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2024年07月27日

鉄仮面に出逢ったのでR30前期型カタログを研究

鉄仮面に出逢ったのでR30前期型カタログを研究 先日、仕事終わりの帰る道すがらのこと。対向車線から鉄仮面こと後期型R30RSがすれ違っていきました!

残念ながら写真を撮っていないので、出逢ったのと同じホワイトの拝借した画像を貼りました。

令和の時代にTHE昭和の80sの名モデルに出逢えるとは思いも寄りませんでした♪

6代目としてデビューしたのが1981年8月のこと。その後マイナーチェンジ版として後期型がデビューしたのが1983年8月。

そう言えば、R30は前期型後期型とも持ち合わせがあったはず。残念ながらRS専用カタログは持っていません、、、

と言うことで、主旨とやや逸れますが、ここでは前期型2000GTシリーズカタログを取り上げます(苦笑  RSも登場するよ!
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1983年4月発行「2000GTシリーズ」カタログ。

今は亡きハリウッド俳優のポールニューマン氏が表紙を飾るカタログ! 超豪華ですね。この時の年齢は57歳。シブくて、男が見ても惚れるカッコ良さ♪

マイナーチェンジが1983年8月のことなので、このカタログは前期型としてはマイナーチェンジ4ヶ月前のタイミングということになります。

表紙に記載のある「10年連続グランプリ受賞」というのは、月刊自家用車誌主催の国産乗用車読者人気投票総合部門で1974年から1983年まで第1位とのこと。

スカイラインは「走り」のイメージが強い人気の存在でしたね。10年連続1位を取り続けることは並大抵ではできないこと。今やスカイラインは高額車となってしまい、また、手の届かない存在となってしまい残念。。。

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緑色の芝生に真紅のスカイライン2ドアハードトップは映えますね。ポールニューマン氏、様になっているなぁ。

このページには次の記載があります。
「世界初、電子制御OD付きフルロックアップオートマチックをスカイラインGTターボに搭載。この走りを新GT感覚と呼ぶ。」

別のページの解説から引用。
>全段ロックアップ機構付きで一定車速以上でマイコンが自動制御、いわば高速な頭脳を持つ「夢のオートマチック」です。ドライバーは、アクセルを踏み込むだけ、その走りはまさに「新GT感覚」といってよいでしょう。
(引用終了)

今となっては特段目新しさはありませんが、当時は開発に相当な苦労があったと推察できます。さすが技術の日産。これによってターボ車にATの採用は一気に進んだのでしょうね。

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「あくまでボクシーなフォルムで、究極の走りをきわめた。ウェッジ・シェイプ。この美しさ、スカイラインの聖域です。」

スカイラインの「走り」のイメージがこの4ドアにも凝縮されていると思います。普通のセダンに見えながら、スポーティな仕様はスカイラインの特徴。セダンのRSってまさにそれですね。

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「この美しさからでは想像できない機能性。最上級の名を欲しいままにする、大きなハッチバック。この走りの5ドア、スカイラインの聖域です。」

スカイラインとしてはかなり異色の存在の5ドアハッチバック! 6代目にして初めて採用されたボディタイプ。ほとんど見かけなかったR30かもしれません(苦笑

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「走りのGTを贅沢に乗りこなすゆとりとくつろぎ。ハイオーナーのために、もうひとつのGT「パサージュ」新登場。」

R30セダンで高級志向に振ったパサージュ。前期型の後年に追加となったシリーズ。パサージュは後期型でも継承しています。

パサージュのインテリア。
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赤いモケットシートがかなり目を惹くインテリア! 高級な演出に一役買っているわけですね。

2000GTシリーズの搭載エンジン。
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当時はL型エンジンが主力を占めていました! 派生のディーゼルLD型エンジンも搭載。写真と図で解説をつけて大きく紙面を割いて紹介しているのは技術の日産ですね。

RS&RSーTURBO。
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「この車に乗ると、高性能車の究極の姿「スポーティ・イズ・セーフティ」の哲学に触れることが出来る。ーポール・ニューマン。」

凄いポテンシャルを秘めているようには決して見えないこの佇まい。「羊の皮を被った狼」とは RSのための言葉とすら思います。RSって素直にかっこいい♪

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名機FJエンジンの透視図。実にマニアック♪ FJ20Eエンジンは最高出力が150psで、FJ20ETエンジン(ターボ)は最高出力が190ps。

とここまでR30前期型カタログを取り上げました。その後のR31、R32と連綿と続くスカイラインの中でも名モデルであることが改めて認識できます。サイズも5ナンバーでちょうど良かったですね。

さて件の鉄仮面。古くて40年は経つわけです。出逢った時間帯が夕刻でジメジメ蒸していましたが、そんな過酷な状況下でも元気に走っていました。

40年選手の車両が現役で走っていたこと自体、感動に値します。40年の齢を重ねれば、維持やメインテナンスは相応の大変さはあるはず。末永く所有していただきたいと思いました^^
ブログ一覧 | 日本車カタログ | 日記
Posted at 2024/07/27 16:10:09

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この記事へのコメント

2024年7月27日 18:18
L型エンジンは長生きしましたね😄
内装はぁ〜スナックみたいで演歌が似合いそうな印象が😅
コメントへの返答
2024年7月27日 22:02
こんにちは^^
L型エンジンは1984年のRB型エンジンにバトンタッチするまでの約20年間に亘り採用されました。510ブルーバードの1.3LからS130フェアレディなどの2.8Lまで幅広いラインナップ。凄いことですよね(^^)
パサージュシリーズの内装はまさにスナック風ですよね。この当時の高級車ってだいたいこのような仕上げでしたよね♪
2024年7月27日 22:10
スカイライン…こうやって見ると鉄仮面もいいですねー。
自分はR32のGTEに5年乗ってました、弟はGTS-tを。
このサイズなら転がしやすいしもう一度作ってよと思うけど、規制なりでそうはならないんでしょうねぇ。
コメントへの返答
2024年7月27日 22:30
こんにちは^^
鉄仮面かっこいいですよね。今回久しぶりに出逢ってうっとりしてしまいました。名機FJ型エンジンともども存在は偉大ですよね。
R32も名車でしたね。ご兄弟でR32にお乗りだったなんてお好きだったんですね♪
R32までが5ナンバーサイズで扱いやすいサイズですよね。R33以降は現行のV37に至るまで3ナンバーサイズとなり大きくなってしまいました。
V35からは当時の社長のカルロスゴーンの方針によりグローバルモデルとして輸出するようになり、スカイラインらしさが薄れてしまったように思います。
R32が最後の5ナンバーサイズで良き時代だったですね♪
2024年7月28日 22:15
こんばんは

最初に買った車がR30のGTターボでした
本当はRS系が欲しかったんですけどね
タマが少なくて、GTになりましたが、楽しい車でした

意外に後席も広くて、男ばかり4人で遠出しても乗り降り以外は不平はでませんでした

ただL20ターボは燃費が悪すぎて、私の1ヶ月の食費の数倍のガソリンを飲んでいました
コメントへの返答
2024年7月29日 19:49
こんにちは^ ^
実際にR30におのりだったのですね! RSはやはり別格の存在でしたね。西部警察に登場するRSはカッコ良かったと子供ながらに憧れていました♪
GT系L型ターボは燃費が悪いのですね。当時は環境に配慮するという考え方はほとんどありませんでしたし、致し方のないことだったんですね。。。

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「@こまじろう さん、つまるところ、OEMによるモデルなんですよね^^」
何シテル?   03/09 10:57
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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