
いよいよ、ELISE SUPER TECH 2004 第 3 戦です。
今回は、場所をツインリング茂木に移しての開催です。
真夏の戦いとなりエリーゼにもドライバーにも辛い戦いとなりました。
目標
今回の目標は、もちろんクラス優勝 と ベストタイム更新です。
今までのベストタイムは、フロントLTS、リアMコンパウンドタイヤ装着時の、2'24.497 です。
予選、決勝共に目標タイムは、22 秒台です。
先日のスキルアップミーティングの練習効果、ハリケーンエアクリーナ と 048 Mコンパウンドの装着により結構自信があったりしました(苦笑)
セッティング
タイヤ:
フロント 15 インチ M コンパウンド
リア 17 インチ M コンパウンド
車高:フロント 615 mm、リア 645 mm
減衰:フロント 18 段戻し、リア 17 段戻し
捕らえられた宇宙人??
予選前に、恒例(?)となったレースクイーンとの記念写真です。
でも、コレは失敗でしたね。 ヒールを履いたレースクイーンの肩に手を回したお陰で、ちょっとミットモナイ写真になってしまいました。
コレじゃぁ、1950 年代にメキシコに不時着したとされている小さな宇宙人の写真のようです。
(知らない方は、「捕らえられた宇宙人」で検索して見て下さい。)
次回は、今回の反省を活かして腰に手を回すようにするつもりです(爆)
予選
予選スタートは、10 時 15 分。 予選時間は 20 分間です。
実出走台数が 29 台と少なめなので、比較的クリアラップは取りやすいと考えて、あまりポジションを考えずにコースインしました。(これが原因で、けっこう痛い目に会いました)
コースイン 1 周目は、クルマの状態チェックです。
特にハリケーンエアクリーナ装着による効果がどれくらいなのか気になるところですが、低速トルクが薄くなり、その分上( 5,000 回転以上)が気持ち良く回るようになったようです。
2 周目に入りアタック開始です。
しかし、ココでポジション取りを考えなかった事を早くも後悔する事になりました。速いクルマと遅いクルマがコース上に入り乱れてしまい、クリアラップが上手く作れません。速いクルマを先行させたり、ペースを落としたりしたのですが、コース上にスピンする車両があったりで上手くタイムを出すことが出来ませんでした。
予選 5 周を終了して、そこまでのベストラップは、その 5 周目に記録した、2'24.23 です。残り時間を考えると、アタックラップは、2 周位しか残っていません。6 周目も、途中でクーリング中のクルマに引っかかり失速してしまい、NG!これは 7 周目に賭けるしかないと判断し、アタックを中断しポジション取りを考えて前後の間合いを取ります。
7 周目に入る時にメインストレートの時計が 10 時 33 分だったので、これが最終アタックラップになる事を再度確認します。そして、気合を入れなおして、再アタック開始です。1 - 2 コーナ、3 - 4 コーナと既にズルズルになっていたリアタイヤを強引に捻じ伏せての走行です。そして、5 コーナで進入でテールが一気に滑り、そのままコースアウト!! (残念)
最近このパターン多いなぁ。 それも最近のスピンアウトは、すべて右コーナです。もしかしたら、原因はドライバーのウデではなく、クルマかも知れません。
予選結果は、R2 クラス 3 番手(総合 25 番手)でした。
クラス 3 位と云っても、4 台しか出走していないので全然喜べませんねぇ(笑)まぁ、クリアラップが取れれば、2 秒位はタイムを縮められそうな感じがあったので、決勝は何とかなるかなぁ~とこの時は、モノ凄く楽観的に考えてました。(デモ考えが、甘かったですね反省)
熱中症
この日は、とにかく暑かったですね。 日差しはそれほど強くないのですが、湿度が高くムシムシしてます。
予選終了後に、クルマから降りると軽い立ち眩みに襲われました。 とにかく水分をマメに取って決勝に備えます。
ちょっと気が早いかも知れませんけど、次戦の筑波までにドライバーの熱対策も必要かも知れませんね。
決勝
決勝は、14 時 25 分からです。ヘルメットを被り、グローブを装着しグリッドに向かいます。気温が一番高い時間帯なので、予選時よりも更にドライバーとクルマに厳しい戦いが予想されます。車内の気温は、ドライバーの意思に反してグングン上がって行きます。
ダミーグリッドから、1 周のフォーメーションラップを終え、いよいよスタートです。
そして、ココで本日最大のミス。
スタートに備えるべくギアを 1 速に入れようとした瞬間、なんと赤ランプ点灯、そして消灯! あれれ周りのクルマが一斉に動きだします。 アレッ! スタートじゃん!!一瞬、何が起こったのか判りませんでした(笑)
とにかく、スタートしなきゃって事で、1 速にギアを叩きこんで、アイドリングスタートです。
一気に 2 台に抜かれてしまいました。 あーあ、またしてもスタート失敗、それも大失敗です。
暑さの為かどうかは判りませんけど、明かにボーッとしていた私のミスですぅ~。
気を取り直して前車を追走します。
4 周目に 1 台を抜き、続いて前を走るゼッケン 50 番の K さんを追走します。朝からゼッケン 50 番とは、口バトルを繰り広げていたので、絶対抜き返したいところですが、その差は最後まで開きもせず、縮まりもしませんでした。そのまま 10 周を走りきり、ゴールです。最後の 3 周は、暑さとの戦いとなりましたが気力で完走です。
決勝結果は、R2 クラス 3 番手(総合 21 番手)でした。
熱対策の効果は?
残念ながら前回小手先で実施した熱対策は完全に空振りに終わりました。
決勝走行では、熱ダレが原因と思われるパワーダウンが激しく、全くタイムが伸びませんでした。決勝時のベストラップは、2'27.22 です。完全なクリアラップにも関わらず、予選時よりも 3 秒も遅いのです。また 5 周目以降も、すべてクリアラップなのですが 28 秒を切ることさえ出来なくなりました(悲)
走行終了後は、アイドリングが安定しなくなり、かなりヤバそうな状態です。こりゃ、完全に油温が極限状態になっているのでしょうねぇ。
幸いな事に(?)油温計を装備していないので、その温度を知ることは出来ませんが、きっとかなりの高温になっているであろう事は容易に想像できました。
さてさて、どーしたものか??