次期戦闘機を購入検討の一環でバリデーションを実施しました。
現在、借りている駐車場のパレットサイズは、車幅1950mmまではOK
仮にマクラーレンを購入する場合、車幅は1930mm程度
パレット幅の実測値は、2000mmなので70mm程度の余裕があるはず。
しかし、これはあくまでスペック上なので...
実際に入るのかどうかは別問題。
考えただけでは判らないので、実際に試してみました。
ご協力は、マクラーレン東京さんです。
で、トップ写真の通りで、きっちりパレットに収まりました。
めでたし、めでたし...ではないのです(汗)
パレットには収まったものの、全てがOKではありませんでした。
ある程度想定してましたが、以下の3点ほど課題が残りました。
1.パレットの左右に余裕が少ない。
2.上段パレットにディヘドラルドアが干渉する。
3.パレットの耳部分にディヘドラルドアが干渉する。
課題1.パレットの左右に余裕が少ない
これは事前に判っていた事ですが、やはりパレットの左右に余裕がありません。
ホイールを擦りそうで怖いですね。
左右均等にパレットに入れれば、まだ良いのですが少しでも斜めになると片側のホイールがパレットの耳に接触しそうです。
課題2.上段パレットにディヘドラルドアが干渉する。
ディヘドラルドアは、開けた状態だと約2000mmの高さが必要です。
上段パレットまでの高さは1850mm程度しかありません。
これも事前に想定は、していたのですが、正直想定よりも悪い結果ででした。
なぜなら上段パレットに最初にあたるのがドア本体ではなく...
サイドウィンドウなんですよねぇ(汗)
これじゃ、無造作にドアを開けるとガラスが割れちゃいます(滝汗)
課題3.パレットの耳部分にディヘドラルドアが干渉する。
機械式駐車パレットには、両サイドに耳があります。
この耳の部分は約150mmの高さがあるのですが、ここにディヘドラルドアの下端が接触します。
駐車時に反対側に寄せれば大丈夫ではあるのですが、寄せ方が甘いとドアがぶつかります(汗)
あとフロントリフターを使えば、干渉は防げます。

しかし、リフターを常時使用したまま(上げたまま)にすると、ちょっと問題あるそうです。
リフターは油圧で制御しているのですが、油圧が動作ラインに掛りっぱなしになると故障の原因となるらしいのです(オイル漏れ等)
ですので、別に対策を立てる必要がありますね。
上記の3点が課題として残りましたが、なんとかパレットに収まり、乗降りが出来る事は確認出来たので良かったと思います。
今回の件で、やはり机上の確認だけでは判らない事が多いですね。
バリデーションを実施してみて良かったです。
対策は、ボチボチ考える事にします。
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マクラーレン | 日記
Posted at
2021/03/21 06:15:14