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2019年06月05日

605の日なのでプジョー605を考える

605の日なのでプジョー605を考える
605はプジョーフラッグシップモデルとして604の後を受け1989年にデビュー。

604は1975年から1985年まで生産していたので、4年間のブランクを経ての待望のデビューとなります。

604までの駆動方式がFRだったのに対し、605はFFへと転換しました。605の…というか、プジョーの大きな方針だったのかもしれません。

ピニンファリーナが手掛けるのも604までの方針と変わりませんでしたね。

  ≪画像は拝借しました。≫
特段変わったところもなく至って普通のセダンなのですが、飽きの来ないデザインはデザイン力の成せる技。

セダンという視点で見て、美しいなぁというのが率直な印象です。

余談ですが、同じ時代のプジョーセダンとして・・・

  ≪406セダン(画像は拝借しました。)≫


  ≪306セダン(画像は拝借しました。)≫

それぞれが605をそのまま小さくしたようなデザイン設計となっているように見え、デザインの近似性を感じますね。

1990年10月の日本発売当時のカタログから一部ご紹介します。(冒頭写真は表紙)

「これが新しい高級車のグレードです。プジョー605。」




グレード体系はエンジン出力の違いによるもの。V6 3Lの「SV3.0」はAT。「SV24」は出力の高い方で5MT&LHDという、フラッグシップには珍しいMTのみの設定。

ところで、605はフランス本国での生産販売期間は1989年から1999年までの10年間。10年間の生産台数が判明したので、載せておきます。

  1989年    12,585台
  1990年    80,724台
  1991年    46,914台
  1992年    30,582台
  1993年    19,515台
  1994年    19,032台
  1995年    17,022台
  1996年     9,623台
  1997年     9,301台
  1998年     6,883台
  1999年     2,320台
  総生産台数   254,501台

1989年にデビューするや翌年には8万台を達成。しかし、翌年には6割近くにまで激減。

1995年にマイナーチェンジを実施していますが、増えることもなく、減り方はわずかですが、それでも効果も空しく結果が残せなかったことになります。

総生産台数は10年間で25万台余りなので、商業的には成功とは言えなかったのかもしれません。

ちなみに、同じ時代のシトロエンフラッグシップXM・Xmはの場合、1989年から2000年までの生産台数は33万3,405台。

XMの場合はブレークがラインナップにあったことを差し引いても、やはり605の生産台数は少なかったですね。

さて、現代プジョーのフラッグシップは508。当然、605や607の流れを汲む次期型モデルは期待したいところ。

605を眺めるにつけ、デザインが今見ても美しいと感じさせるのは、やはりデザインなのですよね。
ブログ一覧 | プジョー | 日記
Posted at 2019/06/05 21:47:06

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この記事へのコメント

2019年6月5日 22:59
605は今は亡き師匠の愛車でした。それもレーシングエンジンのデチューン版との噂のSV24。
正規輸入車の大半がそのまま香港に送られたとか、噂と謎の多い車でしたね。
どうやらエアコンが致命的な様で、保証期間中に壊れると云った話を良く聞きました。

でも、クールビューティ…格好良かったなぁ。
コメントへの返答
2019年6月6日 20:34
こんにちは。ご無沙汰しています。

SV24搭載エンジンの素性がよく理解していなかったのですが、カタログにもモータースポーツ由来の記載が見られますね。

>正規輸入車の大半がそのまま香港に送られたとか、

そんな話(噂?)があったんですね。たしかに現役当時あまり見かけなかったように思います。

デザインは美しいのですが、機械の信頼性が低いと、手放すオーナーはいらっしゃたのかもしれませんね。
2019年6月6日 6:33
おはようございます。

少し前のフレフレ幕張で、地元(習志野)ナンバーのダークグリーンの605が参加されているのを見ました。新車当時のままかと見まごうばかりのグッドコンディションで素晴らしいものでしたが、それ以降も地元でも見たことがありません。実は605はもっとも目にする機会がないプジョーの一台である気がしています。
コメントへの返答
2019年6月6日 20:41
こんにちは。

FFMに参加していたのですね。ダークグリーンはシックでさぞ似合っていたでしょうね。

605はイベントでもなかなか見かけないプジョーモデルですね。

新車当時の販売価格が上級グレードのSV24で600万円のプライスタグを掲げていたのですが、高嶺の花の存在故に当時はもちろん、30年経った現在も見かけないのかもしれませんね。
2019年6月6日 10:26
こんにちは

605考察日記を大変楽しく読ませていただきました。
鼻たれ205乗り('91~’03ごろ)の時代には605なんてエグゼクティブ過ぎてただただ垂涎でした。
ただ(605を)欲しいか?と問われたら当時は「いらない」と答えてたと思います、若造にセダンは不釣り合いでした。

ちょうどその頃レガシーツーリングワゴンが登場し(ステーション)ワゴンというボディタイプが大ブレイクしました。
「タラれば」になりますが605シューティングブレイクなるものが存在していたら食指が動いてたかもしれません。(今のほうが欲しいかも)


605考察の後は日付絡みですと、
・607(プジョー)
・612(フェラーリ)
・626(マツダ)
・630(BMW)

造形深いGentaさんの上記考察もお願いいたします(笑)

コメントへの返答
2019年6月6日 20:53
こんにちは。

05世代プジョーのデザインは現代プジョーとは違って、なかなか味わい深いと思っています。

その中にあって、605はまさに孤高の存在でしたね。フラッグシップ故に存在感はありましたよね。

>605シューティングブレイクなるものが存在していたら

プジョーには306コンセプトカーにシューティングブレークは存在しましたが、市販化には至りませんでした。。。 605クラスの大きなボディにこそ似合うのかもしれませんね。

>造形深いGentaさんの上記考察もお願いいたします(笑)

造詣はまったく深くはないのですが、自分自身の勉強のために調べたことを記しています(苦笑  607は以前取り上げました↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/591647/blog/38021432/

フランス車もまだまだ知らないことが多いので、それらを調べ尽してから、612・626・630取り上げるかもしれません(^_^;)
2019年6月6日 17:53
こんにちは。
私は405に乗っていたせいか、605と405にデザインの近似性を感じます。外見は一見なんの変哲もないように見えるという点はまさにそう感じるところです。
ただ、付き合ってみると405はそんなことはなくて、細部にわたり気を抜いていない緻密な造形にすっかり魅了されました。私はブレークだったので、リアは個性的でした。605も一度味わってみたい車です。
コメントへの返答
2019年6月6日 20:59
こんにちは。

たしかに、同じ05世代の405の方がデザインの近似性が高いのかもしれませんね。

但し、406も角が取れていながらも、605に近いと感じるのです。

当時のプジョーセダンデザインは何の変哲もない至ってごく普通なのですが、そこが普遍的で良いのでしょうね。

ブレークは機能美も加わり素晴らしいと個人的には捉えています。

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「@こまじろう さん、つまるところ、OEMによるモデルなんですよね^^」
何シテル?   03/09 10:57
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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