
早いもので EST も第 5 戦(最終戦)を迎える事となりました。
今期は、いまだに未勝利なので気合が入ります。
第5戦(最終戦)
10月に入り、気温も下がり過ごし易くなってます。EST も第 5 戦を向かえ、いよいよ最終戦です。
今期の成績は、2位~5位までと未だに優勝がありません。
それも 2 位~ 5 位が、それぞれ一回づつです。 そうなれば、今回は優勝か 6 位かどちらかでしょう!
なんて考えていたら、やっぱり結果は悪い方へ.....(笑)
当日は、10 月に入ってからの長雨が嘘のように晴れ上がりました。
私の 「筑波限定晴れ男伝説」 は、健在です。
気温も低いようなので、ラップタイムも期待できるでしょう!
目標
本日の目標は、5 秒台のラップタイムです。
レースの結果も重要なんですけど、私としては現在のクルマの仕様のままで、どうしても 5 秒台を出したいのです。
サスのセッティングも決まってきたし、コンディションも良いようなので目標達成したいですね。
ニュータイヤを履けなかったのが、ちょっと残念ですが気合と根性でカバーします(笑)
予選1(トラブル編)
エリーゼチャレンジの参加台数は、14 台と少なめでした。
これならクリアラップも取りやすいでしょう。
しかも念には念を入れて、予選スタートの1番グリッド(?)をゲットです。
ゲートオープン前から並んだ甲斐がありました。
時間となり、いよいよ予選スタートです。
走り出すと気のせいか、いや間違いなくエンジンの吹け上がりが違います。
やはり気温が低いのでエンジンには絶好のコンディションのようです。
さぁ、コースインから 3 周目! アタック開始です。
1コーナに進入、フルブレーキング.....しかーし、ここで、
アクシデント発生!
いきなり左リアタイヤがブレイク! エリーゼが右側のガードレール方向を向きます。
反射的にカウンターステア。
そうすると、今度は左向き! そしてそのまま 360 度ターン!(一般的にはスピンと云う)
なんとかコース内に留まる事ができたので、そのままギアを 2 速に入れて立ち上がります。
スピンの後もコーナの進入でフルブレーキングをすると、フロントよりも先にリアタイヤがロック気味になります。
こりゃー、ブレーキセッティングを完全に失敗しましたね。
とにかく安全に走行する為には、かなり手前から緩めのブレーキを掛けるしかないようです。
しかも、ブレーキバランスが悪いのでターンインでフロントタイヤに荷重を上手く掛けられません。
その為、終始アンダーステア状態です。
予選、本戦共に、えらいハンデを背負ってしまいました(泣)
予選 2(タイムアタック編)
ハンデを背負ってしまったとはいえ、予選中ですからタイムアタックを止める訳には行きません。
スピン後も、クルマの状態をチェックしつつ走行を続けます。
とりあえずブレーキバランスに問題はあるものの走行に支障はないようです。
一番問題あったのは、ドライバーのメンタル面だったかも知れません。
車載カメラを映像を見ると、かなりパニック状態になってました(笑)
気を取り直して、5 周目からアタック再開です。
とにかくエンジンの吹け上がりは、素晴らしいです。
かなり気の抜けた進入~クリッピング~立ち上がり なのに、シフトポイントが早いのです。
ラップタイムは、
5 周目 7 秒 11
6 周目 6 秒 78
7 周目 6 秒 80
でした。 とりあえず(?) ベストラップ更新です。
このまま、5 秒台を目指して走り続けようかとも思いましたが、やはりクルマのチェックを優先して、ここで予選アタックを終了しました。
これは、正解だと思ってます。 あのまま無理に走行を続けたら、またスピンしていたかも知れませんからね。
勇気ある(?)撤退だったと思います。
予選結果は、R2クラス 5 位(総合 8 位)でした。
各部チェック
予選を早めに終了した私は、エリーゼのチェック(特にブレーキ周り)を実施しました。
とりあえず異常は、見当たりませんでした。
それじゃ、スピンの原因は??
たぶん、先週交換したテスト用のリアパッドとロータのアタリが完全出ていなかった事のようです。
リアブレーキが片効きとなり、急激なスピンモードに入ったと思われます。
教訓:ブレーキパッドを交換した時は、キチンとアタリをつけるようにしましょう。
決勝
決勝スタートは、12 時です。 予選の時の涼しさは無くなり、かなり気温が上がってきました。
グリッドは 4 列目なので、スタートが上手く決まれば上位にも入れるかも知れません。
しかーし、この日はツイてない! 何故かって?
ブリーフィングの時には、ダミーグリッドについてから、1周のフォーメーションラップがあるとの説明だったのに
なぜか、フォーメーションラップ無しに、そのままスタートになってしまいました。
フォーメーションがあると思っていた、私は、当然出遅れです。 後ろの3台が一気に私を抜いて行きます。
「なんだよぉ! どーなんってんの?」 とボヤキます(笑)
レース中、私の前を、ゼッケン 15 とゼッケン 36 が走行してます。
どちらも、私のエリーゼよりパワーがあるので、とても抜く事が出来ませんでした。
この2台を抜くためには、コーナの突っ込み勝負しかないのですが、残念ながらブレーキに問題を抱えている
クルマでは、無理することができません。
結局、そのままゴールです。
決勝結果は、R2クラス 6 位 (総合 9 位)でした。
反省点
今年一年のレースが終わったわけですが、反省点はいくつかあります。
1 番の反省点は、レース前の整備不足です。
今年はレース前に、いろいろと忙しかった事もあり、キチンとした整備ができませんでした。
これはレースに参加する上で許される事ではありません。
たとえば、今回予選時のスピンが決勝の混戦中であったならば、周りを巻き込んでしまっていたでしょう。
2 番目の反省点は、レース本番にセッティングで冒険してしまった事にあります。
たとえば、今回は、リアのブレーキパッドを変更しての走行でしたが、
やはり事前にテストで試用してから実践投入すべきでした。
3 番目の反省点は、練習不足です。
以前の私ならば、年間20時間以上は、練習走行をしたものですが、今年は極端に少ないのです。
この事が、レース本番で新しいセッティングやパーツを試す事に繋がったと思います。
最後に
今年一年のレース活動への応援ありがとうございました。
残念ながら、EST の年間成績は、R2 クラス シリーズ 4 位 という不甲斐ない結果となりました。
来年のタイトロープレーシングの活動内容は、未定です。
エリーゼのレースを少し離れてみようかとも考えていますが、まだハッキリしません。
来期の方針が決まりましたら、またココにアップしますね。