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2019年04月13日

B3 VWパサートカタログ【1992年1月頃発行】

VWパサートと共にし始めてまだわずか。その記しとして、数多ある歴代パサートの中から、今回は3代目B3パサートを取り上げてみたいと思います。

 ≪画像は拝借しました。≫
3代目B3はグリルレスのフロントマスクが特徴。VWエンブレムがセンターを陣取って主張を感じます。

VWを永らく輸入販売業務を担っていたヤナセでも販売をしていました。また、日産との業務提携関係にあったことから、当時は日産でも取扱っていました。サニー店とプリンス店でも販売をしていましたね。

私が保有するカタログコレクションのうち古いパサートカタログはこの3代目B3なのですが、ヤナセ版・フォルクスワーゲン アウディ日本版・日産版の3社とも所有しています。

その中から今回はフォルクスワーゲン アウディ日本のカタログからご紹介します。1992年1月頃のものと思われるカタログ。
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ヤナセがVWの輸入販売業務から撤退したのは1991年頃だったと記憶します。だとすれば、このカタログは移管からほどなくしてのタイミングとなるでしょうか。

1ページめくると・・・
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「優れた走行性能と快適空間をかなえた。フォルクスワーゲンの最上級セダン。Passat GL」

一方こちらはバリアント。
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「深まるゆとり、美しい走り。新次元のワゴン。Passat Variant GL」

ドイツ車のこと。合理的かつ無駄のないパッケージングは外観からも十分に伝わってきますね。

続けて・・・
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リアからもそれぞれの魅力を余すことなく伝えています。セダンが赤をイメージカラーにしているのに対し、バリアントが落ち着いた濃紺なのは意外性を感じますね。

次のページ。
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「ドライバーとクルマの一体感を高める。人間工学から生まれたコクピット。」

「質実剛健」という言葉が一番当てはまるインパネ廻り。無駄を一切感じない至って真面目そのもの。

参考までに、こちらは現代のB8パサートのインパネ廻り。
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カーオーディオがナビ等のディスプレイに取って代わったのは時代の流れで当然としても、全体的に基本的配置が変わっていないのは興味深いもの。

次のページ。
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「ロングツーリングにふさわしい、高いユーティリティと深いやすらぎのインテリア。」

説明箇所にこんな記載を見つけました。以下引用します。

長時間のクルージングにも疲れを感じさせない適度な固さのスポーツシート。リアシートにも調整機能付のバリアブルシートを採用。
(引用終了)

この時代のドイツ車のシートは硬いというイメージを持ちます。一見すると、フカフカそうに見えますが。。。 それにしても、リアシートに調整機能が装備されていたのですね! 

こちらはバリアントカタログから。
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「心の開放感も演出する、ゆとりのスペースユーティリティ。」

まとまった休日には家族や親しい友人を伴って長距離移動の足として、有効に活用されるであろうラゲッジスペース。アピールは抜かりありませんね。

さて、パサートはその後もモデルチェンジを繰り返し、2015年には現行B8パサートが発売。たいへん歴史のあるモデルです! 

毎日ステアリングを握り、歴史の重みを噛み締めている次第です。

同じアングルのB3パサート バリアントとB8(同)の画像を見つけました。

■B3パサート バリアント
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  ≪画像は拝借しました。≫
全長4,570mm × 全幅1,710mm × 全高1,475mm × ホイールベース2,625mm

■B8パサート バリアント
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  ≪画像は拝借しました。≫
全長4,775mm × 全幅1,830mm × 全高1,510mm × ホイールベース2,790mm

こうして二つのモデルを見比べることはナンセンスであることは十分理解しています。両者にはボディラインやプレスラインの作り込みなど、どこか通ずるものを感じるのは決して言い過ぎではないと感じます。
ブログ一覧 | ドイツ車カタログ | 日記
Posted at 2019/04/13 23:52:36

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この記事へのコメント

2019年4月14日 1:06
こんばんは~
パサート、私の個人的意見ですがいかにもドイツ車と感じるのがこの車です、ジェッタが愛車だった時に後輩がパサートバリアントのショールーム展示車両を安く買えて乗って来た時にヤッパリこっちだったと思いました。
当時、ゴルフ、ジェッタと比較すると明らかにクオリティが上でアウディに迫るものがあるものの何故か高級?と言う感じではなくビジネスライクなまま更にビシッとした感じでしたね、後席はキャプテンシート並に広く国産車のスペースなど問題にしない広さでした。
そうそう日産で販売していた時のVHSイメージビデオを持っています。
サンタナ時代から思うのですが、ドイツ人が好きな車はサンタナ→現代のパサートまでのビジネスライク?な内外装デザインと実用性にあってやはり高級とは違う所に基本が有る様に思えます。
コメントへの返答
2019年4月14日 8:53
こんにちは。
おっしゃるように、「THEドイツ車」を感じるパサートですが、私が以前から抱いていたイメージからはずいぶん角が取れたような印象を受けます。(あくまで個人的主観です。)

B3&B4ともビジネスライクなイメージを持ちますが、この後のB5あたりから高級感を演出してきたように感じます。(これも個人的主観です。)

当時のドイツ車は内外装や実用性を重視していたため、日本車とは考え方が根本から異なることは興味深いですね。

それを考慮しますと、現代のドイツ車は上質感を演出してて、日本車と同等かそれ以上とも受け取れます。時代が変われば、考え方も変わるものなのでしょうね。
2019年4月14日 16:26
こんにちは。
この「グリルレス・パサート」は、ショートノーズ&ハイデッキ、強めのタンブルホーム、グリルレスといった、当時の教科書通りの空気力学対策が反映されていました。そのくせ、上でホイシュミットさんも仰られているように、ビッグキャビンの室内には広大な乗員スペースが確保されていてたのがすごかった(これがアメリカだと、フォードのトーラスなどあくまで空力重視で乗員のスペースに対する執着はそれほどでもない)。

おそらくこのパサートの起源には、かつてドイツの各自動車メーカーが政府の支援のもとで研究開発を進めた空力実験プロジェクトである「AUTO2000」からのフィードバックがあったのだと思います。ともかく理詰めで、情緒性を排したような商品性はいかにもドイツの車らしいものでしたが、それが日本では潤いに欠けた印象に受け取られたのでしょうね。
コメントへの返答
2019年4月14日 20:48
こんにちは。
おっしゃるように、ショートノーズ&ハイデッキは一時代の空力対策として採用されていましたね。

グリルレスを採用したのも当然空力対策なのでしょうけど、見た目として不評だったようで、フェイスリフトによって後期型B4はフロントマスクを中心に大幅に手を加えられたのは残念なことです。ファニーフェイスで結構好みだったのですが、、、

話が逸れましたが、先の外観でかつキャビンが広く採られていたのもドイツ車らしい考え方ですね。

いかにも理詰めでつくられたことが出で立ちを見れば自ずと理解できます。全てがドイツ車らしさに満ちたつくりなんですね。

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「@こまじろう さん、つまるところ、OEMによるモデルなんですよね^^」
何シテル?   03/09 10:57
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