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2008年10月13日

献身 さり気なさの中にその強さを見た。

献身 さり気なさの中にその強さを見た。 昨日は幼稚園の運動会であった。

最近は運動会も色々な変化があり・・・例えば、ラインを引く「石灰」は「危ないから」というもっともらしい理由で、文部科学省が使用を控えるようにと言っていて、どんどん現場から消えて言っているのだという。

僕はこの「危ないから」という論理には大いに疑問を持っている。

確かに僕らの時代だって、目に入って大騒ぎになったりした経験があるが、小学校に入った時に、先生から「目に入ったら良くない」とか、その使い方を間違えると危険であるという事を説明を受けて体育や運動会で使っていた。

少しでも危険なモンは一切廃して・というのでは、余りにも綺麗さを求めすぎた純粋培養しすぎるのではないかと思うのだが、まぁ、目に入っただので親御などが大騒ぎをする事も容易に想像できるので、そちらの心配もしなくてはいけないのだが・・・

さてさて、そんな下世話なハナシは置いておいて、今回の運動会でいたく染み入った出来事が合った。

食事中もしくは、これから食事の方は、ここからはご遠慮願いたいのだが。。

今回の運動会には、実習の青二才も数人来ていたのだが、運動会が進みよいよ最後の競技を終え全員が並んでいた時、一人の年中さんの男の子が具合が悪くなったようで「もどし」てしまった。

その瞬間、担任の先生と他のクラスの先生が素早く駆け寄り、一人が介護をはじめ、汚れたグランドを手持のタオルで拭き、もう一人の先生が何と具合の悪い子供の口元に両手をかざして、「もどした」ものを受け止めたのだ!

この様子に、実習生は目が点になり立ちすくんでしまったが、その二人の先生は何事も無く淡々と事を進め、男の子のお母さんが来るまで介護を続けた。

子供たちの憧れの職業として、よく出てくる「保母さん」であるが、その仕事はキツク、瞬間の判断力が要求され、決して奇麗事を言える職業では無い。

まさに今回はそれを垣間見たような気がした。

この職業をしている方々が見ていたら当たり前・・・と言われそうだが、プロの仕事を見せ付けられた、そして優しさばかりが強調される職業だが、その「強さ」も見た運動会であった。



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Posted at 2008/10/13 20:52:18

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この記事へのコメント

2008年10月13日 21:23
こんばんは。

石灰のくだりですが、私も同感です。刃物を使って果物や野菜を切ったりする、ってのも昨今の親だと「あぶない」という一言でさせないんでしょうね。危ないのはわかるのですが、「刃物を扱うことが如何に気を使うか。」「刃物で手を切ることが如何に痛くて如何に危険か」ということを実際にやらせて教えることが一番大事なんですが…。そういうことがわかっていれば「リストカット」やら「刃物振り回して殺人」なんて考えはしないと思うんですがね。。。

子供を介抱した保母さんの方々。「仕事だから」とか「子供が好きだから」だけでなく、それ以上に「子供を如何に守るか」ということが即座に自然に出来る方々なのでしょう。プロ意識からこういう行動っていうよりもこういう行動が即座に取れるからこそ「プロフェッショナル」って言うのかな、と。まさに「(保)母は強し!」ですね!さて、青二才(笑)のイマドキ実習生の今後にどう影響しますか…。そっちもなんか「その後」を見てみたいデス(笑)
コメントへの返答
2008年10月16日 0:12
危ない物から遠ざける、何事も「安全」というキャッチで事なかれ主義。

物事の危なさ、良いことの反面を知らないで育った子供たちが大人になったらどうなるのか??

痛みや危険性を知らないから、それを使って他人を平気で傷つけるというのも肯けますね。

アクシデントを対応した保母さんですが、子供を守るという行為が自然に即座に出る・・・言われる様に単純な子供かわいさだけでは決して出来ない行為ですね。

ある意味で、先生の卵たちには、普通では経験し難い実習ではなかったでしょうか?

さてさて、この経験をどう生かすか?

