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2015年11月15日

メルセデス総合カタログに見る近年のラインナップの激増ぶり

メルセデス総合カタログに見る近年のラインナップの激増ぶり 先日、新しいスマートを観るためにメルセデスディーラーへ偵察に出掛けた時のこと。対応してもらったセールスマン氏からショールーム内のメルセデスの展示車両について説明してもらいました。

私がメルセデスディーラーを訪れたのは数年ぶりのこと。展示車両の豊富なラインナップには目を見張るものがあります。

昨今のメルセデスはニッチモデルが多いことは理解していましたが、それではいったいどのくらいのモデルがあるのかセールスマン氏に問うたところ、彼自身もよく数えないとわからないくらいの多さだとのこと。

以前はセダン・ステーションワゴン・クーペ・カブリオレくらいしかラインナップになかったように思いますが、今ではクーペスタイルのセダンやシューティングブレークにハッチバックベースのSUVタイプなどさまざまなタイプが揃っている状態。

ライフスタイルと希望のボディスタイルが合致すれば、絶対に見つかるのが今のメルセデスと言えるかもしれません。ただし、価格を気にしなければの話ですが(^_^.)

さて、ラインナップがどのくらいあるのかセールスマン氏にもわからないとのこと。すぐさま現行モデルの総合カタログを持ってきますとの由(笑

ほどなく総合カタログを持ってきたので、早速見せてもらいました。2015年1月発行のモノ。

シンボルマークでもあるスリーポインティッドスターを大きく掲げた表紙。

手にすると、総合カタログなのに意外にずっしりとしています。総28ページにも及ぶ豪華なつくり。総合カタログ一つとってもメルセデスは重厚感があるようですね。

1ページめくると・・・

『これまでも、これからも。自動車はメルセデスとともに進化し続けます。』

AクラスからVクラスまで、ここに掲げてあるのは派生モデルも含めるとなんと22モデル! 痒いところに手が届くというのは、まさにこういうことを差すのかもしれません。これだけラインナップが揃うと圧巻ですね。

これら以外に、ハイパフォーマンスの「AMGモデル」や「AMG GT」、「マイバッハ」なんていうのもありますが、まぁ別格でしょうね。

ところで、メルセデス総合カタログと言えば、ちょっと旧いメルセデスのモノを持っていたのでご紹介します。これは今からちょうど30年前の1985年10月発行カタログ。

表紙にはデビューして間もないW124ミディアムクラスが堂々と登場!

当時はまだ輸入車の多くがモデルイヤー制だったので、これは1986年モデルのカタログとなります。中を見てみると・・・

コンパクトクラスと呼ばれていた190シリーズ(W201)。日本でも多く販売されましたよね。

続いて・・・

ミディアムクラス。現在のEクラスですね。ブルーノ・サッコが手掛けたマイナーチェンジ前の初期モデル。

続いて・・・

Sクラス(W126)。SWBとLWBの2つのボディが用意されています。

続いて・・・

ミディアムクラスはフルモデルチェンジでデビューしたばかりで、先代のW123系クーペやステーションワゴンが併売されていたようですね。

SL(R107)は今見るとクラシカルな印象を受けますが、それが却って新鮮です。デザインに惹かれて今でもファンはいるようですね。

今回ご紹介した新旧総合カタログを並べてみます。

1985年10月発行カタログと2015年1月発行カタログ。30年という時間の差がある二冊のカタログ。個人的には感慨深いものを感じます。

1985年10月現在のラインナップは・・・
190・ミディアム・S・SL
捉え方にもよりますが、以上4つのクラス。ボディスタイルやグレード展開により全13グレード

一方、最新の2015年1月現在のラインナップは・・・
A・B・CLA・GLA・C・GLK・E・CLS・S・SLK・SL・M(その後GLEに名称変更)・GL・G・V
以上15のクラス。ボディスタイルの違いやグレード展開で全70グレードにまで及びます。

この30年間でグレード数は5倍以上にまで増えました。近年のメルセデスがラインナップを増やした結果、凄いことになっていました。

これまでには考えられなかったボディスタイルが増えたのもメルセデスの特長。特に、2005年にデビューしたクーペスタイルの4ドアセダンCLSクラス(C219)は衝撃を受けました!


  ≪画像は拝借しました。≫
当初は賛否意見がわかれたものの、いざ蓋を開けてみれば、デザインが受け入れられて、販売台数増に大きく貢献したのは記憶に新しいところ。

どちらかと言うと武骨で無機質なイメージの強かったメルセデスは、その殻を自ら破り、革新に目覚めてしまったかのような印象を受けます。そんなことを30年も前の総合カタログを見ながら思うのであります。
ブログ一覧 | ドイツ車 | 日記
Posted at 2015/11/15 14:14:07

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この記事へのコメント

2015年11月17日 0:43
こんにちは
メルセデスのCクラス 3代前のW202は
フランス人 オリビエ ブーレイ氏のデザインとも言われますね。
どうりで リアのCピラー周りのデザインが艶かしいです〜
CLSはぶっとびました、ここまで変わるとは。
斜め後方視界 絶望的じゃないですかって
セダンがウリのメルセデス
意外な穴は クーペです 
ボディがしっかりしているので
走りも相当いいです W124の世代でも
ジジむさい クルマから セルシオショック以来時代に合わせて少しずつ変わってきましたが
今も昔も ねっこの部分 動質はかわらないそうです。
水野氏いわく 雨が降っても ニュルでのテスト 続行するのは
メルセデスとロールスロイスだけとは 頼もしいですね
どうりで ドライではもっさりしてますが ウエットでは運転が楽なわけです。
スマートもなかなか面白くて メルセデスの修理屋さん複数が 自分の足に使ってますね。
新車は高いけど 数がでてるので 中古は選び放題
今なら 先代の Cクラス シンプルなの いいんじゃないでしょうか。
後輪駆動ならではの 小回り性の良さに ファンになるかもしれません。
あまり知られてませんが W201よりW202の方が小回りが利きます。
あのぶっといタイヤ履いた AMGでも です。
一発で車庫入れが決まるのは なかなか気持ちの良いものです。

コメントへの返答
2015年11月17日 20:21
コメントありがとうございます。

W201は「最善か無か」の哲学はしっかり貫かれていたコンパクトメルセデスセダンとして今でもファンが多いですね。モデルチェンジ後のW202はまだそこかしこに哲学が残されていたと理解しています。おっしゃるとおり、たしかにCピラー付近のデザインは骨太でありながらもそうした印象を受けますね。

初代CLSがデビューしたときは、メルセデスにしてはチャレンジングなことをしたなと本当に驚かされました。売れるのかと気を揉んでいましたが、ヒットに恵まれ、Eクラスセダンの存在をも奪うくらいの大きな存在となりました。

小回りの利きが良いのはFRならではでしょうね。W202の取り回しの良さが高いというのは知りませんでした。AMGも良いのであれば、ハイパフォーマンスモデルでありながらメリットは大きいですね。

スマートは未だに試乗したことがありません。良さを体感したいところですが、そのうちまたディーラーへ行ってこようと思います。

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