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2017年01月08日 イイね!

カングー日本導入当時の新聞広告に見るルノー・ジャポンの意気込み

旧くは4F(キャトルフルゴネット)からエクスプレスの流れを汲む商用モデルとして、カングーがデビューしたのは1997年のこと。

  ≪画像は拝借しました。≫
4Fやエクスプレスからそれほど変わらないボディサイズは手頃なもの。室内高の高いラゲッジスペースは荷物を積み込むのに便利。こういうところが広く受け入れられるのでしょうね。

ヨーロッパでは商用モデルとして主にビジネス用途で使われているカングー。


  ≪画像は拝借しました。≫
La Poste (※車両は後期型)


  ≪画像は拝借しました。≫
GENDARMERIE(フランス国家憲兵隊) (※車両は後期型)

はたらくカングーは他に大手企業などでも採用されています。さまざまなシーンで見ることができますね。

日本には遅れること5年後の2002年3月に販売開始。当時のインポーターはルノー・ジャポン。あれから15年経つのですね。

先日カタログ整理をしていたときのこと。日本販売開始時の新聞の切り抜きが出てきました。

Kangoooodな関係。

ヨーロッパでは商用モデルとして名を馳せるカングーですが、日本では商用モデルのイメージをあえて消した「レモン・イエロー」のボディカラーを前面に押し出したもの。

広告左下には・・・「ルノー・カングー デビューフェア 3月30日(土)・31日(日)開催」 との記載があることから、デビューフェアに向けての宣伝広告のよう。

カラー刷りの1/3ページ大の広告。掲載紙は全国紙なので、当時のルノー・ジャポンがカングーに掛ける意気込みが見て取れます。

カングーの日本導入はFTS戦略の仕掛け人でも知られる現在の大極司CEOの判断によるものと思っていましたが、大極氏がCEOに就任したのは2009年のこと。

カングー日本導入は、大極氏とは別のトップ下でのことだったようですね。

このことに関連して、JAIA(日本自動車輸入組合)のトップインタビュー特集(下にリンク貼りました。)で取り上げられていた大極CEOのシリーズで興味深いことが書かれてあったのでご紹介します。

>設立当初のルノー・ジャポン(※2000年)は、ルノー本社が主導でフランスから来た社長のもとにはじまりました。2005年まではその体制でやってきたのですが、やはり日本市場は特殊でなかなかうまくいかなかった。
(引用終了)

フランスから招聘された社長始め、当時のルノー・ジャポンがどのようないきさつでカングー導入の決断を下したのかは今となってはわかりません。

もちろん、ヨーロッパ同様にあくまでも商用モデルとして販売することも検討したことでしょう。ポップなイエローを前面に出して販売することは発想の転換だったのかもしれません。

いずれにしても、苦労は相当なものであったと推察はされます。勝機があったのかもしれませんね。この広告を見るにつけ、当時に思いを馳せるのは面白いものです。

一つだけ言えることがあると思います。それは15年前にカングー導入の決断があったからこそ、現在の日本のカングーの成功があるのは間違いのない事実と言えるでしょうね(^^ゞ

※1/9 AM9時追記  みん友の役年さんより、カングー日本導入当時のWebCGの試乗記をご紹介いただいたので、リンクを貼っておきます。
  
WebCG ルノー・カングー 1.4(4AT) 試乗記【2002.3.28】

※カングー1のTVCFを見つけたのでどうぞご覧ください。
Posted at 2017/01/08 16:39:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | ルノー | 日記
2017年01月06日 イイね!

C4カクタスの販売戦略ってどうなんだろう

2014年にヨーロッパで市販が開始されたC4カクタス。そのデザインは他の何にも似ないもので、かなり個性的。

個人的に初めてC4カクタスを見たのはFBM2015。さすがはFBM! 並行ですぐ日本に導入してでもすぐに乗りたいオーナーは多かったでしょうね。

日本にはヨーロッパデビューから一年後の2015年11月に開催された東京モーターショーが初登場初公開の場。当然インポーターのPCJが参考出展しました。

私自身はTMS(東京モーターショー)2015に行くことができませんでしたが、その後の名古屋モーターショーには訪れるチャンスがあったので・・・

生C4カクタスを見ることができました♪ おそらくイギリス仕様を出展していたのでしょうかね。
(参照: NewDS4に出逢えなかったのはとても残念【2015.11】

モーターショー開催当時、インポーターのPCJはC4カクタスについて次のように公式にアナウンスしていました。

日本発売予定は2017年で、搭載トランスミッションは6ATとのこと。

このアナウンスをそのまま信じるならば、2014年のヨーロッパ販売から3年も待たされてやっと日本販売開始ということになります。

デザインに惹かれたというC4カクタスファンは多かったはず。それなのに、3年も遅れるとは・・・。遅きに失するとはまさにこのことでしょう。これでは旬が過ぎてしまって新鮮味が薄れます。

