久しぶりの博多出張に、日曜から前乗りで弟宅へ。
久しぶりの飛行機の席は7割くらいの埋まり方。私のカメラを見たCAさんが気を利かせて、富士山が見える頃に空いた席にご案内しますと声かけてくれたのは有難かったけど、どうやらほぼ真上を通過したらしいのはご愛嬌。(^^)
この志賀島に繋がる海の中道を見ると、博多に帰ってきたぁ!って思うんですよね。
さて、せっかくだから、まず博多うどん!でも日曜昼にやってるうどん屋に心当たりがないなぁ。
空港に迎えに来てくれた弟が連れて行ってくれたのは、こちら。知らんかったばい。
うどんじゃなくて、博多皿うどん。長崎皿うどんのような餡掛けじゃないので、他所ではまず食べられない味わいです。
夕飯は、弟が朝から準備していたという水炊き。ぽん酢もいいけど、このスープに塩だけでも美味しいんだな。
義妹は「お兄さんの好きな豆ご飯も炊いてありますよ」と。その心遣いがうれしー。(^^)
新たに見つけたという酢モツは食感もタレも美味い!
月曜の朝は、松山のマスターズ優勝を反芻しながら、博多うどん。コレ、弟が外出自粛でできた自由時間に自主研究しているスメ(スープ)で、ごぼ天も含めてなかなかの出来。麺は難しいらしく、牧のうどんでテイクアウトですけどね。
月曜の仕事が終わると、懐かしの西鉄グランドホテルで会食。5人が斜向かいに座れる個室を確保して自主規制コードをクリアしたらしい。ありがとうございます。
9時に終わった会食からホテルに戻る前に大学時代の友人を呼び出して、腹一杯なのに締めのラーメン。長浜ラーメンとは異なる博多ラーメンの味わい。
ラーメン食べながらダベッていると、学生時代にタイムスリップする気分ですね。(^^)
火曜の午前はホテルの部屋からオンライン会議に参加し、ランチは約束していた高校時代の友人と因幡うどん。この友人とはうどん屋のはしごをしていた仲。注文も40年前と同じ。(^^)
あっという間の博多滞在でしたが、きれいになった空港に早目に行き、展望テラスを観たりして名残り惜しみ。
お土産はルーティンの丸ぼうろと梅ヶ枝餅に加え、何年ぶりかのひよ子。
創業120年なんですね。味もパッケージも変わらない安心感。
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実は今回の思わぬ収穫は、弟が実家から掘り出した亡き父の会社の社内報(1972-73年)に、父の追悼特集やその前年の周年記念特集に父の寄稿を見つけたこと。
結果的に父と同じ職業に就くことになった起点が、中2の時に病床の父を見舞いながら読んでいた父の本棚の2冊の本(P.ドラッカー「断絶の時代」、E.デボノ「水平思考の世界」)にあると思っているのですが、生前ほとんど会話を交わした記憶がない父の文章を読むことで、時空を超えて対話する気分でした。(^^)
印象に残った一文は、後進へのメッセージと思われる箇所で、「知識、技術、感覚、態度の自己鍛錬を、プロとして生きる為の条件と理解すべきだろう。」
特に「感覚、態度」の重要性を指摘している点は、「知識、技術」に偏りがちな現代においても通用する普遍的なメッセージではないかな、と。
いくつになっても、自己鍛錬ですばい。
Posted at 2021/04/15 02:06:25 | |
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