
昨日は秋分の日、空気も心地よく、エアコンなしで過ごせる快適な一日でした。
やっと秋らしい気候になってきました。
パソコンの買い替えによるストレスから解放されたので...
昨日は朝から老後キャッシュフローのシミュレーションに再び取り組みました。
今考えると、気温が下がって天気も良かったのだから長距離ドライブに行くべきでしたね。
さてさて昨日のお題は、「医療費の自己負担額」でした。
ネット記事などで...
「年金を繰下げ受給すると税金や医療費の自己負担額が増えて損」
という意見を目にすることがあります。
しかし、個人的には、税金や自己負担額の増加よりも年金受給額の増加が大きければ、生活に使えるお金は増えるため、繰下げ受給一択と考えています。
そこで、自分の考えが実際に妥当かどうかをシミュレーションしてみました。
厚生労働省のデータによると...
75歳以降の年間医療費の平均は約90万円(令和4年)です。
医療費自己負担割合は1割~3割なので、実際の自己負担額は約9万円~27万円となります。
つまり自己負担割合が変わった場合の自己負担額の差額は以下の様になります。
1割負担と3割負担の差額:18万円
1割負担と2割負担の差額:9万円
私の場合、70歳まで年金受給を繰下げると医療費は2割負担となり、75歳まで繰下げても3割負担にはならず、2割で済む見込みです。
つまり、年金繰下げによる医療費自己負担額の差は9万円程度と想定できます。
さらに高額療養費制度の閾値も計算してみると、月額約1.8万円(70歳まで繰下げた年金受給額ベース)でした。
仮に重い病気になって医療費が増えても、高額療養費制度でカバーされるため、自己負担額はそれほど増えないことが分かります。
以上から、75歳以降の医療費自己負担額は、年金繰下げによって増えたとしても、年間10万円程度と見込んで良さそうです。
さらに、年金を繰下げることで住民税や社会保険料(後期高齢者医療保険料・介護保険料)が増える分もざっくり計算すると12万円程度。
したがって、これらの負担増を考慮しても、年間32万円以上年金受給額が増えれば十分メリットがあると言えそうです。
まぁ、単なる数字遊びではありますけれども、こうして具体的にシミュレーションしてみると、考え方に自信が持てますね。
Posted at 2025/09/24 00:00:20 | |
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