僕も大いに興味のある所です。
2008年10月13日 21:33
失敗から学ぶこともあると思いますから、何でも『危ない』ものを排除するのはどうかと思います。カッターで手を切ってみないと痛みは分かりませんよ。(ちょっと乱暴(^_^;))
コメントへの返答
2008年10月16日 0:14
物事の危険性、痛みは、実際に体験しないと決して理解できないモンですよね。
言い換えれば、ワクチンの様なものです。

振り返ってみて・・・確かに痛い思いたくさんして来たなぁ。。。
2008年10月13日 21:51
こんばんは。

僕の妹、現在某小学校に勤務しており、その類の話をよく耳にします。
前半の話は、モンスターペアレンツ」対策
(テレビとかで紹介されているバカ親、実際に存在するそうです)
としては、後々でゴタゴタする事も考えるとある意味仕方ないとも思うのですが、当の子供達にとっては、少々過保護過ぎるのでは?・・・という気もします。
僕はまだ独身なのでそんな心配はありませんが(苦笑)、今の子供達が大人になったらどうなるのか、一抹の不安を感じます。

先に書いたゴタゴタで精神疾患に追い込まれた教職員も多数存在するようですし、「先手を打つ」という意味で、事前に危険回避をせざるを得ない状況に追い込まれているようです。
まあ確かに、教育現場に全く問題はないとは言いませんが、根本原因はズバリ「バカ親」の傍若無人な振る舞いにあるのかと。
この辺が解決できないと、前半の下りのような、「何で?」って疑問を感じる光景を目にする状況は無くならないでしょうね。

後半の下りは、とにかく「素晴らしい」の一言に尽きますね。
昨今、軟弱な教育者が増えているって話もよく耳にしますが、自身の仕事に対する「豊富な知識」「誇り」と「責任感」がないと、なかなかできないと思います。

子供達の将来について、とても考えさせられるブログでした。
読ませていただき、ありがとうございました。
コメントへの返答
2008年10月16日 0:20
親が子供を思う、安全な方向に導く、避けるというのは当然の行為ですが、それが度が過ぎると逆効果っていう事が分からないんでしょうかねぇ。。

大きな怪我をしない程度に、擦り傷切り傷、打撲は致し方ない・・僕も親ですが、毎日すり傷や小さなアザを作ってくる姿を見ると心配でもあり、また元気に遊んでいるんだなぁって思います。

そんな安心感は、無論、行かせる学校や先生への信頼感が大事なんですね。

今回のアクシデントを見て、ここなら大丈夫だと再確認した次第です。
2008年10月13日 22:47
 今は小さな子供でも、20年もすれば自分の事は自分で決めなければならない大人になるんですから、その時に困らないようにしてやらないと。
 危険なものを見分ける、うまい話や甘い誘いに乗らない、というような知恵は子供の頃の経験を通して培われるもの。「めんどうが起こらないように」という考えだけでは、教育は成り立たなくなってしまうように思います。
コメントへの返答
2008年10月16日 0:23
ホント過保護でですよね。

確かに親としては、子供が怪我したりすることは心底心配なんですが、そこをどこまで許容できるか?どこまで見守れるか?という事も大事だと実感しています。

面倒を避けていては、実践の時困るのは子供たちです。

子供を心配するのは当然でしょうが、それがかえって将来を危険にするという事を考えるべきですよね。
2008年10月13日 23:30
 ジムカーナスクールで、石灰は用意するのが面倒な上「消えない」からといって、小麦粉でラインをかいている会がありました。食べ物を粗末にしているという批判も出そうです。また、黒板の前で働き、生徒よりも何倍も石灰の粉塵を吸い込む先生の健康についても問題になったことがありますね。

 「危ない」事に関しては、お母さん方がうるさいのだとか?私には母親の心理はわかりません。

 グラウンド、土じゃないんですか???土だったらさっと干し返したものですが…。子供には土のグラウンドが良いと思います。
コメントへの返答
2008年10月16日 0:36
石灰のくだりは、吸引もそうですが「目に入って」というアクシデントの事を非常に危惧してからの事だと思います。

しかし僕らの頃は、目に入ったら、こんな危険があるから注意するようにと言われて、いい意味での自己責任を持たされて扱っていましたよね。
便利さもあるけど、その逆もある・・・それを理解して上手に使っていました。

危ない事を避ける母親の心理・・・これは、ある意味子供を持つ親であるなら当然の心理ですよね。
子供に危険な思いをさせたくない、怪我させたくないと思うのは当然の心理ですよね。
ただ「過ぎたるは、尚及ばざるが如し」で、危ない事などを極端に避けると、便利さばかり享受して、その裏を知らず、かえって自らを危険に曝したり、他人を傷つけてしまいます。

余りにも経験をさせない、反面を知らない無菌室状態の子育てや教育は、世間知らずの培養でしかないという事だと思うのですが。

もどした子供の対応ですが、まだイベントの最中、本来なら他の場所へ速やかに・・でしょうが、それが出来る状態でなかったので、土の上ではなく、手で受け取った訳です。

僕はこの先生の判断対応は、実に的確で正しい行動だったと思いますねぇ。

なかなか僕も事細かい部分まで描写が出来ず心苦しいのですが、そういった状況でした。

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