
MP4-12Cネタが続きます。
これが心臓部となる、3.8L V8 ツインターボエンジン
日産のブロックを使ってマクラーレンとリカルドが共同開発したみたいですね。
意外とショートストロークなエンジンなので、許容回転数は高いです。
最高出力を7000rpmで発生するものの、許容回転数は、8500rpmだとか。
あれだけのパワーを誇るターボエンジンなのに、この回転数まで回せるとはね。
凄いとしか言い様がないです。
エンジンパワーは、600ps/7000rpm(2013年モデルからは625ps)
エンジントルクは、600Nm/3000-7000rpm
写真だと判りづらいですが、ターボチャージャーは、左右に一基づつあります。
エギゾーストからタービンへ直接繋がっています。
とてもエキマニなんて呼べなくて、直接繋がっているの表現が正しいかと...
タービンからは、キャタライザーを通ってサイレンサーに導かれています。
そうそう、このサイレンサー部分だけをインコネルで作ったオプションがあるそうです。
エギゾーストサウンドが違うんだとか...
でね、私が一番気に入ったのは、エンジン出力でもトルクでもなくて、この搭載位置の低さ。
横に写っているタイヤの位置と比べて欲しいんですけど、タイヤよりも低い位置にエンジンがマウントされているんですよね~!
この低さからも判るように当然んがらドライサンプですね。
7速ツインクラッチミッションは、エンジン後方にマウントされています。
GTIのDSGでも、その変速速度が早いので驚いたのですが、このツインクラッチは更に速いです。
たぶん911のツインクラッチよりも変速スピードが速い(気がする)ので、
私が知る限り世界で一番変速速度が早いツインクラッチミッションですね。
Posted at 2012/12/11 21:09:07 | |
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クルマ見聞/試乗レポート | 日記