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2018年11月06日

VWゴルフトゥーランTDIに試乗【2018.10】

VWゴルフトゥーランTDIに試乗【2018.10】 2015年9月のディーゼルゲート問題に端を発するディーゼルエンジンに対する風当たりが強くなり、日本発売計画のあったディーゼル導入を一旦白紙にした経緯がありました。

その後、2年半が経ち、ことし春先のパサートから矢継ぎ早にTDIシリーズ(ディーゼル)を発売しています。

ディーゼルエンジンにはネガティブな面があることも十分理解しつつ、個人的に好んで所有していることもあり、大いに興味を持っています。

なので、他ブランドのディーゼルにもとても興味を持ちます。ということで、ことし春にデビューしたばかりのパサート(バリアント)TDIを皮切りに、ティグアンTDIに試乗。

そして、このたびゴルフトゥーランTDIにも追加され、試乗する機会を得ました。
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ゴルフトゥーランはC4ピカソと比べられる関係にあるはずですが、実はティグアンに試乗すること自体が自身今回初めてのこと。

ということで、普段乗っているC4ピカソとの比較になってしまいますが、どうかご容赦を。

運転席に座り込んでまず感じたことがシートリフターを目いっぱい下げても着座位置が高いこと。
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感覚的にはおそらく30mm~50mmは目線が高いような気がします。目線の高さは安心感をもたらしてくれますね。

搭載エンジンは直列4気筒 2Lディーゼル。最高出力は110kW(150ps)/3,500-4,000rpmで、最大トルクは340kW/1,750-3,000rpm。

ティグアンTDIと同じエンジンで、調べてみたら最高出力、最大トルクともチューニングまで同じ。エンジンサウンドは意外に大きいもの。個人的には聞こえるくらいが好ましいのであまり気にはしません。

ゴルフトゥーランに組み合わされるトランスミッションは6段湿式DSG。一方、ティグアンTDIは7段乾式DSGなんですが、アチラは4MOTION(四駆)でカタログ数値上100kg重いから、あえて変えているということか。

試乗してみた印象としては柔のC4ピカソに対し、剛のゴルフトゥーランということ。やはり、つくりがガッシリとしているということ。

安全性について真面目に取り組んでいるVWらしさを感じた次第です。エアバッグの数がC4ピカソは6つなのに対し、ゴルフトゥーランはニーエアバッグを含めて9つも装備していることからしても、いかに安全性を重視しているかがわかります。

同じミニバンでありながら、お国柄やそれぞれのブランドの特徴が顕著に現れていてかなり違った印象の2台。どちらが良いか悪いかは別として、これはとても興味深いことです。

15分程度の市街地走行を終えて、ディーラーへ戻り試乗は終わり。

今回予備知識なしで試乗に臨んだのですが、何となくC4ピカソとサイズが近いとは理解していても、果たしてどのくらいの差があるのかわかりません。

ということで、いつものようにディメンションの比較

■VWゴルフトゥーラン TDI ハイライン
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全長 4,535mm × 全幅 1,830mm × 全高 1,670mm × ホイールベース 2,785mm
車両重量 1,630kg

■シトロエンC4ピカソ SHINE BlueHDi
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全長 4,440mm × 全幅 1,825mm × 全高 1,630mm × ホイールベース 2,780mm
車両重量 1,590kg

■シトロエングランドC4ピカソ SHINE BlueHDi
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全長 4,605mm × 全幅 1,825mm × 全高 1,670mm × ホイールベース 2,840mm
車両重量 1,660kg(パノラミックガラスルーフ装着)

全長ではC4ピカソの5シーターと7シーターの間に位置する長さということがわかりました。車両重量は意外に重たいか。

同じドイツ勢ではBMW2シリーズのアクティブツアラーやグランツアラーといったミニバンも存在するわけで。いずれにしても、C4ピカソとは良きライバル関係にあるんですね。

ところで、ゴルフトゥーランTDIの日本向けTVCMにこんなキャッチフレーズがあります。
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「ほとんど座らない3列目を、いつも使える3列目に。」


ディーゼルモデルを選べば、ガソリンモデル以上に3列目をいつも使うほど移動することってあるものなのかなぁ。

ちなみに、日本でゴルフトゥーランは7シーターのみですが、日本以外のほとんどの国では5シーターが標準で、7シーターはOP.扱いなのだとか。
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これはミニバンとして確立させるためのインポーターの販売戦略なのでしょうね。5シーターで販売するとすればおそらく売れないのかもしれませんね。

C4ピカソ(スペースツアラーか)にもBMW2シリーズアクティブ・グランツアラーにもすでにディーゼルモデルは存在しています。

今回、ゴルフトゥーランのディーゼルモデル追加によって、さらに選択肢が増えたことは歓迎すべきこと。これによってSUVに押されがちの感が否めないミニバンが活気づけば面白くなることでしょう。
ブログ一覧 | ドイツ車 | 日記
Posted at 2018/11/06 22:40:43

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この記事へのコメント

2018年11月6日 22:46
こんばんは、新型ポロgtiも湿式でしたね。
高出力には湿式の方がDSGは無難と踏んでのセレクトかも。

コメントへの返答
2018年11月6日 22:53
こんにちは。

これまでの傾向を見ていると、高出力モデルは湿式DSGを採用しているので、おそらくトゥーランの場合もそれに倣ったのでしょうかね。
2018年11月11日 10:49
ティグアンTDIに積まれる7速DSGは乾式でなくで湿式ですね。
ゴルフRにも積まれる7速湿式ですが、トゥーランではコストを抑えて従来からある6速を積んでいます。そこが残念なところです。
コメントへの返答
2018年11月11日 21:24
ティグアンTDIとゴルフトゥーランTDIとでは100kgの重量差があるので、そのことが6段DSG搭載の理由の一つなのかもしれませんね。

おっしゃるように、ゴルフトゥーランは家族向けのクルマなのでできるだけコスト抑えることは至上命題なのかもしれませんね。

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