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2020年07月23日

日産リーフ"e+"に試乗【2020.7】

日産リーフ"e+"に試乗【2020.7】

PHEVのゴルフGTEを導入してからというもの、EVに強く興味を抱くようになりました。

BEVの試乗経験は先代日産リーフとVW eゴルフのみという現状です。残念ながら、あまり経験値がないため、やはりここはさらに上げなければなりません。

と、ふと考え付いたのが、現行日産リーフの試乗。発売以来3年ほど経ちますが、意外にも現行型は試乗をしていませんでした。

以前、付き合いのある日産ディーラーの担当セールスマン氏からは、今度ぜひリーフに試乗してくださいと言われていたことを思い出しました!

と言うことで、遅ればせながら、このたびリーフ試乗目的で日産ディーラーを訪ねました。

到着するや、一旦店内に通され、プロパイロットやeペダルなどの説明をPC上で受けました。最後に同意し、終了。試乗に至るまでの手続きが結構面倒ですね。

さて試乗車は、2つあるバッテリーバリエーションのうち、高出力の"e+"と呼ばれる駆動用バッテリー62kWhの方。ちなみに、"e+"は後から追加されました。

2つのバッテリーの大きな違いは当然出力ですが、何と言っても、航続距離がWLTCモードで400kmを大きく超え、450kmなんだとか!

多少の長距離を走ったとしても、これだけ航続距離が保てれば、電欠という不安は拭えますね。

運転席に腰かけてみると、目線が結構高いことに気付かされます。シートリフターで目いっぱい下げてもやはり高い。
alt
  ≪画像は拝借しました。≫
まるでミニバンかのようなシートの高さ。違和感がないわけではないですが、バッテリーを積む関係なのかもしれませんね。

シートはレザーシートになっていて、少々硬い印象を受けました。致し方のないことなのかもしれませんね。

走った印象としては意外にきびきび走ること。これは興味深いことです。当然パワーも余りあるほどでストレスなく加速するのはEVのアドバンテージでしょう。

○最大出力:160kW(218ps)/4,600-5,800rpm
○最大トルク:340Nm(34.7kgm)/500-4,000rpm

ところで、試乗車の62kWh仕様の"e+"について調べてみたら、こんなことがわかりました。

バッテリーセルをモジュールにグループ化する際にコンパクト化を実現。さらに、バッテリー搭載スペースを40kWh仕様よりも下方に20mm拡大しているとのこと。

バッテリーの大容量化によりスペースも当然犠牲になるわけですが、そこは技術屋の日産、下方に拡大したようですね(驚

その際、最低地上高が40kWhの150mmから130mmに下がってしまうので、車高を5mm上げて135mmの最低地上高を確保したとのこと。

車両重量は40kWh比+160kgとなったのは必然のようですが、それに合わせてサスペンション強化やボディ剛性の補強などが図られているとか。

これがデメリットかと言えば、そうでもなく、重心が低くなったことにより走りが安定したのだとか。

リーフの試乗の場合、まず40kWh仕様を試めして、その後、62kWh仕様に試乗する方が、より違いを体感出来て良いのかもしれませんね。
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  ≪画像は拝借しました。≫
最後に総括。リーフは日本国内で発売以来ことしでちょうど10年が経ち、電気自動車のパイオニアとして日本に存在を示した意義は大きいと言えるでしょう。

これまで日本車勢はトヨタやホンダを中心にハイブリッドモデルが席巻していましたが、日産もいつまでも負けてはいられません。

試乗したリーフ"e+"Gは最上級グレードで販売価格は約500万円也! 補助金をもらったとしてもやはり高額ですね。

中古車市場になると、試乗車上がり車両でもかなり下落しているので、いったいどうなのだろうって思います。

来年(ちょうど一年後)はSUVのアリアが日産BEV第三弾として登場しますが、何せ高額モデルゆえ販売には大きく貢献はしないでしょう。

日産はもう少し手が届きやすいモデルへのBEVに力を注ぐべきでしょうね。今秋登場のホンダeは台風の目となるのは間違いなく、ぜひ頑張っていただきたいですね。

そう言えば、このタイミングでディーラーを訪ねたので、リーフの後はキックスにも試乗してみました。そのインプレッションは改めて。

ブログ一覧 | 日本車 | 日記
Posted at 2020/07/24 00:15:39

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この記事へのコメント

2020年7月24日 1:44
こんばんは、
初代比でもバッテリーパックの総体サイズはさほど変わっていないのが10年間のバッテリー進化を感じさせます。
シート下がバッテリー置き場で基本的な骨格は初代から引き継ぐ故にシートポジションはクロスオーバーのに近い高さがありますね。ただ先代308とかも比較的高めだったのでその辺との比較だと感覚的にはそれほど高いとも思わずでした。
http://history.nissan.co.jp/LEAF/ZE0/1012/PERFORMANCE/

乗って見た感じとしては自分はe+より無印リーフの方がバランスとしては良いかなと、e+は車体に対する重量増が何となく出てきているような。
コメントへの返答
2020年7月24日 9:36
こんにちは。
リーフが発売後10年間で、何度か航続距離を延ばしています。また、バッテリーの大容量化も行っていますが、スペースをさほど犠牲にせず収めたのは、並々ならぬバッテリーの進化もそうですが、技術の進化や努力の賜物と言えるでしょうね。

基本的にはシート真下がバッテリーの配置ですので、必然的にシートの位置は高くなります。その分目線が高くなるのは当然ですが、ハッチバックのカテゴリーからすると違和感を覚えます。

先代308はクロスオーバースタイルの307のキャリーオーバーでしたので、感覚的には近いのですよね。

今回、62kWhの試乗をしてみましたが、バランスが良いとお聞きすると、ぜひ40kWhの方も試乗してみたいと強く感じました。
2020年7月24日 7:52
嫁が駅まで数kmの距離を通勤で使うため、電気自動車だとメリットが大きいと思っているのですが、車両価格が高額のため、二の足を踏んでいます。

ご近所スペシャリティとしてアイミーブなんて良かったのですが、今から買うかというと微妙で。

リーフより小さくて安価なのを待ち望んでます。
コメントへの返答
2020年7月24日 9:43
こんにちは。
所有車をPHEVにしてから、近距離の普段遣いであれば、むしろBEVをはじめとしたEVの方が向いていると感じました。

おっしゃるように、補助金で助成が受けられたとしてもEVはまだまだ高額です。それを考えますと、高年式の低走行中古車を探すという方法は大いに考えられますね。

日産はIMkという軽モデルのBEVを発売する計画にあるので、今後に期待したいですね。
https://www.autocar.jp/news/2020/05/13/513969/

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