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アウディＡ４とＡ５の中古価格は、ずっとウォッチしています。
以前もブログで書いたけどＡ５は、タマ数が少ないのか、現行モデルの中古価格は、６００諭吉以上をキープしています。
ネット上で検索するとクアトロだと５～６台が市場に出ている程度です。


それに対してＡ４は、そこそこ台数が流通しています。
アバント・クアトロでもかなり安くなってます。
夏頃に、Ａ４アバントクアトロがかなり安い価格で市場に出ていました。

この個体は、最終的には、420諭吉程度まで値下げされてから売れたようです。
まぁ、不人気色の”赤” だった事も要因なんでしょうね。

ところが、最近は、またまた価格が下落していて、遂には人気色の”白”　でも400諭吉を切る個体も出てきています。
新車登録から1年半で、ここまで落ちるとはねー。

価格下落の原因は、新車値引きなのは間違いないですね。
新車の販売価格（定価ではない）が、中古市場価格を決めるのですから。


年末になると、どの輸入車販売店も前年よりも台数を減らしたくない故に、自己登録を実施して上辺の販売対数を増やします。
これが中古車市場に流れる事で、新車価格が下がるという悪循環。


このスパイラルを見ていると、新車で買うメリットって何なんだろうと思う。

好みの仕様を作れるのが一番のメリットだと思うのですが．．．
近年どのメーカもインポーターが仕入れた ”つるし” での販売が増えています。
つまり、新車であっても自分好みにカスタマイズしたクルマを買うケースは少ないのです。

これじゃ、まずます新車を買うメリットがないよね。

インポーターや販売店は、購買層に対して、”新車を買うメリット” を訴求する必要があります。

しかし、それが出来ているインポーターって、超高級車だけかもですね。