
この記事は、
スズキ、ワゴンRをフルモデルチェンジについて書いています。
先月末からだったろうか、TVで、「今度は発電...」みたいなCMが流れていたので気にはなっていたんですよね。
何だろうと思っていたら、新型ワゴンRの事だったんですね。
”今度は発電” なんて云っているから、エンジンで電気を作って、それでモータを駆動するのかと思っていたのですが、どうやらエネルギー回生システムなんですね。
もっと目新しいモノを期待していたので、少々残念です。
だけど、そのエネルギー回生システムとしては、一歩先に行ったのかな?
ハイブリッドでは無いけど、リチウムイオンバッテリーを搭載して積極的に減速エネルギーを使おうとしてますからね。
減速時にアクセルを離した時に燃料カットを実施するのは、従来技術ですが、
ブレーキと連動して13km/h以下の速度だとアイドリングストップするそうです。
従来の燃料カットは、エンジン回転数が一定以下になると、作動しません。
その理由は、エンジン回転が一定以下(4気筒エンジンだと1400回転位)になると、燃料カット状態だとエンジン回転がスムーズで無くなりエンストする可能性があるからです。
そこを逆手に取って、エンストするくらいなら止めてしまうと考えたんでしょう。
もしそうなら、この発想は素晴らしいと思いますね。 (実際の処は、知りませんけどね)
ブレーキと連動しているので、いわゆるコースティング状態だと燃料カットされないのが少々残念ではありますが、新たな考え方として歓迎したいです。
また、アイドリングストップ中に、エアコンが停止し送風状態になった時に、蓄冷材を通した冷風を室内に送ることで車室内の温度上昇を抑制する機構(エコクール)も、装備されたようです。
従来技術だとエアコン使用時は、室内の温度上昇やバッテリ負荷の関係で、夏場はアイドリングストップしないケースがありましたから、これも興味深い技術ですね。
日本の軽自動車は、どんどん進化してますね。
日本独自規格ですが、これからも頑張って欲しいです。
最後、1点気になった事について書きますね。
それは、軽量化です。 ゴルフ7が100kg減量化という事で驚きましたが、
ワゴンRも70kgの軽量化との事です。
車体重量比を考えると、ワゴンRの方が減量比?は高いですよね。
ゴルフ7の時にも書きましたが、技術進化により軽量化しているのならば、大歓迎なんですが、
燃費の為に無理やり実施しているとしたら、それは歓迎出来ないですね。
ボディ剛性の低下や、衝突安全性のダウンって事もありますからね。
兎に角、この新型ワゴンRには非常に興味があります。
久しぶりにワゴンRにも試乗してみたくなりましたよ!
Posted at 2012/09/08 07:39:30 | |
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クルマ見聞/試乗レポート | 日記