
アルテオンのカタログをWeb経由でVGJに依頼したら、同封されてきたのがコレ
Golf Life Style Book
数年前からどの業界でも製品だけでなく、その製品を使う事でどの様なライフスタイルになるのかまでを提案する事が増えてきましたね。
製品性能だけでは、差別化出来ないので、ライフスタイルを提案し、結果的にその製品を選んで貰うという手法なのかな?
クルマ業界もその流れにあるようで、各メーカがこぞってライフスタイルの提案をしています。
特にこの手が上手いのは、インポーター様に思います。
国産メーカは、その傾向が薄く。 いつまでたっても燃費 燃費 そしてまた燃費...
国産では、明確にライフスタイル提案をしているのは、レクサスだけじゃないかなぁ。
雑誌で云えば ENGINE誌がクルマだけでなく、時計、レストランなどのコラボが多いです。
レクサスも含めてインポートカーは、ライフスタイルを提案して...
いわゆる”リア充” な層を取り込もうとしているのでしょう。
やり方として間違ってないし、そうした提案をして貰った方が、休日を楽しめるのは確かだと思うので、基本歓迎です。
この流れは、メーカ => インポーター => ディーラーと広がってきているようで、
先月末に開催されていた
ポルシェのハロウィーンパーティなんかも、ディーラグループ開催ですね。
マーケットイン的にお客様の要望するものを提供するのは、これからの主流になるでしょう。
そこで各メーカー、各インポーター、各ディーラーにお願いしたいのは、
ライフスタイル提案だけでなく、クルマ本体と長く付き合える提案もして欲しいという事。
具体的に云えば、アフターサポート/サービスは、やっぱり充実して欲しい。
現在で云えば、メンテナンスパック/プランを販売時に付加してはいますが、これは、単なるお客様の抱え込みであり、5年で打ち切りになる事で、5年毎の買換えを期待しているのでしょう。
しかし、我々ユーザの中には、長く一台のクルマと付き合って行きたいという人も居ると思うのです。
また例え5年毎に買い替えるにしても、その5年間は、気持ち良くクルマと生活したいですよね。
何かトラブルがあっても、迅速な対応をして貰えれば良いけど、そうではないケースも少なからずあるようです。
提供側は、ライフスタイル提案と言いつつも、結局は、”売りたい” という気持ちが強いのでしょう。
綺麗事を並べるけど、売ってしまった後のトラブル対応までは面倒だし、一文の得にもならないと考えているんじゃないかと思ってしまいます。
これは現場でサービス/サポートを対応している担当者の責任ではなく、会社を運営するトップの考え方でしょう。
最近、巷で騒いでいる完成検査の問題にしても、結局のところトップの判断で人件費を削ろうとした事が問題の根っこだと思います。
お客様に満足して貰い、結果として...
”次のクルマも購入して頂く”
こういう考えでライフスタイル提案をして欲しいと思うなぁ。
会社トップは、「顧客満足度向上」を見せかけでなく、本当の意味を考えて運営して欲しいですね。
Posted at 2017/11/10 01:08:03 | |
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