モーターショーが終わり、C4カクタス導入についてさまざまな憶測が流れました。エアバンプの認可が下りないだとか、導入そのものが怪しくなっただとか、、、

しかし、予想に反して?昨年2016年11月日本販売開始されました。

ただし、200台のみの台数限定販売であることとトランスミッションがETG5であること。当初の発表とは異なっていました。

ボディカラーやインテリアカラー、エアバンプ、ホイールカラーはバリエーションが豊富に選べるのがC4カクタスの特長。

今回日本向けの仕様としては、ボディカラーは5色から選べるものの、それ以外のインテリアカラー等はすべてあらかじめ決められたものとなり、選択の余地なしという状態。

日本仕様のボディカラー展開は次のとおり。


ブランパールナクレ(60台)  (日本仕様;エアバンプ:チョコレート  ホイール:ツートーンノアール)


ブルーラグーン(50台)  (日本仕様;エアバンプ:ブラック  ホイール:ツートーンノアール)


ハローイエロー(50台)  (日本仕様;エアバンプ:ブラック  ホイール:ツートーンノアール)


ルージュアデン(25台)  (日本仕様;エアバンプ:ブラック  ホイール:ノアール)


ノアールオブシディアン(15台)  (日本仕様;エアバンプ:ブラック  ホイール:ノアール)

イメージカラーともなっているハローイエローは、もはやC4カクタスのアイデンティティともなっているカラー。個性的デザインと相まって、とても似合いますね。

もちろん台数限定車なのでインポーターの広報車両の用意などないものと思っていたら、先ごろさまざまな媒体でハローイエローの車両が用意されていることを知りました。

  ≪画像は拝借しました。≫
この車両について WebCG には興味深いことが書かれてあります。以下引用します。

>テスト車は、日本仕様にはないパノラマルーフながら、それでも車重は1090kg。
(引用終了)

上の広報車両の写真でも見て取れますが、パノラマルーフ付きというイレギュラーな仕様だったんですね! パノラマルーフの写真を他サイトから見つけました。

  ≪画像は拝借しました。≫
この仕様を広報車両に使うんだったら、日本仕様もパノラマルーフ標準装着にすれば良かったのにって思います。あれば欲しくなりますよね。この車両はモーターショー出展車両そのものなのかな(;_;)

ところで、200台の限定販売は抽選という方法が取られました。倍率はわかりませんが、惜しくも抽選に漏れた人も多かったよう。

インポーターはその事態をあらかじめ察知していたのかどうなのかわかりませんが、追加100台の限定販売という謎の行動に打って出たもよう。公式にアナウンスはしていない??
(※1/7 AM9時追記  Web記事によると、追加販売のことが記載ありました。でも、インポーターは発表がない?)

事の全容がまだ見えているわけではないのですが、以前35台限定で販売されたDS3レーシングのときを思い起こさせる流れのよう。あのときも公式アナウンスがないまま追加で販売されましたっけ。

追加100台は第一弾?と違って選べるボディカラーは3色のみ。どこにも記載が出ていないので詳細を書くことは控えますが、黄黒はないのに白と赤は変わらずラインナップ。
(※1/8 AM8時追記  HALKYさんが 何シテル?で上げていらっしゃいますが、とあるディーラーが詳細をブログで発表していました。ブランパールナクレ(62台);バルティックブルー(35台);ルージュアデン(3台))

でも青は色が変わってしまうようですね。

バルティックブルーと呼ばれるブルー。

これはマジで欲しいと思わせるきれいで素直に美しいボディカラーですね。

一時は日本導入が危ぶまれた?C4カクタスが台数限定であろうとも正規販売されたことは意義深いことだと思います。

さて、個人的にはC4カクタスはガレージに収めてみたいと思うクルマ。自分好みで言うならばディーゼル&MTの日本仕様が今後もし導入するのであれば、それはぜひとも所有してみたいですね♪
Posted at 2017/01/06 22:05:09 | コメント(6) | トラックバック(0) | シトロエン | 日記
2017年01月01日 イイね!

2017年年頭にあたってご挨拶

2017年年頭にあたってご挨拶
新しい年の幕開けです。皆さま、あけましておめでとうございます。

昨年は公私とも多忙を極め、イベントやオフ会にはほとんど参加できず仕舞いでした。それでようやく参加できたのが、6月のFFM(電車で参加)と7月の新潟オフ、10月のFBMくらい。

ことしは参加できるかなぁ。スケジュールと家庭と財布の兼ね合いを見ながら、無理のない範囲でできるだけ参加したいと思います。

さて、冒頭写真は1997年元日朝に届いた年賀状。今でも付き合いのあるディーラーからいただいたもの。

当時のプジョージャポンのイチオシは、前年秋日本販売開始したばかりの406セダン。早いものでもう20年経つのですね(;_;)  個人的に一番好きな06世代プジョーの時代だったなぁ。

・・・と感傷に浸りながら、このブログを記しています。あれからちょうど20年が経ち、現在の日本のプジョー(とシトロエン)のイチオシはBlue HDi ですもんね。日本のフランス車事情は大きく変わったもんです(^_^;)

さて、ことしは2017年。ブログではいつもと変わらず好きなクルマについて深く掘り下げていきたいと思います。どうぞことしもよろしくお願いいたします(^^ゞ


  2017年1月1日  Genta

Posted at 2017/01/01 12:05:34 | コメント(4) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

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