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2024年04月21日

フォードエコスポーツに出逢って思う【2024.4】

フォードエコスポーツに出逢って思う【2024.4】 先日、仕事終わりの家路へ着く途中のこと。交差点の信号待ちで、斜め右側にホワイトのフォードエコスポーツが停まっていました!

エコスポーツは今から12年前の2012年9月に発売されたフォードの世界戦略車。ご存じの方もあると思いますが、コンパクトなSUVモデル。

当時、フォード社のOne Fordという企業理念の下、キネティックデザインのフォード共通のフロントマスクを備えたデザインとなっています。一目でフォード車とわかるのが特徴。

余計な能書はこれくらいにして。エコスポーツに出逢ったのはいったいどれくらいぶりだろう?ってくらいに、久しぶりに見かけました。

調べてみたら、日本で発売が開始されたのは2014年5月31日のこと。今からちょうど10年が経つわけですね。

発売当時、興味あるクルマだったので、ディーラーを訪ねました。ショールームで現車を眺めて、お土産にカタログをいただいてきました。
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2014年4月発行のもので、総44ページの豪華なつくりのカタログ!

マーズレッドのボディカラーのエコスポーツが堂々と表紙を飾っています。イメージカラーということもあり目を惹きますが、逆光でフロントが影になっているのは意図的に狙ったものなのか。

今回カタログを久しぶりに眺めていて、気付いたことがあるんです!
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当然コンパクトSUVモデルですし、走破力は絶対マストです!

180mmのロードクリアランス、最大25度のアプローチアングル(フロント)、最大35度のディパーチャーアングル(リア)を確保しているのは、特に道路事情の発達していない地域へも輸出されているため。

そこでエコスポーツの走破性で驚いたことが、カタログ表記にありました!
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「水深550mmまでの走行を想定し、エンジンルーム内の重要なコンポーネンツを最適にレイアウトしています。」

二つ上のカタログ写真の上にも何気にアピールしていますが、「時速7kmまでを想定した設計値」という但書はあるものの、水のあるところでも走破できるのですね! エンジンルーム内も機器類のレイアウトを考慮したということですね。

これらの走破性から、エコスポーツがどういった地域を主要に開発されたかが窺い知れますね。

積載性についてアピールしたページ。
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コンパクトクラスゆえ、全長は4,195mmと決して長くはないので、当然ラゲッジルームは限界はあります。5人乗車時で333L、2人乗車時で1,238L。

安全性についてアピールしたページ。
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走破性も感心しましたが、何より安全性の高さはもっと感心しました。何と7つものエアバッグを装備しているんですね! 

前席2座のフロントエアバッグ、前席2座のサイドエアバッグ、後席左右のサイドエアバッグ。さらに運転席ニーエアバッグまで備える抜かりなさ。凄いことですね。

コンパクトクラスでも安全性に対して、決して妥協を許さないフォードの真面目な車づくりに感服します。フランス車はC3A/Cも2008もキャプチャーもエアバッグは6つだというのに、、、

それにしても、エコスポーツがこれほどまでに万能なクルマだということは知り得ていませんでした。発売当時、少しは学習したはずなのになぁ、、、

ところで、エコスポーツが販売されたのは先述のとおり、2014年5月以降のこと。2016年1月にはフォード社は2016年末をもって日本市場から撤退させるというアナウンスを発表しています。
(参照;フォード日本撤退が「閉ざされた市場」という理由は本当か

ということからも、エコスポーツが日本で販売された期間はざっくり見積もっても2年弱くらいかなぁ。希少車と言えるレベルでしょう。

フォードジャパン(当時)としてもフィエスタやフォーカス、マスタング、エクスプローラーなどとともに、エコスポーツを日本市場でもっと販売していきたかったでしょうに。。。 撤退は本当に残念なことでならないですね。

販売から10年弱が経って、インポーターが撤退してしまった今でも、件のエコスポーツを大切に所有されているオーナーさんに、心から敬意を表したいです。
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  《画像は拝借しました。》

