前回からの続き...
待ち合わせした大御所がいらっしゃいましたので目的の車両を見に行きます。
ショールーム内ではなく、他のところに保管してあるって事なので試乗車で移動です。
試乗車は、DS7クロスバック E-TENSE 最新のPHEVですね。
いやぁ、DSは、エクステリアだけでなくインテリアのデザインも凝ってますよねぇ。 デザインコンシャスというかデザイン優先です。
車内のどこをみてもDS色が出ています。
悪く言えば、使い勝手を無視したようなところもあるのですが、ユーザが何を求めるかによって良し悪しが決まりますね。
使い勝手を優先するなら、DSはおススメできないかもです。
乗り心地は、走行モードで変化しますね。
どのモードでもフランス車だなぁと判る乗り心地です。
コンフォートモードだとカメラで路面の状況を見て減衰力を制御するらしいです。
感覚的には、やはりシトロエンに近い乗り心地です。
最近のプジョーがドイツ車的な乗り心地になってますが、そっちの方向ではないですね。
そして特筆すべきは静粛性でしょうねぇ。
エンジン音の侵入も最小限ですし、ロードノイズも含めて遮音性はかなり高いです。静粛性が高いからオーディオのサウンドも高級車のそれですね。
ホームオーディオの様な楽器の位置まで明確に判るという様なチューニングではありませんが、どの座席に居ても音質に差がでないような音場となっている様に感じました。
オーディオのサウンドを堪能していたら目的のクルマの保管場所に到着
全体を撮影した画像もあるのですが保管場所が判るとご迷惑になりそうなのでアップは控えます。
このDS7クロスバックは、インテリアがナッパレザーです。
細かな部分でも通常のE-TENSEとは違いがありました。
例えば通常モデルは、トリム部にクロスのステッチがあるのですが、こちらにはありません。シートの表皮デザインも違いますね。
なぜこのモデルが存在するのか良く判らないのですが、価格が同一ならこっちが良いかもですね。
デザインは好みがあるでしょうけど、ナッパレザーの質感は通常モデルのレザーとは全く異なりました。
DSブランドのクルマだと走行性能とかではなくて、内外装のデザインとか質感とかに目が行きますね。
ある意味メーカの狙い通りなのかなって思います。
前のブログでも書きましたが、ここ数年のニューモデルは、どこのメーカも10年前のモデルと比べて基本性能はそれほど向上していないと思ってます。
もうシャシー性能とかはほぼサチュレートしているんじゃないかな。
差別化のポイントは、主に自動運転だったりアクティブセーフティだったりとクルマの基本性能とは違った側面に移行している気がします。
DSは、それらの側面のほかにデザインと乗り味を追求しているじゃないかと思いました。
Posted at 2021/12/29 00:29:15 | |
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クルマ見聞/試乗レポート | 日記