薔薇の香る世界遺産の中世市場都市 / Provin, France

　ある日、Paris近郊の顧客との打ち合わせが思いのほか早く終了し、夕方の便まで時間があるので、空港までの道のりで少し寄り道をしてみました。






　Paris南部の近郊にあるProvin（プロヴァン）。

　古代から中世にかけて発達した都市、セーヌ川に近く、Paris近郊の交通の便が発展の原因の一つでした。

　フランス南部にあるProvence（プロヴァンス）とは違う場所にあります。



　町の中心にある広場。

　中世の木の柱の見える古い建物があります。



　町の中心広場にあるレストラン。

　ランチメニューで「中世のメニュー」を選びました。

　できるだけ中世の人々が食べていた調理法やメニューに近づけた料理（＾＾）

　食べてみると、、

　、、、おいしくない、、、orz

　やはり昔の料理は調味料も調理法も発達していないので、素朴、というか、余り味のない感じですね、、（＾＾；；

　10数年前に、九州の人吉駅で買った、「昭和の有名な駅弁」を食べた時のことを思い出しました。



　中世の城塞都市であるプロヴァン。狭い旧市街に22個の塔があると言われています。

　12世紀に建てられたセザールの塔。



　12世紀に建てられたサン・キュリアース教会。



　シルバーに輝く円形のドーム。

　ゴシック形式とは全く違う風貌です。



　中世に建てられた塔と地味な建物が並ぶ静かな町・・

　この街は、中世の十字軍遠征でもたらされた薔薇によって、バラを使ったジャムやスイーツが有名なようです。



　2001年12月に世界遺産に認定された街並み。

　Parisから比較的近い場所にある世界遺産の街ですが、観光客も少なかったです。

　フランスの本当の中世の街。長い間、時代に取り残されたから中世のまま街並みが残っているのです。個人的には、あまり見るところもない地味な町のような気がしました。