
よいよ気まぐれ旅行「新潟紀行」の最終日になった。
実は二日目の
大観荘 せなみの湯 に泊まった夜中、目の覚めるような雨が降り帰りを心配したのだが、朝方には止んで雲もはれてくれた。
朝9時少し前に、遅い朝食をとり、10時には宿を出た。
折角、瀬波温泉に来たのだから・・・・という事で、帰り道にある、僕の新潟でのお気に入りの甘味処
村恭 へも寄ってみた。
実は、ココへ寄る事も想定して、保冷が効く保冷バッグも用意していたのだ!!
そうそう、
村恭 は数年前、村上市にえらく新しい店舗を構えたのだが、いえいえ、やはり本家本元、発祥の地である、この木造の店舗に行くのが
「ツウ!」 である。いつものおばちゃんが居て、子供が居るとオマケをくれたりする、昔ながらの人と人との繋がりにホッとするのだ。
保冷バックに、おばちゃんが気を利かせてくれて保冷剤を、クレープと一緒に詰めてくれて出発となった。
ここから新潟までは、あえて下道を使う事にした。国道113号線だ。
このルートは、真横に海が見えたり、春にはチューリップが咲き誇る花畑の横を通ったりする景色の変化に富んだドライヴルートだ。
海岸線沿いでは、防風林の中を真っ直ぐ突き抜けるような場所もあって実に走るのが楽しいモンだ。
正直、信号も少ないので高速を使わなくとも意外に早く新潟市内まで到達できる。
新潟東港の穴場の安いガソリンスタンドで給油して、日本一信号の無い道路「新新バイパス」にのぼり一路新潟市内のある場所へと向かった。向かったのは、LIMITED号を売ってくれた僕の大事な方がいらっしゃる
新潟日産のスイングスクエアー店 で、アポなしで伺ったのだが、立場のある人となった今も貴重な時間を割いて頂いたのには感動した。
途中トイレに中座したのだが、相変らず掃除が行き届いて実に気持ちが良い。
ちょっとしたデッドスペースに、カラーモデル用のキューブなんて置いてあったりして、殺風景になりやすい場所なのに微塵もそれを感じさせないセンスは大したモンだ。
貴重な時間を過ごした後、後ろ髪を引かれる思いだったが、
新潟日産のスイングスクエアー店 を離れ、新潟最後の場所 「新潟ふるさと村」 に X-Car を進めた。
ここには新潟県内の物産が一同に集まり、さらに食事も出来る場所だ。
しこたま安い海産物を漁り、さらに新潟市といえば「果物」でしょう!という事で、「ラフランス」に「桃」を買い、そして「笹団子」も所望。
そうそう、忘れてならないのが
「鮭」のフレークだ!宿でも買ったのだが、さらにここでも買い増ししてしまった・・・これをアツアツのご飯に載せて食べる至福さは何ものにも替えられないモンだ。
二泊三日に渡って新潟を満喫したのだが、やはり人と人との繋がりに尽きた旅だった気がするのだ。
マナーの良い宿泊所や、行く先々での暖かい会話の数々。
こうした長距離での移動で、X-Carの非凡な走行性と疲労度の少なさも際立っていた。
速度を上げれば上げるほど燃費が良くなるという天邪鬼もご愛嬌で、早い速度での安定性も14万キロ超の中古車として実に頼もしいモンだ。
私の前の所有者も、記録簿の距離などの推移を見れば、ほとんどが高速を使っている様子からも、長距離での移動ではまったく頼もしいクルマだと実感した次第だ。
あとは、まったく本国とはかけ離れたステータス性を持たされた日本での現状などを思うと少々複雑な気持ちもすることは事実。考えに考えられてエレキ仕掛けを満載し、それが尽く壊れるのは、何だか日産車ぽくもあって愛着を感じる。
新潟での暖かさと共に、久々に長い時間クルマと過ごす事が出来て、実に楽しい3日間であった。
ありがとう新潟、そしてご苦労様 X-Car。
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Posted at
2009/08/11 07:00:34