PHEVのゴルフGTEを導入してからというもの、EVに強く興味を抱くようになりました。
BEVの試乗経験は先代日産リーフとVW eゴルフのみという現状です。残念ながら、あまり経験値がないため、やはりここはさらに上げなければなりません。
と、ふと考え付いたのが、現行日産リーフの試乗。発売以来3年ほど経ちますが、意外にも現行型は試乗をしていませんでした。
以前、付き合いのある日産ディーラーの担当セールスマン氏からは、今度ぜひリーフに試乗してくださいと言われていたことを思い出しました!
と言うことで、遅ればせながら、このたびリーフ試乗目的で日産ディーラーを訪ねました。
到着するや、一旦店内に通され、プロパイロットやeペダルなどの説明をPC上で受けました。最後に同意し、終了。試乗に至るまでの手続きが結構面倒ですね。
さて試乗車は、2つあるバッテリーバリエーションのうち、高出力の"e+"と呼ばれる駆動用バッテリー62kWhの方。ちなみに、"e+"は後から追加されました。
2つのバッテリーの大きな違いは当然出力ですが、何と言っても、航続距離がWLTCモードで400kmを大きく超え、450kmなんだとか!
多少の長距離を走ったとしても、これだけ航続距離が保てれば、電欠という不安は拭えますね。
運転席に腰かけてみると、目線が結構高いことに気付かされます。シートリフターで目いっぱい下げてもやはり高い。
≪画像は拝借しました。≫
まるでミニバンかのようなシートの高さ。違和感がないわけではないですが、バッテリーを積む関係なのかもしれませんね。
シートはレザーシートになっていて、少々硬い印象を受けました。致し方のないことなのかもしれませんね。
走った印象としては意外にきびきび走ること。これは興味深いことです。当然パワーも余りあるほどでストレスなく加速するのはEVのアドバンテージでしょう。
○最大出力:160kW(218ps)/4,600-5,800rpm
○最大トルク:340Nm(34.7kgm)/500-4,000rpm
ところで、試乗車の62kWh仕様の"e+"について調べてみたら、こんなことがわかりました。
バッテリーセルをモジュールにグループ化する際にコンパクト化を実現。さらに、バッテリー搭載スペースを40kWh仕様よりも下方に20mm拡大しているとのこと。
バッテリーの大容量化によりスペースも当然犠牲になるわけですが、そこは技術屋の日産、下方に拡大したようですね(驚
その際、最低地上高が40kWhの150mmから130mmに下がってしまうので、車高を5mm上げて135mmの最低地上高を確保したとのこと。
車両重量は40kWh比+160kgとなったのは必然のようですが、それに合わせてサスペンション強化やボディ剛性の補強などが図られているとか。
これがデメリットかと言えば、そうでもなく、重心が低くなったことにより走りが安定したのだとか。
リーフの試乗の場合、まず40kWh仕様を試めして、その後、62kWh仕様に試乗する方が、より違いを体感出来て良いのかもしれませんね。
≪画像は拝借しました。≫
最後に総括。リーフは日本国内で発売以来ことしでちょうど10年が経ち、電気自動車のパイオニアとして日本に存在を示した意義は大きいと言えるでしょう。
これまで日本車勢はトヨタやホンダを中心にハイブリッドモデルが席巻していましたが、日産もいつまでも負けてはいられません。
試乗したリーフ"e+"Gは最上級グレードで販売価格は約500万円也! 補助金をもらったとしてもやはり高額ですね。
中古車市場になると、試乗車上がり車両でもかなり下落しているので、いったいどうなのだろうって思います。
来年(ちょうど一年後)はSUVのアリアが日産BEV第三弾として登場しますが、何せ高額モデルゆえ販売には大きく貢献はしないでしょう。
日産はもう少し手が届きやすいモデルへのBEVに力を注ぐべきでしょうね。今秋登場のホンダeは台風の目となるのは間違いなく、ぜひ頑張っていただきたいですね。
そう言えば、このタイミングでディーラーを訪ねたので、リーフの後はキックスにも試乗してみました。そのインプレッションは改めて。
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