世界の博物館　ZF Friedrichshafen博物館　その3

　ドイツ、スイス、オーストリアの国境近くのボーデン湖畔の山の中にあるZF社。

　ZF社博物館の続きです。






　1946年製造の　ZF Champion。





　WW2後のZFの試作ミニカー。





　Triumph製、空冷、2気筒、2ストエンジン、196㏄、5馬力で50km/h出せました。





　1946年に3台から5台が製作されたようですが、2005年にZF社がレプリカを制作したようです。この1台はそのレプリカでしょうか。





　ある意味有名なトラクター、Porsche Junior。





　1952から1963年まで、Porsche-Diesel社によって製造されたトラクター。

　空冷1気筒、822㏄、14馬力、ディーゼルエンジン。





　25年以上前にStuttgartのPorsche博物館で見掛けたことがありました。

　25年前はPorscheもBenzも工場内の一画に入場無料の小さな博物館がありました。

　そんなPorsche博物館にある日、数台展示されていた1台がこのPorsche Juniorでした。





　LKWトラックのトランスミッション？





　ZFの技術なのでしょうが、門外漢の私にはよくわかりません。





　この博物館の展示車両はすべてZFの製品や技術が使われているのでしょうが、残念ながら全然詳しくない私にはどこのどの技術がすごいのかは分かりませんでした。





　本当に偶然通りかかったZFの本社と博物館ですが、このような会社に付属する小規模な無料の博物館は風情があって好きです。

　かつて25年以上前のポルシェやベンツの博物館も工場の一角にあるファン向けの無料展示でした。

　欧州有数のトランスミッションメーカーのZF。

　なぜこんな国境の山の中の湖の畔にあるのでしょうか？

　Robert Boschやポルシェ、ベンツはStuttgart、BMWはミュンヘンなど、都市部にあるのが普通の気がします。

　その訳については、次回のブログにて。