
この2年間で、エリーゼのリフレッシュを進めていますが、
クルマやパーツの性能って新車(新品)時が、一番高いという事を再実感しています。
稼動パーツなどは、当然ながら ”慣らし” が必要ではあるのですが、その必要性もだいぶ少なくなってきていますね。
以前は、新車から10000kmくらい走ったところが性能のピークで、
そこから徐々に落ちていくみたいな事を云われてましたが、
最近のクルマ(この10年)は、500kmくらい走ったところが性能のピークな気がします。
特にタイヤ、ブッシュ、マウント、油脂類に関しては、
製造時がピークで、後は乗っても乗らなくても時間経過と共に劣化していくと言っても過言ではないんじゃないかと思います。
そうなるとですね、それらのパーツを変更した際のインプレッションするのも注意が必要ですね。
純正品から純正品に交換したとしても、その違いを歴然と感じるのです。
これが、アフター品だとどうなるでしょうか?
「この新しいパーツは、素晴らしい! 今までのパーツはダメダメだ~!」
って書かれる事が多いんじゃないかな。
でも、ちょっと待って欲しい。
その ”その今まで使ってきた純正品 は、長年使ってきて ”劣化” しているんじゃないですか?
その ”劣化した純正品” と ”新品のアフターパーツ” で比較しちゃ可愛そうってもんでしょ。
「純正パーツは、ダメ! このアフター品は、素晴らしく良い」
なんてインプレを目にする事がありますが、両方とも新品時の性能と比較して欲しいですよねぇ。
新品パーツへの交換直後に比べちゃ不公平だと思います。
判り易いのが、オイル交換の際に新しいブランドや種類のオイルを使った際でしょうか。
劣化したオイルと新品のオイルを比較されたら、今まで頑張ってくれたオイルに申し訳ないよね。
あとは、タイヤかな。
長年風雨 や 気温変化に耐えてきているので、その性能劣化は当然ですからね。
Posted at 2012/12/27 07:32:53 | |
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