもなく、日本の税法でしょうねぇ。
日本の自動車税は、いつ見直されるのでしょう?
このままじゃマツダさんが可愛そうだ!
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クルマ見聞/試乗レポート | 日記
Posted at
2019/10/10 00:00:01