前回のジェミニ・イルムシャーの前に、憧れていた車があったのを思い出しました。
日本では30年以上時代が早かった車・・
世界初の3気筒1リッターディーゼルターボ・・
トルクの太いディーゼル+ターボ・・
航続距離の長いディーゼルに日本では税制優遇で格別に安い軽油・・
走り回りたい若い人には最適です・・(^^)
クリーンでシンプルなスタイルに淡いブルーの2トーンのイメージカラーが知的な感じがしました。
日本では乗用車にディーゼルが全く主流じゃなかった時代に敢えてのイメージ。
(それ以前には初代ジェミニのディーゼルターボのみでした。)
後期型でより近代的なフロントとリアになって、ブルーの2トーンがよく似あいます・・
内装は同時期のガソリンターボとほぼ同じ・・
ガソリンターボと比べてレッドゾーンが低く、メーター文字色がイエローでした。
800㎏台の軽い車重に1Lディーゼルターボ・・
乗って見たかったです・・
結局私は、社会人2年目に後期型のデトマソではない普通のガソリンターボを、走行距離の少ない中古車で購入しました。
当時は数年で会社を辞めて人生を変えたいと思っていたので、長期的視野に立った新車は買えなかったです。貯金などの持ち金を減らすのも怖かったですし・・(会社や仕事仲間には恵まれていましたので感謝しかありません。私個人の問題です。)
これは前期型のガソリンターボのCM。
今の基準で考えると、わずか80馬力(しかも当時のエンジン単体のグロス値)でしたが、重量が800㎏前後で軽量でしたので、軽くて速くて面白かったです。
足周りはフルノーマル純正のままで満足できた数少ない車の一つでした。
(思えば、今まで10台以上の所有車の中で、この車と2代目MSアクセラの2台だけ。)
200台限定ラリー仕様の、シャレード926。
当時のターボ係数を考慮して926ccに抑えた専用車。
当時実家の近くの書店の駐車場で偶然見掛けた時は興奮しました(^^)
当時ダイハツはラリーにも力を入れていました。
最小排気量車としての結果も出していました(^^)
このポスターの右上は、当時出た後期型白色塗装仕様ですね。
私の車は、バンパーとラジエーターグリルが黒色でした(^^)
月日は流れて4代目シャレードにはデトマソ仕様が復活していました。
1.3L向けの車体に1.6Lスポーツエンジンを積んだ車。
私はカッコよくて運転して面白いと思ったんだけど、あまり車好きでない友人に勧めて失敗しました・・(^^;;
デトマソ社創業者のアレッハンドロ・デ・トマソ(Alejandro de Tomaso)は1993年に64歳で病に倒れ、その年に実質的にデトマソ社の事業が縮小しているので、1993年に発売されたこのシャレード・デトマソが実質的なデトマソコラボの最後になってしまいました。
ダイハツはその後にデトマソ風カラーリングのショーカーを出展していますが、2003年にデトマソが死去し、会社が解散してしまった今となっては、ダイハツ+デトマソの復活はないようです・・
時代は流れます・・
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街角の名車たち | 日記
Posted at
2022/07/27 21:47:39