最後に。エコスポーツのカタログ最終ページから購買意欲をくすぐるコピーを引用。

心が動いたら、行動する。愉しむことに、理由はいらない。気持ちのおもむくままに、新しい明日へステアリングを切ろう。その先には、もっとワクワクする何かが待っているから。走らせるほどに、ECOSPORTはあなたのかけがえのない相棒になる。

これほどのポテンシャルを備えたエコスポーツを欲しいと思われた方の肩をひと押ししてくれたのかもしれませんね(^^)
ブログ一覧 | フォード車 | 日記
Posted at 2024/04/21 12:50:54

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この記事へのコメント

2024年4月21日 14:49
こんにちは

エコスポーツ、あらためてカタログでみると中々の実力車ですね
サイズ的にはヤリスクロスとか、WR-Vとかと似たサイズなんでしょうか?

水深550mmはすごいですね!
昨年ジムニーを危うく冠水させるところでしたので、エコスポーツの数値にびっくりです
勿論好き好んで水に浸かる必要は無いけど、実際直面すると助かりますね
コメントへの返答
2024年4月21日 16:35
こんにちは。
悪路の走破性の高さ、ある程度の水深でも走れるとは、エコスポーツがこれほどまでに万能な車だったとは、今になって初めて知りました。
水深550mmの走行が可能なのは、道路事情の発達していない地域の販売を最大のマーケットと想定しているからなのでしょう。日本でもいざというシーンに遭遇した際は心強いわけですね。
また、サイズはヤリスクロスが割と近いようです。それでも全高はさらに65mmも高いですし、居住スペースは十分確保されていますね。
2024年4月21日 17:56
こんばんは
松本にもエコスポーツが一台走っていますよ。
所有1台目のゴルフを買う時、フォーカスSTやフィエスタSTも候補だったので、フォード車はその後も気になっていました。
確かブラジル向けでしたよね。だから水の中も走れる性能が必要だったのか。
1L ターボのエコブーストでなかったのが残念でした。
黄色が気になりました。
コメントへの返答
2024年4月21日 20:11
こんにちは。
エコスポーツ走っていますか! 日本から撤退した今でも大事に所有しているオーナーがいらっしゃるのは凄いですよね。
フォードはこれまで縁はありませんでしたが、STシリーズは憧れを持っていました。モンデオST220は所有したかったなぁ(^^)
生産はインドのようで、主に新興国をメインとしているので、水を走れる必要はあっ他のでしょうね。
イエローは限定車ですね。興味を惹かせるためのフォードジャパンの販売戦略だったのでしょうね^^
2024年4月21日 18:54
だいぶ残存数が減ってきた小型系フォード車ですが、エコスポーツはそんな中でもしぶとく残っている印象があり、街中で意外によく見られます。やはり4m少々の全長という日本に適したサイズ、FFながら55cmまでの水かぶりをクリアする走破性などがオーナーさんから重宝されているのではないか、と推察します。
ちなみに直接体験したわけではないですが、新興エリア向けの設計でエアコンの効きがかなり強力と聞いたことがあり、本当なら年々亜熱帯化が進む?日本でこれまたアドバンテージになるかもしれません。
コメントへの返答
2024年4月21日 20:20
こんにちは。
撤退から8年が経ちますし、最終年にフォード車の購入者はフォード車を降りてしまっているケースもあることでしょう。
エコスポーツがしぶとく残っている印象とのこと。それはやはり高い走破性に惹かれるオーナーさんが多いのでしょうね。55cmの水深でも走行可能という車は滅多にありません。
新興国向けゆえ、エアコンは強化が求められますね。近年の日本の亜熱帯化の気候を考慮すると、意外な所でエコスポーツの魅力が増すわけですね^^
2024年4月21日 21:51
スノーケル無しで55CM!すばらしい

温暖化の未来、EVなんてダメ、本物のSUV(クロカン車?)が
これからは必要でしょうね
コメントへの返答
2024年4月21日 22:21
こんにちは。
550mm対応可能とは凄いことですよね! 
EV化を推し進めて間違いなく方向性はそちらなのでしょうけど、陰りが見えてきて暗雲が立ち込めていますよね。
結局、こうした車が生き残るのでしょうね^^

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