
えーと、もうちょっと走ってからインプレを書こうかと考えていたのですが、先日の美ヶ原での印象がインパクトがあったので、書いておこうと思います。
まずあとにも残るであろうインプレについては、当たり障りのない事を
パーツレビューに書きました。
まぁ、そこに書いた事に嘘はないです。
オールシーズンタイヤって、どんな路面でもそこそこの性能を発揮するように作られているから、当然劣ってるところも少なからずあるのです。
今日は、そのネガの部分について書いてみたいと思います。
パーツレビューに書かなかったのは、このネガの部分が気になるのであれば、オールシーズンタイヤを選んではいけないと思うからです。
この後に記した事をパーツレビューに書いてしまうと、オールシーズンタイヤ自体に悪い印象を持たれる事もあるかと考え、あえてレビューに残さずにブログにしますね。
さて、クロスクライメート・プラスに履き替えての第一印象は、「乗り心地の良さ」でした。
まぁ5年経過した4分山タイヤとの比較では、当然なんでしょうけど、プライマシー3の新品時と比較(記憶)しても、良い方だと思います。
やっぱりコンパウンドが柔らかい印象です。
路面からの突き上げが、綺麗に吸収出来ているようですね。
次にロードノイズも想像してたよりも静かでした。
クロスクライメート・プラスも同等と云ったところでしょうか。
プライマシー3についても個人的には静かなタイヤではないと思うのですが、プレミアムコンフォートタイヤと同等って事は、そこそこ良いと云っても問題ないでしょう。
そして、低ミュー路でもそこそこグリップしました。
美ヶ原山頂付近は、路面凍結していた箇所がいくつかあったのですが、走っていてもほとんどその影響を受けませんでした。
てか、ワタシは凍結していた事に気付きませんでした(笑)
一緒に上っていったアバルトは、スタビリティコントロールが作動していたと聞いて驚いたくらいです。
私のGTIは、スタビリティコントロールどころかABSも全く介入せずでした。
アイス路面での使用は推奨されないオールシーズンタイヤですが、当然ですが夏タイヤよりは、遥かにグリップするようですね。
M&S(マッド&スノー)ラベルは伊達じゃないですね。
ここまでが良いところです(笑)
で、ここからが良くないと感じたところ!
・ステアリングセンターが曖昧
一般道では、それほど気にならなかったのですが、高速走行時には気になりました。
プライマシー3だと、センターがビシッと出ていて、非常に高速走行が楽なんですが、クロスクライメート・プラスだとセンターが曖昧で、ちょっと疲れる感じがあります。夏タイヤというよりスタッドレスの印象に近いです。
・ステアリングを切り込んだ初期がダルい
これも高速道路での印象です。
慣れたドライバーだと高速巡航時は、意識してステアリングを切り込む事は少ないと思います。
視覚や路面からのフィードバックから、無意識にステアリングを操作していると思います。
プライマシー3だと、まさにそんな感じだったのですが、クロスクライメート・プラスだと、無意識の操作領域?だけでは、不足してクルマが曲がらない事が多々ありました。
その都度、ステアリングを切り増す必要があり、ヒヤッとしました。
・ワインディングだとトレッド面がグニョグニョするのが気になる。
これも上の事に通じるのですが、ワインディングでステアリングを切り込んだ時の初期応答が悪く、コーナリングフォースが立ち上がるまでにディレイがあります。
当然、思っていたようにクルマが曲がらず、ステアリングを切り足す必要があります。
後から切りますので、操舵遅れもあり、「手アンダー状態」になってしまいます。
トレッド面が柔らかい事もあり、挙動変化が大きくなり、走っていても非常に気もち悪いです。
ダンパーやブッシュが、ヘタっている時と同じ様な動きです。
こういった時は、初期応答が鈍い分、早めにステアリング操作が必要ですね。
以上がオールシーズンタイヤのデメリットですかね。
クロスクライメート・プラスは、そこそこ前評判が良かっただけに、ちょっと期待倒れでした(爆)
ただ、何度も云いますが上記のデメリットを気にする人は、オールシーズンタイヤをチョイスしちゃダメですね。
私は、もう買ってしまいましたし、GTIは輸送機区分ですし、冬場も天候を気にせず出かけられるって事でデメリット部分は気にしない事にします。
Posted at 2019/11/20 00:00:00 | |
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