
久しぶりにM君ネタ投入です。
M君は、90年代にSW20型MR-2でサーキット走行を楽しんでいました。
パワーアップ系にそれほど興味を示さなかったM君ですが、
ある事をキッカケに
モア パワー! という気分になったようです。
それは某所でのパワーチェックが原因でした。
M君の乗っていたSW20はⅡ型なので、
カタログスペックでは、225ps です。
しかし、シャシダイから出力された結果は...
なんと、200psに届いていなかったのでした。
当時、トヨタ車にアリがちな、カタログ馬力の上方修正だったのかは判りませんが、
兎に角パワーが出ていなかったのです。
しかも、シャシダイの場合は、
かなり甘めの(大きめの)数値を出す事が知られていましたので、
実パワーは、
180ps 程度だったのかも知れません。
この時、M君は...
「筑波で10秒を切れないのは、このパワーが無いのが原因だ!」
と、またしても自分のウデを棚上げした結論を導きだしたのでした(爆)
そして、お約束のようにブーストコントローラを装着したわけです。
ブーストコントローラは、ブリッツのT-SBCだったかな?
SW20の純正ブースト圧は、0.65~0.70㎏f/cm2でしたが、
これを、
ロー・ブースト時に 0.80㎏f/cm2
ハイ・ブースト時に 1.00㎏f/cm2
に設定しました。
更にスクランブルモード(30秒だったっけ?)時は、1.10㎏f/cm2 まで上げていました。
ECUも当然ながら変更済みでしたので、
この引き上げたブースト圧は、M君にとっては安全な領域だと考えていたのでした。
安全とは、ブローしないって意味ですよ。 走りが安全だったかはご想像にお任せします(汗)
が、しかし、but....
悲劇は、早々に訪れたのでした。
つづく...
Posted at 2012/05/24 18:27:55 | |
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