昇陽 廣島縣人ならご存知！サンライズの秘密。。。。

皆さんは「サンライズ」というパンをご存知だろうか？？

最近は全国津々浦々広まった「リトルマーメード」というパン屋の一品と言った方が言いのだろうか？

おいおい、これは「メロンパン」じゃないか！？といぶかる御仁も多かろうが、広島では多くの人が、これを見ると「サンライズ」と言ってしまう・・・と言ってもいい一品なのだ。

「リトルマーメイド」は元々、広島で創業した「高木ベーカリー」が展開したチェーン店で、僕にとって特別でもなんでもない「パン屋」であった。

それが今ではちょっと名の知れたパンのお店になろうとは！！

さてさて、なぜ全国的には「メロンパン」と呼ばれる、この姿形の「菓子パン」が「タカキベーカリー」・・・「リトルマーメイド」では 「サンライズ」と呼ばれるようになったのだろうか？？

僕の記憶では、昔・・・そうそう僕が小学生の低学年より前だ、広島市内のパン屋に行くと「メロンパン」というものが存在していた。
それは今のまぁ～るい形ではなく、学校給食よろしく長細い形をしたジャムが中に入ったパン・・であったように記憶している。

それが僕が覚えているのは昭和４５～４６年頃、世間一般でいう形のメロンパンの様相で￥５０か￥６０で「サンライズ」というパンが近所のスーパーで売り始められた・・・様に思う。。。

つまり「サンライズ」が発売された時点で、広島ではコッペパン形状の「メロンパン」が存在した為に、その姿があたかも朝日が昇る姿になぞらえて「サンライズ」というネーミングで売り出されたのではないか・・と推測できるのだ。

それが綿々と受け継がれ、今でも「リトルマーメイド」では「メロンパン」と言わずに「サンライズ」という名前で売られている・・・というのだろう。

広島を出て二十数年・・・・

「リトリマーメイド」が広島を発祥とするパン屋である事は意外に知られていないのは残念だが、そこで並べられている「サンライズ」を見ると、ついつい広島の事を思い出してしまう徳小寺　無恒なのである。

パンのネーミングひとつとっても歴史が秘められている・・・なんとステキなハナシだろうか。

明日は久々、近所のジャスコでも行って「リトルマーメイド」の「サンライズ」を食してみようと思うのだった。



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