
3時間以上経つと、さすがに欧州慣れしている私も少し焦ってきました。
このままサーキットから帰れなければどうしよう。しばし忘れていたけど英国には仕事に来てるんだしサーキット訪問は単なる訪問場所移動日の余興、月曜日の朝からみっちり顧客との打ち合わせが詰まっています。(言い訳ではないですが、仕事のスケジュールは完全に自分で決められますが、サーキット訪問のために金曜や月曜を休みにしたことはないです。顧客Aから顧客Bへの移動の途中にサーキットがある場合にのみ訪問し、金曜日までと月曜日の朝からはみっちり打ち合せスケジュールを組むにしているのです。そのほうが心置きなくサーキットを楽しめます。)
数少ないタクシーを捕まえるために道路の先を見渡せる場所に陣取り、何度かトライしているうちに、3回目くらいでタクシーを確保できました。タクシーに乗ればそのままMilton Keynesまで直行。そこからロンドンまで1時間もかかりません。駅までは途方に暮れているアジア人の女の子1人を同乗させてあげました。話してみると、台湾からF1を見るために1人でやってきたF1ファンとのこと。彼女にはタクシー代を請求しなかったのは言うまでもありません。しかしこちらに同行者がいたので駅でバイバイ。ちょっと残念でした・・・(笑) その時は「台湾から女の子が1人でF1を見るためにわざわざ英国まで!?」と思いましたが、最近仕事で台湾にもよく行くようになると、それも頷ける話だと思うようになりました。台湾の経済発展はすごいし、女子の独立心も旺盛です(気が強いとも言う 笑)。
翌日の決勝日はレンタカーでロンドンから出かけました。全く問題なく、大した渋滞もなくサーキット駐車場に到着。シルバーストーンは絶対に車で行くべきですね。
あのDo you have a Honda?のCM(バスで楽しそうに英国サーキットに向かう映像)はイメージ映像だったのでしょうか? そんなことしてるから実力もEarth boundになっちゃうんだよ。
追伸: 某フジサーキットでの復活後の最初のF1レースは雨の中、運営が酷すぎて観戦者は悲惨な目に遭ったそうです。その際にNetを見ていたら辛口の評論家が英ITVで「富士の運営は素晴らしかった。ぜひ各国も見習うべきだ。」と書かれていたので、思わず一般観戦者の悲惨な状況をメールで教えてあげました。マスコミや関係者の方はシルバーストーンの悲惨な運営状況もまったくわからないんだろうなぁ・・・
*写真は世界遺産のロンドン塔です。
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F1 | 日記
Posted at
2020/12/12 16:19:37