
Think Blue. Challenge 2012. の反省会を兼ねて練習会を開催しました。
5本走行して、データを取ったので考察してみます。
燃費に影響するファクターは、多数あるのですが、
今回は敢えてドラテクではなく、気温(吸気温度)にスポットを当ててみたいです。
今回は、国内決勝時よりも、かなり条件が良かったようで高記録になってます。
まず、自宅からお台場まで向かう途中の燃費が
16.7km/ℓ =>
17.5km/ℓ に向上しました。
因みに前回は、エアコンOFFに対して、今回はエアコンONですから大幅な向上です。
走り方は、ほぼ同じだったと思います。
次に1回目の走行ですが、
17.6km/ℓ でした。
これは、10.15モード燃費が13km/ℓのGTIとしては、かなり良い数値がです。
そして2回目の走行では、本日ベストの
19.4km/ℓ を記録
車種は違えど、決勝優勝記録を上回る燃費に驚かされました。
10.15モード燃費
18.4km/ℓ のパサートよりも、
10.15モード燃費
13.0km/ℓ のGTIが上回ったんですからね。
その後の4回目、5回目も、それぞれ、
18.7km/ℓ、
17.7km/ℓ となり、
そこそこの高燃費です。
4回の平均は、
18.3km/ℓ となりました。
前回とは何が違うのか? 好条件は何なのか? を考えました。
そうそれがスポットを当てた、
気温(吸気温度)なんです。
と云うか、それ以外のファクターを見つけ難いです。
走り方の違いや、シグナルストップ回数の違いは、あれど全体の数値向上の原因としては、
気温(吸気温度)が、一番可能性があると考えて間違いないと思います。
気温(吸気温度)が上がると、当然ながら空気は膨張して密度が薄くなるので、空燃比を適切にするために燃料噴射量を減らしているので、結果的に燃費が良くなるのでしょう。
決勝当日の、気温とこの日では約5℃気温が違っていました。
この気温5℃の差が、吸気温度をどれだけ引き上げたかは判りませんが、おそらく10℃以上は引き上げたんじゃないでしょうかね。
吸気温度と空燃比を常時モニターしたくなりました(汗)
また興味深いのは...
5回目(自主練なしの人は3回目)の走行では、
軒並み燃費がダウンしているという事です。
私の記録だと5回目の走行時が、一番気温が高かった(28.5℃)です。
ここまで気温が上がると、吸気温度が上がり過ぎて、エンジンパワーをロスしてしまい、
結果的にアクセル開度が上がってしまったのはないでしょうか?
確かにドライバーの感覚としても5回目は、パワー感が無かったように記憶してます。
スロットル開度もモニターしたくなりました(滝汗)
Think Blue. Challenge 2012のまとめ で...
ゼロ発進加速時の燃費向上が今後のカギとしましたが、正直判らなくなってきました。
外気温、クルマの個体差、ECUプログラムの違い、6速と7速...
それらのドライバースキル以外の外的要因のファクターが大き過ぎるようです。
こりゃ燃費競技は、相当奥が深いですね。
次回は、そんな外的要因を切り離してドライビングの考察をアップ予定です。
Posted at 2012/10/01 00:04:53 | |
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