
2004 年の走り始めに、ツインリンク茂木で開催される「トライザサーキット」に参加しました。
いつものように(?)言い訳がましい日記となっていますがご勘弁下さい。
1/12 早朝
写真は、茂木へ出発前に撮影しました。 全員レーシングスーツを着こんで準備万端です。
当日は前回の日記でお伝えした割烹旅館 ふるうち にて6時に起床! 天気は良いけどすこぶる寒い!
これだけ気温が低ければエンジンにも優しいからタイムでるかなぁ~なんて考えながら朝食を取ります。
割烹旅館 ふるうち の朝食は、夕食に引けを取らないくらい 豪華!
私の普段の夕食より豪華です(笑) 写真がないのが残念ですが、ご飯がいわゆる銀シャリで素晴らしい輝きでした。
ロードコース到着
ロードコースに到着すると、参加者がかなり集まっていました。今日の本陣として(?)ピット後の駐車スペースを陣取ります。
今回のトライザサーキットは、その開始以来初めてとなる、50 台× 3 クラス 計 150 台のフルグリッド開催です。
いつもは、空いているコース上も混雑が予想されます。 年明け早々、他車との接触、スピンアウトしないように慎重に走らないといけないと心に決めた瞬間でもありました。
1本目走行
いよいよ 2004 年の走り始めです。茂木は、ドノーマルのエリーゼで 2 回だけしか走った事がありません。しかも、現在のエリーゼの仕様では、初走行になります。
本日の目標は、24 秒台です。
コースインして直ぐに感じたのですが、タイヤが全くグリップしてくれないんです(泣)
ちょっと大袈裟かも知れませんが、まるでアイスバーンの上を走っているような感じです。 路面温度が低いからかなぁ~! そのうち暖まるかなぁ~なんて考えながら走行を続けたのですが、タイヤは一向にグリップしてくれませんでした。
どれ位グリップしないかと云うと、Sタイヤを装着しているのに、ブレーキングポイントがラジアルの時より手前だと言えば判ってもらえるでしょうか?
結局、1 本目の走行はタイヤがグリップする前に終わってしまいました(大泣)
タイムは、あまり言いたくもない 2'30.08 です。 なんと 30 秒を切れずに終わってしまいました。
パドックに戻りタイヤをチェックすると、やはりフロントタイヤが異常に冷たい!
全くコンパウンドの温度が上がっていませんし、当然溶けてもいません。
タイヤがグリップしないから、攻め込まない。 攻め込まないからタイヤが温まらないという状態に陥ってしまってます。2 本目以降は、ちょっと考えて走らないといけないようです。
2本目走行
1 本目にフロントタイヤの温度が上がらなかったので、2 本目は、タイヤの温度を上げるように努力しました。
方法は、一般的なコーナでアンダーステアを極端に出すと云う方法です。
でもねぇ~なかなか上手く行かないんだなコレが!
気ばかり焦ってしまい、コーナ進入のブレーキングでは、ロックしまくりです。
特に意識的にフロントロックをした 3 コーナの進入では、もの凄い白煙が上がっていたようです。
(私の後ろにいた皆さん、ゴメンなさい m(_ _)m)
この 2 本目もほとんどタイヤがグリップしないまま終わってしまいました。
タイムは、ちょっと上がって 2'28.47 です。 やっと 30 秒切りです。
走行を終えて、タイヤをチェックしましたが、やっぱり冷たいままです(笑)
セッティング変更
これだけタイヤがグリップしてくれないと、何をやってもそれほど効果がないとは思ったのですが、少しだけセッティングを変更して見ました。 まぁ気休めって事ですね(笑)
フロントの減衰を 5 段柔らかくして、前後とも、15 段戻しとしました。
3本目,4本目走行
午後になり、気温の上昇と共に路面温度も少し上がってきたようです。やっとタイヤがグリップしてきました。 それでもラジアル並と云ったところでしょうね。
ベストタイムは、4 本目に記録した 2'26.66 でした。これが本日のベストタイムでもあります。
目標の 24 秒台には、遠く届かないこのタイム、まぁ今の実力を現しているとして、真摯に受けとめようと思います。
今日の敗因は、タイヤの温度を上げられなかった事に尽きます。
LTS コンパウンドの特性により、温度が上がり難いという事もあるのでしょうけでど、上手い人が乗れば、LTS コンパウンドでもそこそこのタイムが出ていますから言い訳は出来ないです。
今後の方針?
気になるセッティング変更の結果なんですが、キャンバ角を増やした事により、コーナの立ち上がりでは、格段にトラクションが掛かるようになりました。更に 3 本目の走行前にフロントの減衰を柔らかくした事で、更にトラクションの掛かりが良くなったように感じました。
サスのセッティングとしては、かなりまとまってきた感じがします。
しかしながら、フロントの LTS コンパウンドとリアの M コンパウンドのグリップ差が顕著であり、このグリップ差があるタイヤでは、今後セッティングを詰めて行くこと自体が無意味なような気がしてきました。
そーなると、やはり....ですよねぇ(笑)
その詳細については、次回の日記で公開します。