アタシハココニイルヨ・・・

　廃車体の路上違法放置というと、大阪でも例えば南港等の港湾地区、倉庫街の外れあたりでよく見かけた光景ですが（最近は減ってるかもしれない）、真夜中、峠越えの真っ暗闇の酷道でヘッドライトに照らされて急に現れた廃車体にギクッとしてしまった。

完全に１車線しかない酷道のすぐ脇の僅かな平地に無理矢理突っ込んだ形で放置された、初代か２代目のシルバーのステップワゴン。
ボディそのものは錆びもなくまだ新しそうに見えたものの、窓ガラスやライト類は徹底的に破られていて、車内もどうやら荒らされている模様（窓から何やらガラクタが顔を覗かせてるのが見えた）

そしてリアには大阪～和歌山の府県境の酷道という場所に不釣合いな『横浜』のナンバーが付いたまま。

恐らく何らかの『異常な手段』で元オーナーから離された後、紆余曲折あって横浜から何百キロも離れた和歌山の山に連れて来られ破壊され、夜になったら真っ暗な山道に放置される事になってしまったんでしょう。

家に帰ってから「横浜　ステップワゴン　盗難」で検索かけてみても引っかからなかったので、幸い（ではないですが・・・）みんカラユーザーのクルマではない模様。現場が真っ暗になった峠酷道でしかも１０時回ってたんで素通りしましたが、警察に一報入れてあげた方がいいのかな・・・。



クルマを手放す状況・クルマのラストは色々ありますが、こんな最期だけは迎えさせたくないですね・・・。