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2020年07月26日

VW T-Rocをじっくり観察、そして試乗【2020.7】

VW T-Rocをじっくり観察、そして試乗【2020.7】 先日、ゴルフの修理を終えて代車を返却した際に、ちょうどT-Rocの試乗車がいました。しかし、生憎土砂降りの雨。

担当セールスマン氏から試乗を勧められたのですが、どうせ試乗するなら、何もこんな天候の日に乗る必要はないと思ったので、後日改めることにしました。

後日、修理代金を支払うついでに、試乗のためにディーラーを訪れました。(どっちがついでなんだ?)

T-Rocのグレード構成は、上から R-Line・Sport・Style Design Package・Styleの4つの構成になっています。

ショールームに展示してあったのは、上から3つ目のStyle Design Package

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  ≪画像は拝借しました。≫
ターメリックイエローのボディカラーが目映い、なかなか映(バ)えるカラー。(画像はR-Line)

ターメリックイエローはゴルフ7.5になってから追加されたカラーですが、ファッション性の高いSUVにはやはりとても似合うカラーだと強く感じました。

ショールームには、春先にデビューしたT-Crossがとならいに並べられて展示してありました。
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  ≪画像は拝借しました。≫
この2台の関係性はT-Crossの方が弟で、T-Rocが兄。ちなみに、Tiguanはさらに上の兄。

もっと細かく言うと、T-Rocはゴルフ8がベースになっていて、T-Crossはポロがベースになっているので、そうしたことからも2台の関係性がよくわかります。

展示車に座ってみても、運転席周りや後席周りは足元にスペースの差が歴然としています。やはり、T-Rocは余裕がありますね。

ちなみに、前回来店した時は、T-RocとTiguanが並んで展示してあったのですが、Tiguanの方がさらに運転席周りや後席周り共足元に余裕がありました。ゆったりと座れるのは明らかにTiguan。

ラゲッジスペースはこんな感じです。
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  ≪画像は拝借しました。≫
445Lと申し分のない容量。但し、ハッチゲートは傾斜が緩いデザインなので、嵩張る荷物は入りづらそう。

後ろはまるでクーペのような流れるデザインを取り入れており、そう言えば、マカンもこんな感じの仕上げでしたね。
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  ≪画像は拝借しました。≫
今や世界的にSUVは飽和状態になってしまっているので、普通のデザインでは受け入れられないのかもしれません。こうしたデザインを取り入れることで、付加価値をつけているのでしょうね。

それと、上の画像でわかるとおり、Aピラーからサイドウィンドウ上端を貫いて、Cピラーを通って、リアウィンドウ下端へとシルバークロームで加飾されたモールが装備されています。

このデザイン処理は一目でT-Rocを印象づけるものにしたかったのでしょうね。

全体のデザインを通して、ただのSUVに留めることはせず、デザイナーの腐心したと思しき様が散見されます。

担当セールスマン氏曰く、T-RocはVWのSUVの中で一過性のSUVモデルと思うとおっしゃっていました。デザインに遊びゴコロを持たせていることからも、案外そうなのかもしれませんね。

さて、ショールームでの観察はこれくらいにして、試乗です。試乗車は最上級グレードR-Line。

運転席に座ってまず目を惹きます!
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  ≪画像は拝借しました。≫
Activo Info Display。

さらに進化してナビ画面がワイドに拡大するんですね。これは見やすいです。ゴルフで切り替えると、メーターが邪魔をして横方向があまり映らなくて時に不便を感じますが、これは良いですね。

さて、組み合わされるパワートレーンはティグアンやゴルフでお馴染み150ps出力の2L TDI(ディーゼル)。

 ○最大出力:110kW(150ps)/3,500-4,000rpm
 ○最大トルク:340Nm(34.7kgm)/1,750-3,000rpm

このエンジンを7段のDSG(乾式)で動かしているわけです。

車両重量はカタログ数値上1,430kgで、苦も無く引っ張ってくれます。以前試乗したティグアンTDIよりも明らかに軽さを感じるので、発進時のもたつきはありません。

キャラクターとしてはヘビーデューティーのシーンは全く考えられず、それを考えると、二輪駆動のみの設定と言うのは納得です。

ところで、T-Rocには派生モデルとしてこんなモデルがありますね。
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  ≪画像は拝借しました。≫
T-Rocカブリオレ。

イヴォークにもカブリオレはありましたね。イヴォークもクーペデザインのSUVなので、必然的にカブリオレは生まれやすいのでしょうか。

ニッチモデルとして登場しているわけで、こうした商法は決して多くはなくとも潜在的に欲しがる顧客のために用意してくれているのですよね。雰囲気がとても優雅です♪
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  ≪画像は拝借しました。≫
イヴォーク カブリオレは日本でも発売をしていたので、T-Rocカブリオレもぜひ日本で発売してほしいものです。

さて、VGJ(フォルクスワーゲン グループ ジャパン)は、Tiguan・T-Roc・T-Cross の3つのSUVを「SUV3兄弟」として今後のVW販売において強化していくとのこと。

あれ、長兄はどうなった?
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  ≪画像は拝借しました。≫
輸入販売が途絶えて久しいですが、ぜひ4兄弟としてほしいですね。

最後にT-Rocの印象です。街中を走るSUとしては好印象。ティグアンのような四輪駆動を設定したSUVとは違って、T-Rocはよりファッション性の高いSUVという印象を持ちました。女性にも男性にも受け入れられることでしょう。
ブログ一覧 | ドイツ車 | 日記
Posted at 2020/07/26 15:13:54

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この記事へのコメント

2020年7月29日 9:12
こんにちは。
発売が遅れた(欧州発売からかなり時間がかかっています)ことや、ディーゼルエンジンのみのラインナップに日本市場がどのような位置づけなのかが透けて見えてくる気がします。

わたしは生活の中で付き合ってみて、2輪駆動のSUVはアリだと思います。雪深い地域や険しい地域に住んでいるのなら総輪駆動は必要ですが、雪深くても市街地に居住するなら駆動輪の数はそう問題にならないと実感しました。必要な最低地上高を確保し、その副産物としての視界の広さや人や荷物のスペースを確保することの有用性などSUVが生活に溶け込むのは必然のように感じます。もっとデザインコンシャスかと思いましたが、実際に見てみてスペースは、わたしの生活では十分以上のものが確保されていました。

この車に限らず車両価格を見ると、車の所有の仕方を考え直す時が来ているのかも・・と思うことしきりですね。
コメントへの返答
2020年7月29日 21:36
こんにちは。
本来であれば、T-CrossよりもT-Rocの方が本国発売が早かったので、先に発売するはずですが、T-Crossは後になりました。これはVGJの販売戦略なのでしょう。T-Crossで話題性を持たせ、実績をある程度残した上で、T-Rocを販売する方がやりやすかったのでしょうね。

また、ディーゼルのみの設定というのも興味深いことです。VGJによれば、ティグアンは今やディーゼルが8割を占めているそうです。そうしたことも理由に挙げられるでしょうね。
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1265564.html

私も二駆のSUVという存在は意義あると思います。四駆はどうしてもメカニズムとして必然的に車重が重くなる傾向にありますし、すべてがメリットとはなりません。クロスポロやクロスゴルフ、クロストゥーランなどは面白い取り組みですよね。

一年のうちの数ヶ月のために四駆が必要と感じることも確かにありますが、維持や燃費など総体的に考えてみて、二駆で十分です。(以前オールトラックを所有していながら説得力はありませんが(^_^;))

おっしゃるように、最近は車の価格が高くなったとつくづく感じますね。車のために働いているような気に囚われます。

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